掲載開始日:2025年7月8日更新日:2025年7月8日
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令和7年6月18日(水曜日)午後2時53分から午後3時48分まで
宮崎県総合保健センター5階大研修室
髙村委員、野村委員、日髙委員、松本委員(代理:綾町福祉保健課入船課長)、阿部委員、山下委員、竹森委員、大山委員、中窪委員、上杉委員、山田委員、児玉委員、前田委員、中村委員(代理:宮崎県立看護大学松本教授)、安武委員
所長、次長、総務企画課長、健康づくり課長、衛生環境課長、衛生環境担当主幹、総務企画担当
各議題について事務局より説明があった後、次のような意見が出された。
(委員)
40代以下の医師はほとんど麻疹の患者を診察した経験がないので、診断が遅れる可能性がある。宮崎県内で麻疹が発生したら保健所は大変な状況になるだろう。
事務局からの説明にもあったが、合併症で亜急性硬化性全脳炎というのがあるが、元気にしていた児童が、だんだん運動ができなくなり、意識がなくなる、痙攣が起こる、そのうち寝たきりになるというようなもので家族も非常につらい思いをする。ワクチンで防げるものであるので、絶対麻疹を流行させてはいけないと考えている。
(委員)
宮崎、南九州は鶏を生食する習慣があるので、カンピロバクターによる食中毒は一定数発生している。
お腹が痛いと受診して、特に血便がある場合は必ず生で食べてないか聞く。小学生ぐらいがお父さんのつまみをちょっと食べたということは結構ある。
市販の鶏の3割はウイルスが付いていると言われているが、火を通せば全然問題ないので、必ず火を通すこと。表面をあぶっても、生のところにはカンピロバクターがいるので、注意が必要。
(委員)
新型コロナウイルス対応では、保健所からの情報と現場の指導が不可欠であることを再認識した。
個人によるSNSを通じた食品販売による食中毒リスクを懸念しており、通信販売での食品が原因の食中毒が発生した時、保健所との連携がより重要となると考えている。今回の会議でその重要性を再認識したところであり、今後も連携を密にしていきたい。
宮崎県中央保健所総務企画課
電話:0985-28-2111
ファクス:0985-23-9613
メールアドレス:chuo-hc@pref.miyazaki.lg.jp