掲載開始日:2023年5月1日更新日:2023年5月1日
ここから本文です。
令和4年11月10日(木曜)13時00分~16時30分
島津久友委員長、江藤利彦委員、山下恵子委員
警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長
警務部長から
について報告があった。
警務部長から
委員が、「『臨床心理士』と『公認心理師』との違いについて伺いたい。」旨質問したところ、警務部長からそれぞれの資格等について説明を受けた。
委員が、「ハウスクリーニングに要する経費を全額公費負担するとのことであるが、経費の上限を設けないのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から、「全額公費負担することとしている。」旨説明を受けた。
委員が、「これまでの公費負担の実績と例えば収入の多い方は支給しない等の基準があれば教えていただきたい。」旨質問したところ、警務部長から令和3年度及び令和4年度の実績と、「収入の多寡にかかわらず要件に該当すれば支給される。」旨の説明を受けた。
生活安全部長から
について報告があった。
委員が、「交番・駐在所の再編成の際に、地域住民の方々が不安を訴えられているという中で、このように見える化することで地域住民の方の安心感に繋がっていると感じている。移動交番車の増車は考えているのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「来年度の予算要求で増車を要求している。」旨の説明を受けた。
委員が、「交番・駐在所が廃止された地域について、移動交番の導入で住民の不安が解消されたと考えていいのか伺いたい。」旨の質問をしたところ、生活安全部長から、「まだまだ地域住民の不安感の一掃には至っていないと考える。引き続き移動交番や臨時交番、指定場所の駐留警戒を実施しつつ地域住民の要望を的確に把握し、住民の不安解消に努めていきたい。」旨の説明を受けた。
委員が、「再編整備で余剰となった人員はどこに配置されているのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から、「それらの人員はパトカーや交番に配置されており、現場執行力の強化や機動力の向上、夜間警戒力の強化に繋がっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「ぜひ移動交番車の台数を増やし体制を充実させていただきたい。」旨発言した。
刑事部長から
について報告があった。
委員が、「懸賞広告とはどのようなものか伺いたい。」旨質問したところ、刑事部長から、「懸賞広告とは、ある一定の行為をなした者に一定の報酬を与える広告で民法に規定されている。本制度はこれを根拠にしており、重要凶悪事件等の検挙に結びつく有力な情報を提供した者に対して報奨金を支払うものである。」旨の説明を受けた。
委員が、「対象事件は警察庁が手配するのか伺いたい。」旨の質問があり、刑事部長から、「警察庁が、警察庁指定特別手配被疑者として指定し、社会的反響の大きい特異又は重要な事件を全国に手配している。」旨の説明を受けた。
委員が、「広告により情報が集まって事件検挙に結びつけるのが狙いでありよい制度であると思う。当県では懸賞広告対象事件はないのか。」旨の質問があり、刑事部長から、「これまでに当県での懸賞広告対象事件は該当ない。」旨の説明を受けた。
交通部長から
について報告があった。
委員が、「緊急通行車両等確認標章の交付訓練とはどのようなものか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から、「緊急通行車両の事前届出制度は、事前に公安委員会に対して緊急輸送に使用する車両について事前審査する制度であり、災害直後は事前届出している方が標章の交付を受けようと警察署窓口に殺到し混乱することが予想されるので、スムーズな受付、交付ができるように訓練したものである。」旨の説明を受けた。
本部長から、「東日本大震災時の事例に鑑みても、必要な人にしっかりと届くようにするには事前に届出しておく本制度や交付訓練等は必要であると考えている。」旨の説明があった。
警備部長から
について報告があった。
委員が、「今回は重要インフラ事業者が対象であるが、中小企業、県民等を対象にした取組について伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から、「中小企業や県民等を対象とした取組では、宮崎県企業警察サイバーセキュリティ連携協議会を設置しており、中小企業や住民の方々に必要な情報が届けられる体制を構築している。」旨の説明を受けた。
本部長から、「一般の企業や県民等に対しては、サイバーセキュリティキャンペーン等サイバー犯罪対策課を中心にイベントを実施したりして裾野を広げている。ただ、重要インフラ事業者は社会的影響が大きいので、警察から積極的にアプローチして情報共有しながらお互いに対策を強化しておくことが目的であり、警察では、重要インフラ事業者と一般企業・県民向けの両方の取組を実施している。」旨の説明があった。
委員が、「講演なり演習等なりで実際に経験してみないとわからないことはたくさんあると思う。何か攻撃されて駄目になるのは突然であるが、多分、その前からサイバー攻撃は少しずつあって、最後のボタンが押された時にシステムがダウンするという話を聞いたことがあり、日頃から警戒しておく必要がある。参加した事業者もサイバーテロを経験したことはないと思うので、充実した会となるようにお願いしたい。」旨発言した。
警備部長から
について報告があった。
委員が、「訓練によりいろいろな課題が出てくると思うので、それを意識していざという時に備えてもらいたい。」、「本番では訓練以上の事はできないと言われるし、いろいろな機関が参加しているが3年も経てば異動等で人が入れ替わると思うので、継続的に訓練を行なっていくことが重要だと思う。」旨発言した。
運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。
宮崎県公安委員会
〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28
電話:0985-31-0110