みやざきフラワーフェスタ２００６

こどものくになど県内各会場／5月14日まで
南国宮崎の春を満開の花々で彩る「みやざきフラワーフェスタ２００６」が、今年も宮崎市青島のこどものくにをメーン会場に開催。５月14日までの期間中、こどものくにでは80種80万本の色とりどりの花が園内を埋めつくします。メーン花壇のほかにも、ゾーン別に花を植栽し、花の観覧車「フラワーサークル」や、ベゴニアで飾られた「フラワードレス」、さまざまなハーブを集めた「癒しのハーブ園」も登場します。

メーン会場のほかにも、小林市の生駒高原など県内８か所の会場と42か所の協賛イベント会場で花に親しむイベントを開催。宮崎全体が花の香りにつつまれる58日間です。
入場料：大人８００円、子供４００円（メーン会場）

【問い合わせ】
はなとみどりのみやざきづくり水深評議会
０９８５-２５-４６７５

韓国岳（からくにだけ）山開き

えびの市／４月９日（日）
夏山シーズンの開幕に先立って、霧島連山最高峰の韓国岳（１７００ｍ）で山開きが行われます。霧島の中でもその眺望の良さは抜群で、毎年多くの登山客に親しまれている名山です。山開きは４月９日午前９時30分から、えびの高原の韓国岳登山口で開催。安全祈願、霧島の自然や歴史の説明、マナー講習などの後、参加者とともに山頂をめざして登山します。

当日のルートは標高差が約５００ｍで、登りの所要時間は約1時間半。晴れた日には錦江湾や桜島まで見える爽快な景色を楽しんだ後は、周辺の温泉でのんびり疲れを癒すのも楽しみです。

【問い合わせ】
えびの市観光商工課／０９８４-３５-１１１１

延岡大師まつり

延岡市／４月14日〜16日
「おだいっさん」の名で親しまれている延岡市の今山大師。高さ17ｍと日本一の高さを誇る弘法大師像が鎮座する参道へ、県内外から多くの参拝客が訪れる延岡大師まつりは、九州三大春祭りに数えられるにぎわいで知られています。

今山大師は、天保10年（１８３９年）に高野山金剛峰寺より弘法大師の坐像を勧請して大師堂が建てられたのが始まり。明治以降、弘法大師の命日である旧暦３月21日に五穀豊穣、家内安全を願う春祭りが催されるようになり、現在では毎年25万人が訪れる市民祭りとして定着しています。

祭りの目玉は16日（日）に開催される市中パレード。内藤家大名行列など、約１８００人の市民が趣向を凝らした衣装で通りを練り歩きます。参堂には露店が並び、商店街では弘法大師の教えでもある「お接待」で、遠来の参拝客をもてなしてくれます。

【問い合わせ】
延岡商工会議所／０９８２-３３-６６６６

三ヶ所神社　しゃくなげ祭り

五ケ瀬町／4月上旬〜5月上旬
境内に植えられた１２０００本のシャクナゲや５００本のしだれ桜が、満開の花で迎えてくれる三ヶ所神社のしゃくなげ祭り。この神社の歴史は古く、10世紀の中頃に天孫降臨神話が伝わる二上山にあった祠（ほこら）を、麓に降ろして建てたものといわれています。

現在の本殿は２００年ほど前に建てられた総けやき造りで、見事な彫刻が施され近世建築の傑作といわれるもの。秋には国の無形民俗文化財に指定されている荒踊が奉納されるなど、１０００年にもおよぶ歴史の厚みを感じさせてくれる神社です。しゃくなげ祭り期間中の４月16日には、春祭りとして古式ゆたかな神楽も奉納されます。山あいの古い神社で春の一日を過ごしてみるのもいいのでは。

【問い合わせ】
三ヶ所神社／０９８２-８２-１５１３