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掲載開始日:2016年7月26日更新日:2016年7月26日

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平成28年度第3回知事とのふれあいフォーラム

第3回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成28年7月26日(火曜)午前9時30分から午前11時

場所

綾町公民館会議室

参加者

綾町の皆さん32名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 本日は大変御多用のところ、多くの皆さまに御参加いただき、感謝を申し上げる。
  • 綾町での開催は、私が就任してから3回目である。
  • 最近で言えば、エベレスト登頂に成功された立花さんの話や、綾町でキャンプを行う川崎フロンターレの活躍など、綾町は話題が豊富である。ぜひ、綾町の現場での思いなり、御意見、御質問等をいただき、実りある対話の時間にしたい。

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フォーラムの様子

知事

会話

集合

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  • 沿道修景美化条例について
    町内の県道沿いで何本か枯れている木も見受けられるので、植え替えてほしい。町はボランティア活動を一生懸命しているので、人家の多い地区では、木の根元を花いっぱいにしてはどうかと考えている。
    綾町はユネスコエコパークに登録されており、それに対し、町民がどう関わりを持っていくかについて、公民館長会でも話し合いをしている。
  • 無電柱化整備について
    無電柱化整備を本年度から設計、来年着工になると聞き、喜んでいる。商店街400メートルを整備すると聞いているが、できればあと400メートルの延長をお願いしたい。そうすることで、町の中心街すべてが無電柱化になり、素晴らしい景観と環境のまちづくりができると考える。
  • 消防団活動について
    全国的に消防団員の確保は緊急の課題である。町と一緒になって取り組んでいるので、県としても引き続き支援をお願いしたい。
    来年6月に施行される改正道路交通法によって、現在の普通免許では現在所有しているタンク車の運転ができなくなる。緊急車両ということで、国に特例を認めてもらいたい。
  • 農の雇用事業及び農業後継者への支援について
    国の農の雇用事業は、法人であれば活用できるが、家族経営になると活用できない。家族経営でも活用できる雇用事業について検討してもらいたい。
    農業後継者のうち、新規就農者に対しては手厚い支援があるが、もともとの後継者に対する補助が手薄である。
  • フードビジネスの推進について
    県が数年前から取り組んでいるフードビジネスは、宮崎県の持つ条件・状況にマッチした施策だと考える。これまでの経緯や成果、今後の方向性について話を伺いたい。
  • 防災体制の構築について
    今年の5月に、綾町防災士ネットワーク協議会を消防団員も含めた88名で立ち上げた。防災体制の構築を図っていきたいと考えている。
    最近、宮崎市の阿波岐原などで新しい家などが次々にできているが、避難体制がどうなっているか心配である。
    綾町は海に囲まれていないが、大雨に対してしっかりした体制ができている。今後も、安全なまちづくり、県土づくりに寄与していきたい。
  • 環境問題及びチャイルドシートについて
    環境問題として、ユネスコエコパークの認定に対し、女性の立場からどのように関わっていくか考えている。また、常日頃、自分たちが関わっているゴミの問題などについても、一生懸命勉強している。
    孫を車に乗せるのに、チャイルドシートが孫の数だけ必要である。価格をもう少し安くしてもらうか、いらなくなったチャイルドシートをリースとして貸し出すなど考えてもらいたい。
  • 災害に対する心構えについて
    全国的に婦人会の会員数が減少している中、綾町は自治公民館がしっかりしており、すべての地区に女性の部があり、それにより日頃からつながりができている。
    熊本地震を受け、今まで経験したことがないようなことが、起きるかもしれないという危機感をいつも持っておくべきであり、県もその点を啓発してもらいたい。
  • 農業の担い手育成について
    昨年の全国農業担い手サミットに参加し、全国各地から集まった農業者の方に刺激を受けたが、年配者が多かった。そのような場に、若い担い手をどんどん送っていただき、宮崎県の農業を盛り上げてもらいたい。
  • 雛山まつりについて
    商工会女性部は、全国的にも高齢化による部員減少があり、宮崎県でも毎年40~50人ぐらい減っている。そのような中、街の歴史や文化、食などを掘り起こして街を元気にして地方創生につなげようという動きが活発になっており、綾町でも雛山まつりを開催するなど取り組んでいる。そのような中、来年の2月に東京の雅叙園で綾の雛山が展示されることが決まった。
  • 傾斜地指定地域、景観美化及びゴミ問題について
    最近の大雨で、民家の傾斜地が崩落して危ない状況にあるが、そこは高岡土木事務所の傾斜地指定地域になっていなかった。早く傾斜地の解消を行なってもらいたい。
    県道沿いの植え込みのツツジあたりに雑草がたくさん生えたり、ツツジが枯れたりしている。このような状況を解消して、花いっぱい運動ができるような形にしてはどうか。
    ゴミの分別に関して、分別をしなければゴミ処理の予算がかなり浮いた自治体があるという報道があった。県でも分別なしでの取組はできないのか。
  • ポケモンGOの活用について
    ポケモンGOを活用して、観光客を呼び込むような話は出ているか。
  • 若者の県外流出について
    高校を卒業するとだいたいが県外に出ていってしまう現状がある。給料がいいということで、働き出して、結局県内には戻ってこない。
    対策として、県内にある大学のレベルアップや、働く場の確保のために企業誘致などしてもらいたい。また、人間にとって食べることは第一なので、それにつなげて農業についてもPRするなど、県レベルで取り組んでもらいたい。
  • 新規就農者の支援について
    綾町は有機農業の町として全国に知れ渡っている。新規就農者の方が多く、綾町で農業をしたいという方がたくさんいる。しかし、その受け皿として、ハード面とソフト面、ともに不十分と思うので、県としても協力していただけたらと考える。
  • 技能習得の支援について
    建築業においては、技能者不足が問題になっている。新しく技能を学ぼうという人たちがほとんどいない。今建築業に携わっている人は、家業として継いでいる人がほとんどである。
    その人たちも含め、訓練校など技能習得に対する支援や補助制度などのサポートについて考えてもらいたい。
  • 環境美化活動及び高校の設置について
    ほんものセンターや図書館の植栽活動などをボランティアでしている。無電柱化になることで、さらに協力していきたいと考えているので、県からの補助や指導をお願いしたい。
    綾には高校がない。ユネスコエコパークになっているので、環境学習ができる高校を作るとか、綾町で無理であれば、国富町の本庄高校に作るなどして、県内どこからでも入学できるような学校を作ってもらいたい。また、技術を身につけることのできる高校の設置なども考えてもらいたい。
  • 宮崎牛のさらなるアピールについて
    来年に開催される全国和牛能力共進会に向けてすでに取り組んでいる。しかし、子牛相場が高くなっており、生産農家には良いが、肥育農家は仕入れ価格が上がってしまい厳しい状況である。
    TPP関連等で販売の面の補償はあるが、仕入れに対する県からの支援策がないので、県全体で宮崎牛のさらなるアピール、ブランド化のためにも、対策を考えてもらいたい。
  • 綾北川・綾南川の水質汚濁について
    綾北川・綾南川については、名水百選にも選ばれているが、電源開発が始まってから汚濁がずっと続いている。特に今年は、雨が多く、内水面漁業協同組合のメインの事業であるアユ釣りが、6月1日のオープンから50日間汚濁が続いており、釣りができない。
    県企業局との会議の場において、汚濁が出た場合はすぐに連絡をしてもらいたいと依頼しているが、ダムの放流については連絡があっても、汚濁についてはこちらから連絡して確認しないといけない。そのことについて、指導をしていただくと、大変助かる。
    県から内水面漁業協同組合連合会に補助金を出してもらっているが、金額を上げてもらいたい。
  • 地元消費の活性化について
    消費者や生産者が減少傾向にあり、売り上げを向上させることは難しい。町民が増えることが大きくは見込めない中で、地元消費を活性化させるために、綾町で大きなフォーラムを開いたり、視察を増やしたり、大型バスでの観光等の誘致をするなど対策が必要だと思う。
    また、例えば企業のブランドイメージアップのために、第2拠点を作るというような話があれば、綾町に声をかけていただけると、地元消費の活性化の可能性もあるのではないかと考える。

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知事総括

  • 自治組織がしっかりして、いろいろな問題意識を持っておられた上で、幅広い話や御提言をいただき感謝する。
  • これからも綾町の発展、また宮崎県の元気のために取り組んでいきたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

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