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掲載開始日:2014年5月26日更新日:2014年5月26日

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平成26年度第2回知事とのふれあいフォーラム

第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)

内容

開催日時等

開催日

平成26年5月26日(月曜)午前10時から11時30分まで

場所

高鍋町役場第1会議室

参加者

高鍋町の皆さん29名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 皆さんそれぞれお仕事等でお忙しい中、また月曜日の朝から貴重なお時間をいただき深く感謝。
  • 最近の高鍋町は明るい話題が続いているのではないかと思う。染ヶ岡地区環境保全協議会のヒマワリが全国の地方新聞社と共同通信社が主催する地域再生大賞を受賞し、また高鍋町まちなか商業活性化協議会の取り組みが経済産業省の「がんばる商店街30選」に選ばれた。
  • 「児童福祉の父」石井十次の没後100年の節目も迎えたところだ。
  • また、上杉鷹山をご存じであったケネディ前米国大統領の娘であり、駐日米国大使のキャロライン・ケネディ氏を高鍋町にお招きするといった活動もされており、県としても積極的に支援しているところだ。
  • 本日は地域のいろいろな思いやご意見・ご質問をお聞かせいただきながら、限られた時間ではあるが、実りある意見交換をしていきたい。

 

フォーラムの様子

 

(写真)平成26年度第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子1

(写真)平成26年度第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子2

高鍋町の皆さん29名が参加しました。

 

(写真)平成26年度第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子3

(写真)平成26年度第2回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子4

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

 

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主な意見等

  • 福祉制度の格差是正などについて
    (1)国は来年度に介護保険制度の見直しを検討しており、福祉サービスのいくつかを市町村で維持することになると、財政力の差で市町村毎に格差が生じてしまう。県内で格差が生じないよう県で調整してほしい。
    (2)人口減対策として積極的な企業誘致による若者の就職支援と出会いの場の提供など婚活支援をお願いしたい。
  • 豚流行性下痢(PED)の防疫について
    高鍋町の畜産家は豚流行性下痢(PED)が発生しないよう農場消毒の徹底など防疫に力を入れているが、消毒剤などが隣接する耕種農家の作物にかかり、トラブルになることがある。
    県では家畜伝染病などの防疫を徹底しているが、他の農業への被害が出た場合には補償があるようにしてもらいたい。
  • 親と子どもに対する教育プログラムなどについて
    (1)子育て環境を充実させるために、親に対する教育も必要であると感じる。本県の家庭教育学級でこのような活動を定期的に実施できないか。また、東京都品川区の小学校で実施しているように、社会に出ても通じる、コミュニケーションを図れる子どもをつくるための教育を本県でも実施できないか。
    (2)精神障がい者手帳をもらえない障がい児は進学や就職でハンデがある。認定制度の見直しはできないか。
  • 高鍋大師の巨石像における耐震補強について
    高鍋大師花守山整備事業に取り組んでいるが、現在9体の巨石像の耐震補強が問題となっている。この耐震補強に係る費用は概算で3~5千万円であるが財源がなく困っている。観光遺産を保存するための助成など活用できる県の制度はないか。
  • 地域における高齢者介護の担い手不足について
    高齢者が住み慣れた地域で暮らして行くには地域における高齢者介護の充実が必要であるが、担い手が不足している。また、地域によって高齢者介護の格差が生じては困るので県で最低の保障をしてもらいたい。
  • 子育て環境の整備されたまちづくりについて
    高鍋町の出生率は横ばいであるが、これを維持していく幼稚園、保育園、放課後児童クラブの充実に向け、定数見直しを検討している。子育て環境の整ったまちづくりへの支援があれば教えてもらいたい。
  • 竹鳩橋の整備について
    町内にある竹鳩橋は高鍋インターチェンジへのアクセス道路としても便利で多くの町民が利用しているが、狭く、自動車が1台通行するがやっとであり、特に登下校中の子どもたちにとっては危険である。また橋の重量制限から緊急車両が通行できない。橋の整備について県の支援を求めたい。
  • 児湯郡における社会福祉の地域間格差是正について
    児湯郡5町1村は約7万人が生活しているが、社会福祉については町村毎に地域間格差が生じていると思う。児湯福祉事務所には郡という観点から、各町へのサポートをお願いしたい。
  • 理想的な地域と学校との関わり合いについて
    高鍋町では昨年から、地域住民、保護者、学校関係者が協力して学校運営にアイデアを出すコミュニティスクールを実施している。
    しかし、地域の結びつきが希薄化しており、多くの住民に協力してもらうのが難しく、また限られた者に負担がかかっている状況である。理想的な地域と学校の関わり合いについて知事の考えを伺いたい。
  • 発達障がい児の支援について
    脳機能に障がいを持っている発達障がい児は自分の考えを他人に理解してもらえずに苦しんでおり、家族も子育てに苦労しながら生活している。
    発達障がいで苦しんでいる子どもたちについての啓発と家族に対する支援をこれまで以上にお願いしたい。
  • 食育について
    本県は自然に恵まれており、命ある食材が豊富であるにも関わらず、野菜の消費量は少なく、ジャンクフードやインスタント食品をたくさん食べる県民が多いようだ。食べることは生きること、命のあるものを食べて私たちは生活しているのであり、これからの社会を担っていく子どもたちが健やかに育っていくために県でも食育に力を入れてほしい。
  • スポーツ少年団用の巡回バスの導入について
    スポーツ少年団は、両親が共稼ぎで帰宅時間が遅いため、子どもを預かってくれる団体としての利用が年々増えている。スポーツ少年団の子どもは学校が終了後、練習場まで通う必要があるが、両親が忙しくて練習場まで送り届ける者がおらず、スポーツをしたくてもできない家庭も多い。
    学校の終わる時間帯に子どもたちを練習場まで送り届ける巡回バスサービスを検討できないか。
  • スポーツ指導者の表彰について
    スポーツ指導者の表彰制度は高校総体や国体で優秀な成績をおさめた学校や団体などの指導者を表彰するものであるが、活躍した選手を小さい頃に育成してきた指導者も表彰されるようにしてほしい。
  • 日常生活自立支援事業の予算削減について
    認知症患者は金銭管理に不安があるため、県社会福祉協議会が日常生活自立支援事業により支援している。しかし、この日常生活自立支援事業が今後予算削減の方針であると聞いた。認知症患者が増加しているなかで重要な事業であるため、予算は削減しないでほしい。
  • 公民館活動の活性化について
    公民館に加入する地域住民が減少している。公民館活動に参加する者を増やすにはどうしたら良いか助言してほしい。
    県道の樹木や花壇などは県が管理していると思うが、管理が行き届かず雑草が生えているところが多い。ぜひ公民館活動を利用してほしい。
  • 染ケ岡地区環境保全協議会が取り組むきゃべつ畑へのひまわり植栽について
    染ケ岡地区環境保全協議会がきゃべつ畑に植栽しているひまわりは1,000万本を超え、北海道での取り組みを抜き、国内最大級の規模となった。県の方でも観光のPRや広報に協力してほしい。
  • 東九州自動車道「延岡-宮崎」間開通にあわせた企業誘致について
    東九州自動車道「延岡-宮崎」間が開通し、本県では高速道路の積極的な活用が期待されている。今後は延岡や日向、県北地域における企業誘致に力を入れてほしい。

 

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知事総括

  • 今回のフォーラムでは福祉・教育問題に対する御意見が多かったと思う。
  • 本日は何らかの回答をさせてもらったが、全ての案件に正確に回答できたわけではないので担当部局と一緒に対応していきたい。
  • 本日は限られた時間ではあったが、いい意見交換ができたと思う。これからもいろんな形で皆さんと対話の機会を設け、県政に生かしてまいりたい。

お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

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