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掲載開始日:2023年8月21日更新日:2023年8月21日

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令和5年度宮崎県小林保健所運営協議会の議事概要を公開します

1.開催日時

令和5年7月18日(火曜日)午後3時から午後4時30分まで

2.場所

小林保健所2階多目的ホール

3.出席者

(1)委員

宮原会長、村岡委員、高妻委員、横山(良)委員、内村委員、濵田委員、大仁田委員、吉村委員、吉[つちよし]脇委員、前田委員、横山(政)委員、大浦委員、山崎委員、池田委員、稲田委員、小城委員、松田委員、弓削委員

(2)事務局

所長、次長(総括)兼総務企画課長、次長(技術担当)兼衛生環境課長、都城保健所衛生環境課長(兼小林保健所)、総務企画担当副主幹、疾病対策担当副主幹、環境対策担当副主幹、衛生担当副主幹、都城保健所監視指導担当主幹(兼小林保健所)

4.議題

(1)新型コロナウイルス感染症の振り返りについて

(2)自殺対策の現状と取組について

(3)薬物乱用防止について

(4)災害時の保健・医療体制構築に向けた取組について

(5)その他

5.議事要旨

(1)新型コロナウイルス感染症の振り返りについて

(委員)

今後、新型コロナウイルス感染症が、5類感染症から2類感染症に移行するということがあるか伺いたい。

(事務局)

感染症の類型の移行は、ウイルス株の変化が相当大きなものでない限り、簡単なものではない。少なくとも国からのそういう動きや情報はない。

(委員)

まだ新型コロナウイルス感染症が終息したわけではないと思っているが、この3年間を振り返って、次に生かす取りまとめや反省等を公表するようなことがあるのか。

(事務局)

感染症健康危機管理所管課で予防計画の見直し等が予定されている。この3年間の新型コロナウイルス感染症の対応が、新たな感染症に生かせるような予防計画につながっていくものと思っている。

(委員)

この3年間、病院で勤務していた。朝早くから遅くまで少人数で病院が動いている中、昨年の今頃に、保健所も行政の方も大変だったのはわかるが、それぞれ県に聞いてくれ、保健所に聞いてくれと言われ、どうすればいいか分からず、暑い中、患者さんを外で待たせたまま対応に苦労したことがあった。またこのような感染症が起こった時にすぐ動けるような形を早急に作っていただきたい。

(事務局)

この3年間、西諸地域で培ってきた体制や構築してきた関係を、新たな感染症が発生した際に生かしていけるような対応を考えていきたい。

(2)自殺対策の現状と取組について

(議長)

アルコール依存症からの自殺が結構多いということを聞くが、西諸地域は、アルコールを飲む量が多いという話を聞いたことがある。

(事務局)

国保のシステムで調べたところ、西諸地域2市1町は2合以上、3合以上飲む方の割合が多いということが明らかになっている。

(委員)

「ひとりで悩まないで誰かに話しませんか」とあるが、話せる時は死なないと思う。一番多い理由として病気とあるが、大きな病気になった時、これから先の自分の体調等の不安が大きいのだと思う。病院で、自分の病気を宣告された時に、医者の「大丈夫ですよ。」というような一言があると違うのかなと思うので、家族への対処等、そのあたりのフォローをお願いしたい。

(事務局)

自殺対策の研修を受けた時に精神科の先生からお話を聞くこともあるが、入れ歯をなくした、めがねがどこかにいった、といった理由も自殺の原因になりうるのだときいた。何かいつもと違うなと気づける、一番本人の近くにいて、その時に声をかける人がいるということが非常に大事。現在、各市町においてゲートキーパーの育成に取り組んでいただいている。最近何か吹っ切れたというようないい面であっても、実は自殺する直前の予兆だったのではないかというような話もあるので、やはり一人一人が、いつもと何か違うなという気づきを大事にしていかないといけないということで、私どもも取り組んでいるところである。いろいろご協力をお願いすることもあると思うので、また今後とも皆様にはよろしくお願いしたい。

(議長)

自殺対策の問題は、私も重い病気になっておられる方と直接お話することがあったが、話をしてくれるのに5、6時間かかった。その状況で、回復したとまではいかないが、自殺にはいかなかったことがあった。3時間でも4時間でも話をして、なんと言われても、あなたのことを思っているからということを言ってあげると応えてくれた。こちらが諦めてしまうと自殺の方向へいってしまうのかなというようなことを、私自身も経験したことが何度かある。ものすごく時間がかかる問題だと思うが、余計なおせっかいで救われることがあるので、皆さんにもよろしくお願いしたい。

(3)薬物乱用防止について

(委員)

大麻の検挙が増えており、低年齢化しているという事だが、インターネットで手に入りやすい状況があると思う。その流通を止めるための警察との連携等があれば教えていただきたい。

(事務局)

大麻で相談を受けたことはないが、そういう場合は警察と連携して対応しなければならないと考えている。若者に広がっているのは、やはりインターネットで簡単に検索ができて、手を出しやすい状況にあるからだと思う。

(委員)

警察の方では、警察庁が中心となり、インターネット上の薬物取引をサイバーパトロールしている。

(委員)

薬剤師会を代表して一言。薬物は、いきなり覚醒剤からということはない。たばこや医薬品がその入り口になる。現在、医薬品のオーバードーズが問題になっている。薬局では根掘り葉掘り聞くのでなかなか買えないが、インターネットでは学生も簡単に買える状況。薬物は1度手を出したら、ご褒美ホルモンが脳から出てくるのでやめることが非常に難しいということを、子供たちに何度も繰り返して話すことが大事なので、こういう活動を皆さんと一緒にしていきたいと思っている。

(委員)

小学校低学年ぐらいから、偏頭痛と診断を受けて、頭痛薬を飲ませていると言われる保護者がいる。これもちょっと気になるところである。薬物事犯の西諸地域の実態を教えていただきたい。

(事務局)

県のデータはあるが、西諸地域個別のデータが見つけられなかった。薬物乱用防止教室は、保健所だけではなく、あちこちでしていただいて何回も聞かせることが大事なので、今後ともご協力をお願いしたい。

(事務局)

委員の皆様からご指摘ご意見がありましたように、医薬品の規格外の飲み方(オーバードーズ)が、大麻や覚醒剤へのはじめの一歩になると思っている。オーバードーズは、10代、中学生・高校生で流行しているというのをよく聞くが、統計では出てきていないのが実状である。小学生・中学生・高校生の啓発教育が今後重要になってくるので、保健所としても、薬物は大麻、覚醒剤だけではないという認識を持っていきたいと思っている。

(4)災害時の保健・医療体制構築に向けた取組について

(委員)

大規模災害というのは、どういったものをいうのか。

(事務局)

調整本部を立ち上げるきっかけとなったものが、本県で懸念されている南海トラフ巨大地震であり、それを念頭に動いているところである。その他、西諸地域であれば、えびの大地震や新燃岳噴火、川内川浸水などもあったので、過去の被災についても併せて考えていきたい。

(委員)

大規模災害に対応した、こういった体制を作っていただいていることに大変感謝を申し上げる。最終的な対策本部長になる首長からすると、西諸医師会と同じような協定を結んでおり、この西諸3つの自治体は、宮崎県南部地域の大規模災害の連携等も行うことになる。組織がたくさんあって、情報が混乱しないような体制作りをぜひやっていただきたい。

(事務局)

西諸地域の保健医療福祉調整本部の設置手続調整については、各市町村の危機管理部局、福祉関係部局、医師会の方々にも相談して、ご指摘があったような問題が起きずに円滑に動くよう努力してまいりたい。

(委員)

えびの市は鹿児島県、熊本県とも県境を接しているので、保健所の管轄を超えた連携や、医師会の区域を越えた連携も大事になってくるので、そのあたりもよろしくお願いしたい。

(委員)

介護保険事業所の方では、BCP計画を作成しないといけない事になっており、今年度研修をしたところだが、全体での訓練もした方がいいのではという話が出ている。そういう訓練に参加していきたいと思っているがどうか。

(事務局)

訓練のご協力意向について、大変ありがたく思っている。今年度については国主導の訓練が、災害拠点病院を中心にやっていくことで決まっているが、この地域保健医療福祉調整本部の骨格が決まった次年度以降、西諸地域独自の訓練をやっていくようにという話もあるので、その際にまたご相談させていただけたらと思っている。

(5)その他

(委員)

普段はマスク着用をしていない。暑い時は歩くだけで苦しい。今日もしてこなかったが、保健所の皆さんはマスクをしている。医療機関に行く時や、高齢者施設に行く時には、マスクの着用を心がけているが、普段の時にマスクをすることによって身体への負担はないのか。

(事務局)

マスクはウイルス対策のためだが、苦しかったり、蒸れたり、いろんな功罪がある。時と場合によって皆様のご判断でということになると思う。今日は、新型コロナウイルス感染症患者がかなり増えてきている上、この会場に多数が集まるという状況を踏まえてマスクをしている。

(委員)

新型コロナウイルス感染症が5類になり、保健所に頼らず自分たちで対応していかないといけなくなり、自分たちではわからないと福祉施設の方が言われていた。今、どういう対応になっているのか。

(事務局)

高齢者施設に限っては、利用者、職員とも1例出た時点で保健所に報告が上がってくる体制になっている。また、10例を超えるような場合も、その報告が上がってくる体制になっており、保健所ではどこの施設でどういった状況になっているかというのは把握している。施設からのご相談に対しては随時対応させていただいているところである。また、今後は発生する前の予防的な取組として、希望する施設について、施設に出向いて現地を見ながらの実地指導を考えている。

(委員)

障がい者の施設では、心の安心感としてマスクをしている面がある。マスクはその時の状況に応じて対応が違ってくるのかなと思う。また、災害の時の障がい者への対応が気になっている。宮城と熊本の災害の際、ボランティアを行ったが、障がい者への対応がなかなかできていない。発達障がいの子どもなどは、大きな公民館に入れなかったりする。障がいのある人もない人も高齢者も子供もいろんな人が安心して、災害時でも受け入れられるようにしていかなければならないと思う。基盤がしっかりしていれば、同じところでなく、違うところでもいいのではないかと思っている。

(議長)

委員の皆さんにたくさん発言していただいた。委員全員に発言してもらおうと思っていたが、7名の方に発言の機会を与えられなかった。何か保健所に対してこうあって欲しいというような要望等ありましたら、遠慮なく保健所の方に伝えていただけるといいと思う。ご協力をお願いしたい。

6.資料

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お問い合わせ

宮崎県小林保健所総務企画課
電話:0984-23-3118
ファクス:0984-23-3119
メールアドレス:kobayashi-hc@pref.miyazaki.lg.jp