
Ⅰ 基本目標
『未来を築く新しい「ゆたかさ」への挑戦』
これから社会や経済のシステムが大きく変化し、それに伴い価値観や豊かさに対する意識も変わっていくと予想されます。
人や地域の絆、安全・安心なくらし、豊かな自然や環境を生かした再生可能エネルギーなど、これからの時代に対応した『新しい「ゆたかさ」』を創造していくことが必要です。同時にそれは、社会が大きく転換していくその先に、豊かな未来の宮崎県を築いていくための挑戦でもあります。
Ⅱ 目指す将来像
人
『地域や人のゆたかな絆の中で、みんなが持てる力を発揮し、生き生きと活動する社会』
- 地域の中で豊かな"絆"を強化し、地域の運営や課題を自分に関わる問題としてみんなが関心を持ち、その解決に取り組んでいける社会
- 子どもたちが夢や目標、地域の一員としての自覚を持つとともに、新しい価値を創造し、社会の未来を築いていく人材として成長する社会

くらし
『安全・安心で心ゆたかに暮らせる社会』
- より広域的な地域圏の中での役割分担と連携・協力により、将来にわたり自立できる地域が構築された社会
- NPOやボランティア団体など多様な主体が、新たな公共サービスの担い手として活動するとともに、コミュニティの機能が強化された社会
- 地域資源を生かした再生可能エネルギーの拡大や資源循環型の社会の構築、環境に配慮した社会資本整備など、自然と調和した経済・社会への転換

産業
『時代のニーズに応える産業が地域に展開し、安心して働ける社会』
- 地域の強みや特性を生かしながら、地域に根ざした産業が構築された社会
- 時代のニーズに応える「地域経済のエンジン産業」が育成された社会
- ソーシャルビジネスなど地域のニーズに応える仕組みが構築された社会
