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掲載開始日:2016年11月14日更新日:2016年11月14日

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平成28年度第6回知事とのふれあいフォーラム

第6回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成28年11月14日(月曜)午後1時30分から午後3時

場所

庁講堂

参加者

  • 就職活動を控えた高校生8
  • 県内企業で働く若手社員2
  • 知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 「対話と協働」ということを掲げて、県政に取り組んでいる。
  • 若者の県内就職のあり方、またその意識について、就職、また進学等を間近に控えた高校2年生の皆さんのいろんな声を聞くことができればと考えている。また、社会人のお二人には、当時を振り返り御助言をお願いしたい。ぜひリラックスして、思いのたけを語っていただきたい。

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フォーラムの様子

知事

全体

集合1

「若者に聞く!就職決定のポイント」をテーマとして、活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  1. 高校卒業後の進路について
    • <高校生>
      • 県内企業より県外企業の方が、給料も高いし福利厚生も良いと求人票に書いてあったので、県外企業への就職を考えている。
      • 具体的な就職先や求人票を見て考えるということはしていないが、ずっと住んでいる地元に貢献できるような仕事をしたいと思っているので、これから県内企業についていろいろ調べていきたい。
      • 宮崎カーフェリーに就職したい。宮崎カーフェリーは、宮崎と大阪をつなぐ航路があり、宮崎と大阪が少しでもつながって、宮崎が活性化していくといいと思う。
      • 福祉科に在籍しており、介護福祉士の国家資格を取り、県内で福祉職、介護職に就きたい。
      • フランス料理の本場であるフランスで将来料理を学びたいと考えているので、県外、それも東京で就職したい。東京は、日本の中の大都市であり、世界との交流もたくさんあると考える。
      • 簿記部に在籍しており、県内で事務の仕事に就きたい。
      • 県外でホテルなどのサービス業に就職したい。県外に出て自分を試してみたいし、県外のホテルのほうが大きいイメージがある。
      • 県立農業大学校に進学し、最終的には地元で就農したい。
    • <社会人>
      • 最後のぎりぎりまでたくさん悩んで県内就職を決めた。東京などの大都会は給料も高いし、何か格好いい、ということで県外にも行きたかったが、最終的には家族と離れたくないということと、一人暮らしをして、掃除、洗濯、料理がきちんとできないんじゃないかと考え、県内に就職した。結果的には、自分に合っていたし、良かったと思う。
        たまに、都会に出て自分の力を試したかったと思うが、今、本当にやりがいのある仕事に就けているので、良かったと思う。
      • 美容師を目指して東京にいった。東京は流行の最先端であり、自分を試したい、東京で成長したいとの思いであった。ゆくゆくは戻ってくるつもりだったので、それまでは、目的を持って、学んで帰ろうと思っていた。
        今は、全く違う職種に転職している。宮崎は仕事がないと思っていたが、いざ帰ってくると、いろいろな仕事や情報があふれている。県外から帰りたいと考えている人たちに、きちんとした宮崎の情報が伝わっていないのがもったいないと思う。
  2. 就職活動をするときのポイント
    • <高校生>
      • 現在は、情報をあまり持っていないので、これから知っていきたい。企業見学会などがあり、いってみたいとは思っているが、部活で忙しく参加できていないので、自分でもどんどん調べなくてはいけないと思う。
      • 自動車会社にインターンシップで行き、洗車や工場内の見学などを体験した。洗車の担当者が、タイヤを一回ブラシで拭いて、その後小さな汚れを歯ブラシで取っていたというような、細かい仕事ぶりが一番印象に残っている。
      • 夏休みに、車の運搬船の企業にインターンシップにいった。船に乗ってしまうので、家に帰れないという環境の中で仕事の体験をした。航海士になりたいと思っているので、実際に航海士の方や船長と話をしてみることで、船乗りの世界を知ることができた。
      • 地元の和牛繁殖農家にインターンシップに行き、学校の実習では体験できないことをたくさん学んだ。
      • レストランでインターンシップをしたが、学校の実習と違って、お客様に料理を提供するので、スピードが大事だと思った。
      • 高校卒業後、就職した人が離職する理由を知りたい。
      • 就職を希望する企業で実際に働いている人の声が聞きたい。
      • 自分が就職を希望する企業で、どのような人材を求めているのか聞きたい。
      • 高校に入学した時から県外就職を希望している。親に話をしたら「いいんじゃない」と言われている。最近部活でけがをしたら「けがをしても働けるのか」という話題になった。それについては、先輩に確認して、「大丈夫」と返事をしている。
      • 親とも話をするが、自分と年齢の近い姉など兄弟姉妹から、どのように就職先を選んだのか、どのように仕事をしているのか、就職試験の際の面接はどんな感じなのかなど、いろいろ聞いている。
      • 親とは、どのような企業で働いたら、より安定しているのかを話している。給料とか制度も大事だが職場の雰囲気が温かいところで一番働きたい。
        実習で行く中で職場の雰囲気をみたり、インターネットや学校に届く求人票等を参考に、情報は集めていきたいと思う。
      • 親とは、給料のことや一生続けられる仕事かどうかということを話す。
      • 親は「好きな仕事じゃないと続かないから、あなたの好きにしていい」と県外就職に賛成してくれているが、一番心配しているのは、県外に出て一人でちゃんと暮らしていけるか、生活費は大丈夫なのかということ。
      • 農業大学校に進学することについては、両親も応援してくれているし、最終的に就農することについては、祖父が一番喜んでいる。
    • <社会人>
      • 離職率が高い理由はわからない。仕事をやめていく人の中で、考え方が合わない、別にやりたいことができたからという理由の人もいるが、多いのが、社会人になったときに、高校生のままの感覚で仕事に取り組んでいてうまくいかなくなる人。お金をもらって働く以上、プロであるという認識を持って、就職後に学んでいく必要があると思う。
        どのような人材を企業が求めるかについては、とにかくやる気があって頑張る人、会社のことを大切に思ってくれる人を求める。
      • 前にいた職場は離職率が高く、2~3ヶ月で半分以下がやめる。一番多いのが「思っていたものと違った」という理由である。企業研究などをすると思うが、自分が実際に働いているイメージを企業に照らし合わせたり、わからないことは企業にきちんと聞いたりと、不安を取り除くようにした方が良い。
      • 県外だと給料が高いイメージであるが、その分物価も高く、家賃も高く、それに生活費がかかると苦しくなったりと、Uターンした身としては、宮崎の方が生活が楽だったりする。給料が高いというのは一つの選択肢ではあるが、それを全てにするのではなく、やりたいこと、かつ給料が高いところを目標にしたらいいと思う。
  3. 宮崎に対する想い
    • <高校生>
      • 宮崎には美味しい食材もたくさんあるので、それを県外にも発信するべきである。美味しいので多くの人に食べてもらいたいし、自分もお店を出すときは、宮崎の食材を使いたい。
      • 子育てをする上でも治安や環境が良く、また物価も安く住みやすいと思う。一方で、県外の人からは田舎というイメージを持たれているみたいなので、若い人たちが引きつけられるような場所や施設を作って、もっと宣伝した方が良いと思う。
      • 農業、特に畜産は後継者不足である。新規就農者に対しての支援がもっとあるといい。
      • 宮崎は気候も温暖なので、スポーツ関係の施設を作れば、今以上にキャンプに参加するチームが増え、県外からの観光客も増えると思う。
      • 高齢者の施設が、高齢者の増加によりなかなか入りづらくなってきている。宮崎は治安も良いので、高齢者施設を増やして、県外から家族も含めて呼んで、人口を増やすことができるといいと思う。
    • <社会人>
      • 宮崎県の企業がもっと頑張って、行政だけに頼るのではなく、いろいろ貢献していかないと行けない。
      • 就職に対して、企業と学校の関係をもっと持つべきである。インターンシップなどの短期間のやりとりではなく、もっと企業で働く人たちの生の声を聞けるような、学校と企業とのこまめなやりとりが必要だと思う。例えば、月1回定期的に、先輩の声を聞くような場を設定すれば、社会との関係性が生まれ、社会人になる心構えにもつながると思う。

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知事総括

  • 高校2年生のこの時期の段階で、就職について明確に定まっている方、これから絞っていくという方、いろいろあったかなと思うが、皆さんの思いというのを受け止めることができたのではないかと思う。
  • 適切にいろんな情報を提供し、また、就職先の情報や生の先輩の声を届ける、学校の指導のあり方、企業における情報提供のあり方、インターンシップの方法も含め、いろいろと工夫することはたくさんあるのではないかと思う。
  • 皆さんが活躍できる場、県外に出た方もいずれ戻ってくきたりする時もあるかもしれないが、その時のために、しっかりこの宮崎を盛り上げていきたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp