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掲載開始日:2014年6月26日更新日:2014年6月26日

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平成26年度第3回知事とのふれあいフォーラム

第3回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)

内容

開催日時等

開催日

平成26年6月26日(木曜)午後2時から3時30分まで

場所

えびの市文化センター大研修室

参加者

えびの市の皆さん27名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 皆さんそれぞれお仕事等でお忙しい中、また、あいにくの雨で天候の悪い中お集まりいただき感謝。
  • えびの市では、4月に熊本県で発生した鳥インフルエンザや現在本県でも問題となっている豚流行性下痢(PED)に関しては、消毒ポイントを設置するなど早期の封じ込めに御尽力をいただき心から感謝。
  • このフォーラムに出席する前に農林水産祭の村づくり部門で天皇杯を受賞した田代地区の「陣の池」を拝見した。本県の地域づくりにおけるモデル事例であり、県外にも誇ることのできる事例である。その他、道の駅の利活用など地域振興に関しては本日の話題にも出てくると思う。
  • 県政の推進には地域で活躍されている皆さんの生の声や思いをお伺いし、それに対して県の考え方や知事としての思いを伝える双方向のコミュニケーションが重要である。
  • そこで、県では地域の住民の皆さんと意見交換をするこの「知事とのふれあいフォーラム」の他に、地域の首長と意見交換をする「円卓トーク」や各市町村の幹部職員と意見交換をする「くるまthe談義」を実施している。
  • 意見交換では全ての内容に回答し、「あれも、これもできる」と申しあげることはできないが、対話の中でえびの市及び本県の発展について方向性を見出すことができればうれしい。

 

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フォーラムの様子

 

(写真)平成26年度第3回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子1

(写真)平成26年度第3回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子2

えびの市の皆さん27名が参加しました。

 

(写真)平成26年度第3回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子3

(写真)平成26年度第3回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子4

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

 

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主な意見等

  • えびの市の光通信網の整備について
    えびの市には一部の地域を除いて光通信網が整備されておらず、NTTに相談しているがいまだに整備されない。企業誘致にも影響が出ると思うので、えびの市内全域における光通信網の整備に向けて知事にもフォローしてほしい。
  • 過疎地域の支援について
    (1)後継者不足や高齢化により里山の手入れ等が難しくなっている。県に里山保全に対する取り組みをお願いしたい。
    (2)過疎地には嫁が来ないと同時に過疎地の女性は他地域に嫁いでしまう。過疎地域における結婚しやすい環境づくりを支援してほしい。
  • 米の特A産地に向けた取り組みについて
    米の特A産地を目指しているがなかなか難しい。九州では本県だけ特A産地にランクされていない。他県では県と経済連が主体となって本格的に取り組んでいるので、県でも積極的に取り組んでもらいたい。
  • 消防団活動について
    (1)消防団員出動時の日当については一昨年度改正され1日2,600円となったが、大規模災害等で1週間~10日間の出動が必要になった場合、この金額では少ない。県からの補助は検討できないか。
    (2)えびの市では災害時の情報収集のため防災バイク隊を組織している。この防災バイクを購入する際に県の補助制度に申請したが、バイクの装備についての注文があり1台あたりの経費が高くなったため、結局市の予算で購入することになった。補助制度は各市町村で必要とする装備で認めてもらいたい。
  • 畜産試験場における豚流行性下痢(PED)の発生について
    県の畜産試験場で豚流行性下痢(PED)が発生した。指導機関として見本となる施設を目指してほしい。
  • 鳥獣被害対策における電気柵設置の助成について
    鳥獣被害対策における電気柵設置の助成については、被害を受けている地域の農家が3戸以上で申請する必要があるが、地域によっては1戸で広大な農地を管理している場合がある。農地の集積をおこなっているのであれば、農地規模に応じた基準に緩和できないか。
  • 池島川の改修工事について
    池島川に頭首工を設置し、400町歩規模の農業用水を確保しているが、昭和30~40年頃に設置されたものであるため計画的な改修工事をお願いしたい。改修工事においては堰をかけることで土砂が池島川に流れ込むので対策をお願いしたい。
  • 子どもを取り巻く環境と地域の活性化について
    (1)えびの市では少子化により子どもが減っていることから地域の活動も停滞気味である。市では地域活性化のため地域の活動に対しての補助事業があるが、県でも使いやすい補助事業を設けてほしい。
    (2)現在、飯野高校の再編の話があがっているが、学校があることで地域の活動が生まれてくるので、なんとか存続させてほしい。
  • 伝統工芸士の育成について
    担い手対策の意味からも伝統工芸士・品にもっと光が当たるようにしてもらいたい。また、士や品の認定について、落選の場合、製造に従事した年数が足らない等は言われるが、有識者が審査した結果何がダメだったのかも教えてもらえるようにしてもらいたい。
  • えびの高原や矢岳高原へのアクセス道の改良について
    えびの市では道の駅の開設により交流人口が増加した。東九州道の整備に伴い、えびの高原や矢岳高原方面を訪れる観光客も見込めるので、市街地からのアクセス道の改良をお願いしたい。
  • えびの市における企業誘致について
    えびの市は本県の陸の玄関口であり、北部九州から鹿児島までの間の要所となっている。この環境を生かし、さらなる企業の誘致に協力してほしい。
  • 京町温泉の活性化について
    (1)100万泊県民運動についてはホテル旅館生活衛生同業組合に入っているところが対象となっていると聞いた。すべての旅館に声をかけて県民運動にしてもらいたい。
    (2)観光地再生に向けて磨けば光るものはまだたくさんある。今後の県の取り組みをお伺いしたい。
    (3)京町温泉マラソンの実施では毎回コース取りで県警との協議に苦心している。知事からも円滑にコースが決定できるよう支援してほしい。また、知事にマラソン大会に参加してもいたい。
  • えびの市における観光農園の展開について
    えびの市では道の駅の開設により交流人口が増加した。市には以前フルーツランド構想があり様々な果樹を植えている地域があるので、今後は市と県が観光農園として整備し、新しい観光事業を展開してはどうか。
  • 空き家の管理について
    えびの市では高齢化に伴い管理が行き届いていない空き家が多くなっており、雑草や樹木が道路にはみ出すなど危険な状態の家もある。安全な街づくりを進める方法について知事の意見を伺いたい。
  • 県道の案内板設置について
    石阿弥陀五日市線が全線開通し、小林市内を通って宮崎市内に行くより15分以上短縮されて大変便利になった。野尻町の自動車学校付近にこの道路の案内板を設置するとさらに利用が進むのではないか。
  • 温泉のレジオネラ菌検査について
    (1)温泉のレジオネラ菌検査の基準が厳しく、消毒のために次亜塩素を多く入れる必要があるがプールのような臭いがしてしまう。県の温泉として売り出していくために基準を緩和してもらえないか。
    (2)このレジオネラ菌の問題は循環式の温泉では慎重に検査されるべきだが、かけ流し温泉では同等の検査でなくても良いのではないか。
  • 子牛の価格高騰について
    畜産家の高齢化などの問題で母牛の飼育が減り子牛の出産が減ったため、子牛の価格が高騰している。本県は子牛や肉用牛の生産高の多い県であるので、市町村、JA経済連が連携し母牛の増頭運動を実施してほしい。
  • 自治会と公民館活動の一本化について
    えびの市では自治会と公民館活動を合併して自治会に一本化しているが、本県では自治会と公民館活動の2つの地域活動について、それぞれに大会が開催されている。自治会は知事部局が、公民館は教育委員会が所管しているが一本化できないか。

 

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知事総括

  • 幅広い御意見をいただいた。お答えできた内容、御意見として受けとめさせていただいたものがあったが、これからも皆さんと対話しながら、一歩一歩県を良くしていきたい。
  • 本日は話題にはなかったが、6年後の東京オリンピックを見据えて、スポーツ合宿や観光客の誘致に取り組むため「おもてなしプロジェクト」を立ち上げた。まず、県で組織をつくり、市町村や経済団体と連携しながら県全体に経済波及効果が及ぶような誘致事業を展開していきたい。
  • 今、海外からクルーズ船で何千人という乗客が本県に寄港している。彼らは観光バスに乗って県内各地を訪れているが、それぞれの地域でいかに取り込んでいくかは非常に大きな課題である。
  • えびの市では道の駅という一つの拠点に観光バスを誘致し、地域の観光地に案内するということが考えられる。本県も人口減少社会で厳しい状況ではあるが、東京オリンピックの開催やクルーズ船の寄港などの機会を地域の発展に結びつけていく努力は非常に重要である。県も市と一緒に知恵を出しながら頑張っていきたい。

お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

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