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掲載開始日:2026年1月27日更新日:2026年1月27日

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令和7年11月14日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和7年11月14日(金曜)14時00分~14時36分

出席者

公安委員会

松山昭委員長、山下恵子委員、佐々木慈舟委員

警察本部

本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、警備部長、首席監察官、情報通信部長、警察学校長、サイバー戦略局長、交通部参事官兼交通企画課長、総務課長

第1.本会議

1.議題

(1)特定抗争指定暴力団等の指定延長について

刑事部長から、

  • 指定の対象、指定の経緯、延長の期限、特定抗争指定暴力団等の指定の延長、延長後の指定に係る警戒区域

について報告があった。
委員が、「今回で5回目の更新であるが、更新回数に上限はあるのか。」旨質問したところ、刑事部長から、「特定抗争指定暴力団等の指定の延長には制限がなく、延長の必要性があれば3か月ごとに更新可能である。他県では約5年間に渡って特定抗争指定暴力団等の指定を継続している県もある。」旨の説明を受けた。
委員が、「今回の警戒区域内に暴力団事務所がいまだに存在するのか。」旨質問したところ、刑事部長から、「特定抗争指定暴力団等の指定により暴力団員が所属する組事務所に立ち入ることは禁じられているが、警戒区域内に六代目山口組と池田組の組事務所が存在しており、暴力団員の住居も宮崎市内に存在することから、これらに対する襲撃を防ぐために組事務所周辺だけでなく宮崎市内全域を警戒区域に指定している。」旨の説明を受けた。
委員が、「昨年の暴力団組員の殺人事件以降、対立抗争に絡む事件は発生していないのか。」旨質問したところ、刑事部長から、「対立抗争に絡むような事件は発生していないが、詐欺事件などで暴力団組員は多数検挙している。」旨の説明を受けた。
委員が、「特定抗争指定暴力団等の指定の延長が対立抗争事件の抑止につながっているのか。」旨質問したところ、刑事部長から、「特定抗争指定暴力団等に指定されれば警戒区域内で多数の暴力団組員が集合することが禁止されるため、対立抗争事件に対する一定の抑止力が認められる。」旨の説明を受けた。
委員が、「指定が延長される暴力団組織に指定内容が確実に通知されるのか。」旨質問したところ、刑事部長から、「指定期限延長通知書を送達する際は、暴力団組織の代表者に指定書を直接交付することになっており、代理人が受理しても指定書が暴力団組織の代表者に伝達されたことを確認している。」旨の説明を受けた。

2.報告

(1)全国警察柔道・剣道大会等の結果について

警務部長から、

  • 全国警察柔道・剣道大会、九州管区内警察拳銃射撃競技大会、全日本剣道選手権大会・全日本女子剣道選手権大会、宮崎県警察剣道・柔道・逮捕術大会

について報告があった。
委員が、「例年、別々に開催していた警察剣道・柔道大会と逮捕術大会を今回、合同で開催したが、来年以降の開催はどうなるのか。」旨質問したところ、警務部長から、「合同で開催した経緯は、日本のひなた宮崎国スポ・障スポが再来年に開催予定であるが、その警備のために開催年は術科大会を開催できず、開催前年も訓練期間が例年通りに確保できず規模を縮小して開催予定である。今回は二つの大会を合同して一日で開催可能か確認する試験的な要素を含む開催であった。来年以降の開催方法は今回の開催結果を踏まえて検討する予定である。」旨の説明を受けた。
委員が、「警察組織全体における術科の底上げを図るため、引き続き多くの警察官が参加できる大会を開催してもらいたい。」旨発言した。
委員が、「全国警察柔道・剣道大会で3位となった剣道男子が本部長から表彰される姿をニュースで見たが、大変すばらしいことだと思う。」旨発言した。
委員が、「昨年の全国警察柔道・剣道大会では剣道男子が惜しくも4位であったが、今年は3位となり、大変うれしく思う。ふだんの練習の成果が十分に発揮された結果だと思う。」旨発言した。
委員が、「九州管区内警察拳銃射撃競技大会の個人戦で満点賞を獲得した選手は卓越した技能を有しているのか。」旨質問したところ、警務部長から、「今回の九州管区内警察拳銃射撃競技大会は、各県の高い射撃能力を有する特別訓練員の中から更に優秀な者が選抜されて出場しているが、満点賞は50点満点を4回以上達成するものであり、本県警察官が出場者の中で唯一獲得したことから非常に高い射撃能力を有していると言える。」旨の説明を受けた。
委員が、「宮崎県警察剣道・柔道・逮捕術大会で女子個人戦が段位や拝命年数によって分けられているが、ある程度の技量を有さないと出場できないのか。」旨質問したところ、警務部長から、「全国警察柔道・剣道大会、九州管区内警察拳銃射撃競技大会、全日本剣道選手権大会・全日本女子剣道選手権大会は特別訓練員が出場するが、宮崎県警察剣道・柔道・逮捕術大会は特別訓練員以外の警察官が出場する大会であり、警察組織全体における術科の底上げを目的とした大会である。段位や拝命年数で区分している理由は、実力差がありすぎると不公平感が生じるため、公平性が保たれるように段位の保有者数や拝命年数に応じた区分けをして大会を開催している。」旨の説明を受けた。
委員が、「実際に宮崎県警察剣道・柔道・逮捕術大会を観戦したが、6試合場で同時に熱戦が繰り広げられており、非常に見応えがあった。県民の安心・安全を守るためには、まず警察官が自分の身を守ることができることが大前提であることから、今後も術科訓練に励んでもらいたい。」旨発言した。

(2)人身安全関連事案の初動対処訓練の実施結果について

生活安全部長から、

  • ストーカー・DVの現状、訓練の目的、訓練日・場所(計4回)、訓練内容

について報告があった。
委員が、「人身安全関連事案の初動対処訓練は、完全なブラインド方式なのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「そのとおりであり、交番駐在所の勤務員だけでなく、警察署の専務員にも秘匿で実施し、DVやストーカーなどの人身安全関連事案を認知した際は県警本部の主管課に事案概要を速報して適切に対応できるかを確認している。」旨の説明を受けた。
委員が、「DVやストーカー事案などの対応状況について警察から報告を受けているが、いつも丁寧に対応していると思っている。しかし、DVやストーカーは更なる凶悪事件に発展するおそれがあることから、今後も適切に対応するためにブラインド方式の訓練をしっかりと行なってもらいたい。」旨発言した。
委員が、「DVやストーカー事案は、常識の範囲で測りきれないことが起こるので、対応が空振りするかもしれないが最大限の対応を行なってもらいたい。被害者は、わらにもすがる思いで警察に相談に来ると思うので、可能な限り丁寧な対応を心がけてもらいたい。」旨発言した。
委員が、「被害者からの申告がなくても警察が職権で行為者に警告が出せる規定が盛り込まれたストーカー規制法の改正案が閣議決定されたが、警察が被害者からの申告がないことを理由に行為者に警告しなかった場合、更なる事件に発展すれば非常に大きな問題となる。これまでどおり被害者を守るために被害者の真意を知ることが必要となるので、訓練を通して被害者に対する適切な対応要領を学んでもらいたい。」旨発言した。
委員が、「閣議決定されたストーカー規制法の改正案で、被害者の雇用主に従業員の被害者に対する安全配慮義務が生じるとあったが、警察から雇用主に対して被害者に配慮してほしいといった要請があるのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「まだ法律として成立していないので具体的な回答はできないが、現状は被害者を守るための必要な措置を最大限講じるために勤務先に被害者を通して協力を要請することはある。」旨の説明を受けた。

(3)令和7年度県下白バイ安全運転競技大会の実施結果について

交通部参事官兼交通企画課長から、

  • 実施日時・場所、出場者及び部門、競技種目、競技結果

について報告があった。
委員が、「白バイ大会を通して多くの市民とふれあう機会を作ったことで、白バイの姿に憧れる学生も多いと思うので採用活動につなげてほしい。」旨発言した。
委員が、「白バイ大会の優勝者がテレビのインタビューで白バイの技術向上により県民の安心と安全を守っていきたいと答えた姿を見て非常にうれしく感じた。」旨発言した。
委員が、「白バイ大会で女性隊員の入賞者はいなかったのか。」旨質問したところ、交通部参事官兼交通企画課長から、「今年は女性隊員の入賞者はいなかったが、令和5年は参加した女性隊員2名が入賞者とほぼ変わらないタイムを出したことから、交通機動隊長から特別賞を授与されている。」旨の説明を受けた。
委員が、「白バイ大会で活躍する女性の姿が増えれば、女性の採用希望者も増加すると思うので、今後も大会を通して女性の活躍する場を設けてもらいたい。」旨発言した。
委員が、「殉職受傷事故防止のためにも積極的に訓練を実施してもらいたい。」旨発言した。

第2.決裁

  1. 公安委員会に対する苦情の受理について(総務課)
  2. 苦情申出に対する調査結果について(総務課)
  3. 特定抗争指定暴力団等の指定延長について(組織犯罪対策課)

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