掲載開始日:2024年12月17日更新日:2024年12月17日
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令和6年9月5日(木曜)14時00分~15時10分
島津久友委員長、山下恵子委員、江藤利彦委員
警察本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、情報通信部長、
警察学校長、サイバー戦略局長、総務課長
警務部長から
について報告があった。
警務部長から
について報告があった。
委員が、「参加した子供達が、将来警察官になることを楽しみにしている。」旨発言した。
委員が、「家族も警察の仕事はぼんやりとは分かっているが、実際に見ないと分からない部分もあるので、今回はとても良い機会であり、家族の絆も深まったと思う。」旨発言した。
生活安全部長から
について報告があった。
委員が、「認知件数が減っているということは、しっかりと被害防止対策の取組をしていただいている結果である。」旨発言した。
委員が、「50~64歳の方の被害が多い理由は何か。」旨質問したところ、生活安全部長から「この年代の被害者10名のうち、架空請求詐欺の被害者が7名である。その中でも最も多いのがサポート詐欺であり、パソコンを使用中に突然『あなたのパソコンがウィルスに感染しました。ここに電話をしてください。』と画面が変わり、電話をして被害に遭っている。若い人はスマホを使うし、65歳以上はパソコンを使う方も少なくなるため、50~64歳の年代の被害が多いのではないかと思われる。」旨の説明を受けた。
警備部長から
について報告があった。
委員が、「援助の要求により、福岡県警、熊本県警、鹿児島県警にヘリコプターを応援要請したが、実際に宮崎県まできたのか。」旨質問したところ、警備部長から「熊本県警と鹿児島県警のヘリコプターは実際に出動し、被害状況の映像配信等をおこなった。福岡県警のヘリコプターは待機体制をとってもらい、宮崎までは来ていない。」旨の説明を受けた。
委員が、「日頃から災害対応の訓練をしていると報告を受けており、今回も警備本部設置や連絡体制等スムーズにできたと思うが、もし改良点があれば、そこを改善して、さらなるブラッシュアップを図っていただきたい。」旨発言した。
警備部長から
について報告があった。
委員が、「甲号災害警備本部と、乙号災害警備本部の違いを伺いたい。」旨質問したところ、警備部長から「災害警備本部の体制は3段階に分かれている。小さい規模の災害警備本部から説明すると、一番小さいのが警備第二課長を長とする『警備連絡室』であり、これは情報収集が中心となる。次に体制を大きくすると『乙号災害警備本部』となり、警備部長を長として、警備部以外の各部から要員を派遣してもらい、総勢20名前後で、被害が比較的大きい時に設置する。一番大きい体制が『甲号災害警備本部』であり、警察本部長を長として、各部から更に多くの人員を集め、総勢80名前後で設置され、広報対応や避難誘導等を行う。南海トラフ地震については、あらかじめ震度6弱以上の地震が発生した場合には、甚大な被害が出る可能性が高いということで甲号災害警備本部を設置すると定められている。台風については、あらかじめ強さが予想されるため、ある程度の被害が予想される場合は乙号体制、甚大な被害が予想される場合には甲号体制で警備本部を設置する。」旨の説明を受けた。
委員が、「高岡で川があふれたと聞いたが、高岡警察署は浸水等なかったのか。」旨質問したところ、警備部長から「高岡警察署の浸水はなかった。」旨の説明があり、更に本部長から「瓜田川は穆佐地区であり、警察署からは離れている。」旨の説明を受けた。
交通部長から、
について報告があった。
委員が、「速やかに復旧していただき、有り難いと感じた。」旨発言した。
委員が、「現在も通行止めの17か所については、現場に常に警察官が配置しているのか。」旨質問したところ、交通部長から、「規制を始めた当初は警察官が対応していたが、ある程度時間が経過した後は道路管理者が警備員を配置するなどして対応している。」旨の説明を受けた。
交通部長から、
について説明があった。
委員が、「高齢者関与事故とはどのような事故か。」旨質問したところ、交通部長から、「高齢者が加害者、被害者となる交通事故です。」旨の説明を受けた。
委員が、「交通事故の発生状況を見ると、事故の件数は減っているが、負傷者数が増えているのは、バスのような乗客がたくさんいる車が事故を起こしたということか。」旨質問したところ、交通部長から「バスの事故は発生していないので、1件の事故で同乗者がいたため、怪我をした人が2人や3人といった事故が多く、それが積み重なった結果だと思われる。」旨の説明を受けた。
交通部長から、
について説明があった。
委員が、「子供の通学時の見守り活動は、警察の届け出が必要なのか。」旨質問したところ、交通部長から、「見守り隊と言われるボランティアの方々の活動については、あくまでもボランティア活動であるため届け出が必要というものではないが、警察署に、このような活動をしているという連絡等があり、把握はしている。」旨の説明があり、更に本部長から「道路交通法上では、地域交通安全活動推進委員というものがあり、その地区、地区で交通安全活動をしていただくという立場の方であり、この方達については非常勤の地方公務員として公安委員会が委嘱するという形で実施している。」旨の説明を受けた。
委員が、「サインカーとはどのような車か。」旨質問したところ、交通部長から「普通貨物自動車の荷台部分に電光掲示板が一体化された特殊車両で、後方から来る車両に注意喚起をすることができるものである。サインカーの用途としては、通学路での使用の他、お祭りやパレードなどで『現在通行止め』等と表示して注意喚起している。」旨の説明を受けた。
委員が、「交通機動隊の役割と警察署の交通課の役割は何か。」旨質問したところ、交通部長から「交通機動隊は白バイを中心として交通指導取締りを独自に行なっている。各警察署も日常業務の中で交通指導取締りを実施しているが、警察署だけでは人手が足りないという状況があるため、交通機動隊が各方面で指導取締りを実施する際、取締り場所を管轄する警察署が対応可能であれば、合同で取締りに従事している。」旨の説明を受けた。
運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。
宮崎県公安委員会
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