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掲載開始日:2016年8月5日更新日:2016年8月5日

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平成28年度第4回知事とのふれあいフォーラム

第4回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成28年8月5日(金曜)午前10時から午前11時30分

場所

都農町役場会議室

参加者

都農町の皆さん24名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 本日は大変御多用のところ、多くの皆さまに御参加いただき、感謝を申し上げる。
  • 対話と協働ということで県民の皆さまとの対話の機会を設けているが、ぜひ都農町の現場の皆さまの思いを聞かせていただき、これからの都農町の発展、それから宮崎のために議論させていただきたい。
  • 都農町は、ななつ星が停車して、トマトやトマトジュースなどが大変評判が良い。農の都という名前だけあって、都農の魅力を発信していくことを皆さまもいろいろと考えておられると思うので、ぜひ一緒に考える時間にしたい。

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フォーラムの様子

知事

全体

集合

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  • 都農高校について
    都農高校は総合学科になって十数年以上たったが、わかりにくい学科名ということもあり、生徒数が減ってきている。町が補助金を出したり、民間IT企業で研修を行なったり、PR冊子を作るなど町と連携してやっているが、県にも是非存続をお願いしたい。
  • 東九州自動車道の通行料及び港湾の防災について
    東九州自動車道は、NEXCOが作った部分の県北は通行料が高く、そうでない県南などとと比較して不公平感がある。
    港湾における防災として、潮位計の設置をお願いしたい。
  • 商店街の活性化について
    商店街ではシャッターが閉まった店が多い。夏休み期間中の高校生がチャレンジショップを実施したりして、商店街を活性化できないだろうか。
  • 地域づくりについて
    国の連携中枢組織構想によって、まちづくりがコンパクト化とネットワーク化の流れになっている。農業については、集約化・企業化が進められる一方、昔ながらの農家の持つ多面的機能があると思う。まちづくりと農業は関わりがあると思うが、県としてはどのような方向性でいくのか教えていただきたい。
    農業をすることで、農家を中心とした子育て支援や介護、見守りなど、農業の多面的機能によって、地域での助け合いなどができていた。地域を集約化したりネットワーク化したりすることで逆に行政コストがかかってしまうことも考えられる。宮崎は地域そのものが持っている小さなまとまりの良さを残しつつ、都市との交流を進め、まちづくりに取り組んでもらいたい。
  • 蹴-1グランプリについて
    口蹄疫復興から始めた蹴-1(ケリワン)グランプリであるが、交流人口を増やすことなどを目的として、町をはじめ行政の支援をいただきながら続けている。障がい者や女性も含め、九州各県にも活動が広がっている。日本サッカー協会との関係構築にも取り組んでおり、活動の共有という点からも、県の窓口を教えてもらいたい。
  • 県道302号線の早期完成及び橋の歩道設置について
    県道302号線の早期完成をお願いしたい。
    県道に絡むのだが、都南橋に歩道がなく、危険であるので、歩道の設置をお願いしたい。
  • ふるさと納税について
    昨年から急速に増えてきているふるさと納税であるが、道の駅つのの売り上げの約3割を占めている。ふるさと納税が今後もさらに伸びる可能性があるか、知事の見解を伺いたい。
  • 神話教育について
    都農神社の祭りでは、これまでゴミが捨てられることが多かったが、高校生がゴミ拾いをしてくれることで、大人も気をつけるようになり、年々きれいになってきている。
    その際、都農神社にまつわる神話の話を高校生にするが、ほとんどが知らない。教育現場において、神話の話をする機会を作って、郷土愛を育んでいただきたい。
  • 中山間地域の地域支援員及び子どもの食生活について
    高知県には中山間地域対策で県職員を「地域支援企画委員」として現場に行かせ、市町村を支援いている。宮崎県にもそのような取組があれば良いと思う。
    夏休みの子どもの食生活が気になるので、子どもが食事をできる拠点づくりがあると良い。
  • 子どもの食事支援について
    夏休み期間に「クッキング」という活動をしているが、食べに来るだけの子どもは有料、作るところから参加する子どもは無料としている。子ども食堂について、行政主体でやるのか、ボランティアでやるのが良いのか、安く食べられるだけで本当に良いのかきちんと考えるべきである。安いから食べられるということで、楽をしたい親の子が食べに来るようになり、本当の貧困家庭に届かないというケースも考えられるので、慎重に考えていくべきである。
  • 食育について
    漁協役員として魚料理の食育などをしているが、魚料理が苦手という子どもが、いざ料理して食べさせると、おかわりをして食べる。普段、母親が忙しいため魚料理をなかなか出すことができない、お店で買ったものを出すということが原因とも考えられるが、各家庭の問題であるため、解決するのも難しい。
  • 「日本のひなた」プロジェクトについて
    「日本のひなた」プロジェクトを都内や都市部で行う際に、その一環として、市町村や地域の代表者を連れていって、地域の特産品やイベントなどをアピールする取組をしていただきたい。
  • 娯楽施設誘致について
    県内高校生の県内就職率が全国ワースト1となったため、県内企業の紹介や環境整備を進めていくというニュースを見た。以前、就職に関する高校生アンケートで、遊ぶところがないという理由があった。娯楽施設の誘致や、遊びに行くための交通手段の利便性を高めるため、日豊本線の複線化などは考えているか。
  • 交通機関の充実について
    宮崎県は車社会で、高齢者も運転している。免許返上した場合の交通機関の充実を図り、高齢者でも住みやすい宮崎県にしてもらいたい。
  • 行政サービスについて
    介護の問題など、自分が必要とするものをすべてサービスとして行政に求めたとしたら、それはすべて税金からになる。消費税増税の延期など、税金収入が期待できない中、行政サービスだけに頼っていくことは無理な時代である。
    県や町などの行政に求めてばかりいるのではなく、一人一人の住民が知恵を絞って、助け合って、税金を使わずに行政コストを下げる、今の時代に合った仕組み作りをする必要がある。
    自分たちでできることはして、行政にしかできないことを行政が行う、協働が必要である。
  • 過疎化対策について
    「過疎」という言葉はこれからも国として使うのか。また、それに対する補助金なども続くのか教えていただきたい。
  • 鳥獣害対策及び移住者数について
    東九州自動車道が通ってから、鹿や猪の被害が増えた。町の補助でネットを張っているが、鹿や猪も道路しか通る場所がなくなって、道路を渡って民家に集まるため、被害が減らない。猟友会も高齢化が進んできているので、若い人を増やす政策があればいいと思う。
    移住者が増えていると聞くが、市町村で多い少ないがあるのか。
  • 病院問題について
    児湯管内には、耳鼻科がない。県では地域ごとに診療科目別に病院の有無を把握しているのか。地域にない診療科目の医師に、既存の病院へいってもらうというような考えはあるのか。
  • 尾鈴ロードレースについて
    来年2月11日に尾鈴ロードレースを開催する予定であるので、知事にも参加していただきたい。
  • 東九州自動車道の複線化について
    東九州自動車道は単線であり、事故が多いので、早く複線化してもらえるように国へ要望してもらいたい。

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知事総括

  • さまざまな御意見をいただき、いろいろ考えることができた。
  • これからも宮崎がもっともっと元気になるように、町長とも力を合わせて取り組んでいくので、御協力をよろしくお願いする。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

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