先輩からのメッセージ

専門知識を生かして宮崎県の食の安全に貢献したい 木下 和昭

専門知識を生かして宮崎県の食の安全に貢献したい

木下 和昭
所属:衛生環境研究所/入庁:平成29年度

○これまでの配属先
H29 環境管理課
R1  衛生環境研究所

現在携わっている仕事内容について

 衛生環境研究所では、公衆衛生と環境衛生の保全のため、微生物検査、食品検査、大気汚染・水質汚濁の検査などを行っています。
 私の所属している衛生化学部では、食品中の農薬や動物用医薬品、アレルギー物質、食中毒発生時の原因物質等の検査を行っており、私は食品中のカビ毒や動物性自然毒(貝毒、フグ毒等)の分析を担当しています。

仕事のやりがいについて

仕事のやりがいについて イメージ

 食品衛生業務では、多種の化学物質が対象となるため、知識や分析技術の習得には大変な面も多いです。しかし、業務内容は県民の健康に直結するものなので、宮崎県における食の安全性確保に貢献できることにやりがいを感じます。

宮崎県の技術職員として働くことの魅力

宮崎県の技術職員として働くことの魅力 イメージ

 化学職の業務を大きくまとめると「県民の健康及び生活環境を守る仕事」と「県内企業の技術振興を促す仕事」に分けられます。それぞれの仕事について、行政と研究の両視点から宮崎県に貢献できることが、技術職員の魅力の一つだと思います。

研修制度や資格取得のための支援制度について

研修制度や資格取得のための支援制度について イメージ

 各業務に関係する内容であれば、公的機関や民間企業が主催する研修に参加できるため、知識や技術習得の機会は多いです。
 また、化学職内においても若手職員向けの研修を実施しているので、早い段階で化学職の全体像を把握できます。

これまでの仕事で印象に残っていること

これまでの仕事で印象に残っていること イメージ

 令和2年に発生した新型コロナウィルスの検査です。当時は、日々増加していく検査数に対して、衛生環境研究所内の全職員で対応していたことが非常に印象に残っています。

受験者へのメッセージ

 化学職は規制行政である環境保全・産業保安、振興行政である産業・技術振興といった行政職のほか、公衆衛生研究や食品・工業技術開発研究といった様々な分野に携わるため、幅広く宮崎県に貢献することができます。やりがいのある仕事も多いので、一緒にいろいろなことに挑戦していきましょう。

一日の流れ

8:20 登庁(メールチェック)
8:30 仕事開始(論文検索、デスクワーク)
9:00 食品検査
12:00 昼食
13:00 調査研究
16:00 デスクワーク
17:15 退庁