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第56代宮崎県知事
河野 俊嗣(こうの しゅんじ)
私は知事就任以来、「対話と協働」を基本として県政運営に取り組んでいます。県内すべての市町村を訪問し、以前は「知事とのふれあいフォーラム」という名称で、現在は「知事との本音トーク」として、地域の皆さんと年8回、意見交換を行っています(地域版)。
それとは別に、「神楽」や「女性活躍」「起業」といった特定のテーマを定めた本音トーク(分野版)も、年2回開催しています。
ほぼ月1回ペースで実施するこれらの「対話」は、いわば私のライフワーク。これまで139回に及んでいます。
地域版の参加者は、市町村の役場に相談して選んでいただいています。以前は、自治会や消防団、各種経済団体など、さまざまな組織の役職者が中心でしたが、各市町村での開催回数が4回、5回と回数を重ねるにつれ、地域で独自の取り組みをしている方々や移住者、中高生など、参加者の幅が広がってきています。
先日の宮崎市での本音トークでは、10人全員が青島で活動されている方々。サーフィン人気で活況を呈している青島の勢いが伝わり、ワクワクする対話集会となりました。
こうした本音トークでは、お住まいや年代、職種など多様な方々との「対話」を通して、新たな気づきやヒントをいただくとともに、知事としての思いや県の方針をお伝えすることで、双方向のコミュニケーションを図る大切な機会となっています。
そして、日頃からさまざまな広報媒体を使って県政情報を発信し、県民の皆さまの理解や共感をいただいた「協働」による県政運営に努めています。
より多くの県民の皆さまに、より効果的に情報をお届けする観点から、広報紙や新聞などの紙媒体のみならず、テレビ、ラジオ、県ホームページ、SNSなど、多岐にわたるチャンネルを活用して発信しています。
特に今年度は、「県公式YouTube」での情報発信に力を入れています。神楽のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みや、宮崎カーフェリーの利用促進、災害への備え、県産食材の魅力といったテーマについて、ある時は私がクイズ番組の司会者を、またある時はレポーター役を務め、ドラマ仕立てであったり、自ら体験するドキュメンタリー風であったり、工夫を凝らして分かりやすく親しみやすい動画を発信しています。ぜひご覧になってみてください。
今後とも、「対話と協働」を基本に、県民の皆さまと共に県政を前に進めてまいります。
知事との本音トーク
県公式YouTube「神楽 ふしぎ発見!」