「当たり前」の生活を守るために
小田 祐也
所属:西都土木事務所/入庁:平成25年度
○これまでの配属先
H25 西臼杵支庁
H28 道路建設課
R1 北部港湾事務所
R4 西都土木事務所
現在携わっている仕事内容
河川砂防担当として主に河川、砂防、ダム、災害復旧について、計画から測量・設計、施工に至る全工程に携わっています。基本的にはデスクワークが多く、設計会社や建設会社に業務を発注し、監督員として彼らに方向性を示しながら、共に土木施設を作り上げていきます。
仕事のやりがいについて
どんな仕事でも社会のためになりますが、どこに自分の籍を置くかが重要だと思います。些細なことでも県職員である自分の仕事が、県や県民のためになっているという気持ちを持つことが、やりがいに繋がるのだと考えます。
また、納得のいく資料ができた、成果が出た、地元から感謝の言葉をいただいたなども日々のやりがいです。
宮崎県の技術職員として働くことの魅力
県の土木職は、ときには国のように大規模事業、ときには市町村のように生活に密着した事業に携わります。国や市町村を繋ぐ重要な役割も果たしています。
また、宮崎ならではの豊かだけれども厳しい自然を克服したり調和したりする術を考えることで、技術力も養われます。
研修制度や資格取得のための支援制度について
建設技術センターで土木の専門研修を受けることができます。そのときの所属や興味・関心に応じて研修を選択します。
ダムを受け持つと、船舶操縦や危険物取扱に係る資格が必須となります。そのような資格については、受検料が支給されます。
これまでの仕事で印象に残っていること
初任地の西臼杵支庁で、橋を建設するための測量・設計に携わり、工事を発注した後に、道路建設課に異動となりました。通常、橋は2~3年で出来上がることはなく、完成まで見届けられることは稀ですが、たまたま道路建設課でもその橋の予算管理という立場から密に携わり、開通式にも出席することができました。その開通式で地元の人たちと久しぶりに再会し完成の喜びを分かち合えたことが印象に残っています。
県職員に異動はつきものですが、このように別の立場から関わることもでき、変化があるからこそ成長できるのだと思います。
休日の過ごし方、リフレッシュ法
休日は7ヶ月(執筆時)になる娘の世話をしたり、遊んだりしています。娘の何気ない行動が面白く、笑顔に元気を貰っています。
趣味は御朱印収集で、旅行も兼ねて県内外の様々な寺社を巡っています。御朱印を眺めて旅を振り返るのも楽しみの一つです。
一日の流れ
8:00 | 登庁(前日の整理、本日の段取り、メールチェック) |
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8:30 | 仕事開始、デスクワーク(設計書作成) |
11:00 | 設計コンサルタントと所内で打合せ |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 工事現場へ移動(車で1時間) 施工業者と現地立合 |
16:00 | 帰庁、デスクワーク(工事打合簿処理、書類作成) |
18:00 | 退庁 |