掲載開始日:2021年4月1日更新日:2023年4月1日

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介護保険制度について(回答)

1.介護保険って?

誰もが介護が必要になっても、安心して自分らしく暮らせる老後を望んでいます。本格的な高齢社会を迎えている我が国では、介護が必要な高齢者が増える一方で、介護する人も高齢になり、また、働きに出る女性も増えるなど、家族だけで介護することは難しくなっています。

そこで、平成12年(2000年)4月に介護を社会全体で支える「介護保険制度」が創設されました。

介護保険制度のあらまし

運営主体

制度の運営主体(保険者)は、市町村です。

宮崎県では、26市町村(令和5年4月1日現在)が保険者として介護保険の運営を行なっています。

加入する方

第1号被保険者

65歳以上の方

第2号被保険者

40歳から64歳までの医療保険に加入している方

サービスが利用できる方

第1号被保険者
  1. 寝たきりや認知症などで常に介護を必要とする状態(要介護状態)の方
  2. 常時の介護までは必要ないが、家事や身じたく等、日常生活に支援が必要な状態(要支援状態)の方
第2号被保険者

初老期認知症、脳血管疾患など老化が原因とされる※16種類の病気により要介護状態や要支援状態となった方

特定疾病(16種類)
がん末期 関節リウマチ 筋萎縮性側索硬化症 後縦靱帯骨化症
骨折を伴う骨粗鬆症 初老期における認知症 パーキンソン病関連疾患 脊髄小脳変性症
脊柱管狭窄症 早老症 多系統萎縮症 糖尿病性神経障がい・糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
脳血管疾患 閉塞性動脈硬化症 慢性閉塞性肺疾患 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

保険料のお支払い

第1号被保険者

原則として老齢・退職年金、障がい年金、遺族年金の支給時に自動的に納めていただきます。

第2号被保険者

加入している医療保険の保険料に上乗せし、一括して納めていただきます。

利用料の負担

  1. 自己負担
    介護保険からサービスを受けたときは、原則としてかかった費用の1割(一定以上の所得がある方は2割もしくは3割)を本人が負担します。施設に入った場合には、費用の1割等の利用者負担のほかに食費と居住費も負担します。
  2. 高額介護サービス費
    自己負担が高くなりすぎないように、自己負担分の上限を設けます。特に、所得が低い方は、一般の方よりも低い上限を設定します。

お問い合わせ

福祉保健部長寿介護課医療・介護連携推進室   

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7344

メールアドレス:iryokaigo@pref.miyazaki.lg.jp