先輩からのメッセージ

出会いとつながりを成長の礎に 荒武 賢了

出会いとつながりを成長の礎に

荒武 賢了
所属:東京事務所(楽天グループ株式会社)/入庁:平成30年度

○これまでの配属先
H30 港湾課
R2  五ヶ瀬町立坂本小学校
R5  東京事務所(楽天グループ株式会社への研修派遣)

派遣先の概要及び携わっている仕事内容

 楽天グループ株式会社は、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」ことをミッションとし、Eコマース、フィンテック、デジタルコンテンツ、通信など70を超えるサービスを提供しています。
 私が所属している地域創生事業部は、自治体と協力関係を築きながら楽天の持つサービスやデータ活用の知見を活かして地域の課題解決の支援を行っています。私は、主にコンサルティング業務を担当しており、全国の自治体の物産や観光振興に関する課題や現状を伺い、課題解決のためのソリューションの提案やサポートを行っています。

派遣研修に挑戦した理由

 派遣研修を通じて新しい人々や文化に出会い、自分自身の成長につなげたいと思いました。大学時代には公務員に絞って就職活動をしていたため、民間企業で働くことを考えたことはなく、未知の世界でした。
 研修先としては省庁もありましたが、今後の県庁生活で民間企業の働き方や文化を経験することができる機会はなかなかないことであり、新しい環境に身を置くことは自分自身のスキルアップにも必ずつながると感じ、民間企業への派遣研修を希望しました。

県庁との違い

県庁との違い イメージ

 楽天の執務スペースのデスクは基本的にフリーアドレスとなっており、書類等もペーパーレス化されています。会議はZoomを使用して行われることもあり、全国各地で勤務している地域創生事業部の皆さんの物理的な距離を感じさせない連携と業務進行のスピードに非常に驚きました。
 また、1on1ミーティングの文化も浸透しています。キャリアに関する相談を中心に仕事のことやプライベートの話題などを定期的に上司や同僚と1対1で話すことで、親交を深め、業務上での不安も払拭することができました。

仕事のやりがいについて

 派遣研修先の楽天では、目標としている数字に向かって、チーム内で協力して試行錯誤し、達成できた時には大きなやりがいを感じます。 日々のデスクワークでは、様々なデータを扱うことも多く、これまであまり触れてこなかったマーケティングやデータ分析について業務を通じて学ぶことができることも大きいです。
 また、往訪では、全国の自治体の独自の取組みや知らなかった地域の魅力を知ることができ、良い経験となっています。

これまでの仕事で印象に残っていること

これまでの仕事で印象に残っていること イメージ

 五ヶ瀬町の小学校での学校事務の業務です。先生方が児童と向き合う時間を増やせるよう、その日の予定や対応事項を一目で把握できる校内共有のPC連絡板を作成して、朝礼等の時間削減を図るなどの業務効率化を推進しました。
 また、学校事務の業務だけでなく、昼休みの時間には児童と遊んだり、学校・地域行事に参加したりすることで、児童や保護者、学校の周りの地域の方々とも深くつながりを持つことができました。県職員だからこそ経験できた貴重な3年間でした。

休日の過ごし方、リフレッシュ法

休日の過ごし方、リフレッシュ法 イメージ

 休日には、大好きなラグビーの試合を見たり、有名なサウナ店に行ったりして、東京での生活を楽しんでいます。
 また、平日の昼の休憩時間には、楽天のオフィスに隣接している公園を同僚と散歩したり、仕事終わりには映画館に行って見たかった映画を鑑賞したりして、心身をリフレッシュしています。

一日の流れ

9:00 出社、メール・メッセージ確認
9:30 事業部朝礼
10:00 1on1ミーティング
10:30 デスクワーク
11:00 課内ミーティング
12:00 社内カフェテリアでランチ
13:00 デスクワーク
14:00 担当ミーティング
15:00 デスクワーク、打合せ
18:00 退社