宮崎の春を告げる風物詩

一年を通して温暖で、快晴日数も全国トップクラス。こうした気象条件に加えて、全国屈指の充実したスポーツ環境が自慢の宮崎で、今春も多くのプロ野球とサッカーのチームがキャンプを行いました。宮崎キャンプを行った野球チームは、今年で48回目のキャンプとなる読売巨人軍をはじめとするプロ野球5球団と萩本欽一さん率いる茨城ゴールデンゴールズ。サッカーは、ジーコ監督率いるワールドカップ日本代表をはじめ、初のリーグ優勝を決めたガンバ大阪やＪ１復帰を果たしたアビスパ福岡など過去最高の15チームにのぼりました。

ジーコ監督に安藤知事が宮崎牛を贈呈

ファンサービスも年々充実しており、憧れのスター選手たちのプレーを間近で見ることができるのも宮崎ならでは。また、キャンプ会場には、地元の物産品や食が楽しめるコーナーも設置され、訪れた県外ファンも宮崎キャンプを堪能していました。7月には、待ちに待った夢の球宴「オールスターゲーム」が開催されます。球界を代表する選手達の熱いプレーが今から待ちどおしいです。

巨人軍キャンプ	特産品コーナーも大盛況

ファンサービスは黒山の人	スター選手たちのプレー

宮崎の安全・安心な特産品をPR

情熱みやざき全国PRキャラバン、大相撲初場所
１月22日、宮崎の特産品をセールスする「情熱みやざき全国PRキャラバン」に安藤知事も参加。新宿KONNEや首都圏のショッピングセンターで、宮崎県のトップセールスマンとして直接消費者に声を掛け、本県産の農畜産物や加工品などを積極的にPRしました。

また、当日行われた大相撲初場所の千秋楽では、３年ぶり３度目の優勝を果たした大関栃東に安藤知事が県知事賞として宮崎牛特選肉1頭分と本県産の京イモ、トマト、完熟きんかんなど贈呈し、優勝を祝福しました。いずれも宮崎牛や野菜・果実など安全・安心な宮崎の食材を全国にPRする絶好の機会となりました。

宮崎の特産品を知事自らＰＲ	栃東関に宮崎牛を贈呈

九州横断の第一歩

国道218号北方延岡道路「延岡市舞野町〜延岡IC間」開通
将来の九州横断自動車道延岡線の一部となって、新たな九州の東西軸となる北方延岡道路のうち、延岡市舞野〜延岡IC間2.1?が２月18日に部分開通しました。今回開通したのは、延岡ICから延岡市北方町の北方IC（仮称）間8.5?の一部で、残る6.4?は平成19年度開通を目指して、工事が進んでいます。

九州横断自動車道延岡線が完成すると、延岡から熊本、福岡方面への移動時間が大幅に短縮。現在4時間以上かかる福岡までは３時間程度、約３時間かかる熊本までは１時間半余りと、大都市圏が身近になります。高速道路の整備によって、地域産業の活性化はもとより、県北地域の豊かな観光資源と北部九州と中・東九州を結ぶ新しい広域観光ルートの創出も期待されています。今後も高速道路ネットワークの充実に向けた積極的な取り組みが期待されます。

開通を祝うテープカット

宮崎の春に舞う、美しく華やかな調べ

第11回宮崎国際音楽祭が開催されます
宮崎の春を彩る「宮崎国際音楽祭」が５月４日から19日までの16日間、宮崎市の県立芸術劇場を中心に開催されます。11回目となる今回は、世界的に最も活躍している指揮者の一人であるシャルル・デュトワ氏を引き続き芸術監督として迎え、シャンタル・ジュイエ氏、ジュリアード弦楽四重奏団らをゲストに国内外のトップクラスの演奏家たちが集結します。

ジュリアード弦楽四重奏団　(C)Sony Classical

初の試みとなるストリートでの演奏会やモーツァルト生誕250周年を記念したプログラムも組まれ、ジャズピアニスト小曽根真氏によるモーツァルト「ピアノ協奏曲第九番」が演奏されるなど、例年以上にバラエティに富んだ構成となっています。プログラムについては、http://www.miyazaki-mf.jp、チケットのお問い合わせ・ご予約は、県立芸術劇場チケットセンター[0985（28）7766]まで。

【左から】シャンタル・ジュイエ氏・小曽根真氏

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参考サイト：宮崎県庁ホームページ http：//www.pref.miyazaki.lg.jp/