薬剤師として勉強してきたことを多方面で発揮
齋藤 友亮
所属:県立宮崎病院/入庁:平成25年度
○これまでの配属先
H25 県立延岡病院
H28 小林保健所
H30 医療薬務課薬務対策室
R3 県立宮崎病院
現在携わっている仕事内容

病棟では、入院患者さんへの薬の説明(服薬指導)や、医師、看護師等に薬についての情報提供等を行っています。調剤室では、入院患者さんの薬の調剤や抗がん剤の調製(ミキシング)を行います。また、抗がん剤治療等の「レジメン」の作成や確認を行っています。
仕事のやりがいについて

医師や看護師、栄養士など多職種で協働するチーム医療の中で、薬剤師として勉強してきたことを活かして、患者様の治療の支援ができることが大きなやりがいになっています。
宮崎県で働くことの魅力

私は、「宮崎で働きたいから」という理由で県の採用試験を受けました。宮崎県、県民のために働けるというのが魅力です。また、「働き方改革」の推進もあり、休暇等取得しやすくなっていると思います。子どもが産まれたときは、上司より「特別休暇が取れるので休んでください」と言われ、まとまったお休みをいただくことができました。ワークライフバランスの観点からも、働きやすい職場だと思います。
プライベートについて

独身のころには、夏期休暇等を利用して、車で九州の道の駅巡りをしたこともありましたが、最近は1歳になった子どもとお出かけしたり、公園で遊んだりしています。
これまでの仕事で印象に残っていること
保健所では、法律に基づく薬局等の許認可業務や、公衆浴場等でレジオネラ菌が出ないよう、衛生講習会を開催したりしました。県庁では、献血の推進や医療機器の販売等の許認可業務に携わりました。薬機法のこと、消毒薬のこと、献血関係の薬害のことなど、「薬剤師になるために勉強してきたことも役に立ったな」と思いました。また、県の薬剤師は全部で100名以上おり、私も皆さんに職場の域を越えて助けていただきました。これから入庁される皆様も、優しい先輩方が支えてくれると思いますのでご安心ください。
一日の流れ
8:10 | 到着、着替え |
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8:30 | 朝礼 |
8:40 | 病棟活動、退院する患者さんへの服薬指導 |
10:00 | 服薬指導の記録 |
11:00 | 調剤業務 |
12:00 | お昼ご飯 |
13:00 | 病棟でカンファレンス |
14:00 | 入院される患者さんの薬の確認 |
15:00 | 入院中の患者さんへの服薬指導 |
16:30 | 服薬指導の記録 |
18:00 | 退庁 |

受験者へのメッセージ
薬剤師は、県立病院、県庁、保健所や研究所等に勤務します。行政の仕事がイメージできずに不安な方でも大丈夫です!薬機法のことや公衆衛生のことなど、薬剤師になるために勉強した知識を活かして働けます。