宮崎の畜産を守る!
石澤 あかり
所属:都城家畜保健衛生所/入庁:平成28年度
○これまでの配属先
H28 宮崎家畜保健衛生所
R1 家畜防疫対策課
R4 都城家畜保健衛生所
現在携わっている仕事内容
家畜保健衛生所で働く公務員獣医師の仕事は、「家畜を病気から守る」ことです。防疫課の牛担当として農家さんを巡回し、農場の防疫レベルが向上するようアドバイスや指導を行っています。また、下痢などの病気が発生している農場については、原因究明のために検査を行います。
鳥インフルエンザなどの重大な病気が発生した場合は、病気の影響が最小限で済むように、最前線に立って迅速かつ丁寧な防疫措置を行います。
仕事のやりがいについて
日々の勉強で得た専門知識や技術を用いて病気の原因を特定したり、農場内における病気の清浄化に貢献することで、農家さんから温かい感謝の気持ちをいただけることに公務員獣医師としてのやりがいを感じます。
宮崎県で公務員獣医師として働くことの魅力
私たちの仕事は「病気を発生させない」ことで、宮崎県の畜産業の発展を下支えする大切な仕事です。担当する農場や検査数は多いですが、畜産に携わる獣医師として多くの経験を積むことができます。また、本県では農政部門・福祉保健部門間で人事交流の異動がありますので、公務員獣医師の幅広い業務を経験することができます。
研修制度や資格取得のための支援制度について
本県の家畜保健衛生所の防疫課では、牛・豚・鶏のいずれかを担当することになりますが、県畜産試験場での研修により、未経験であっても基本事項を学ぶことができます。また、経験豊富な先輩・上司がたくさんいますので、一緒に業務を行いながら多くの知識・技術を学ぶことができます。
これまでの仕事で印象に残っていること
農場でまん延していたとある病気を清浄化するため、毎週のように農場で対策会議をしては検査・対策を繰り返し、約1年かけて清浄化を達成しました。関係者一丸となって取り組んだ結果、喜びを分かち合えた事例でしたので、とても印象に残っています。
休日の過ごし方、リフレッシュ法
コロナ前は県庁の部活動に参加したりもしていましたが、最近は映画や動画を見たり読書をして家でゆっくり過ごしています。たまに自分へのご褒美として主人や友達と美味しいものを食べるなどして、鋭気を養っています。基本、土日祝日の休みがきちんとあるので、心身ともにしっかりリフレッシュして翌週の仕事に臨むことができています。
一日の流れ
8:20 | 登庁 |
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8:30 | 仕事開始(メールチェック) |
9:00 | 農場へ出発 |
~ | 採血等農場での作業 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | デスクワーク |
17:30 | 退庁 |
※診療獣医師から解剖依頼や検査依頼があれば、空いている時間に行います。