掲載開始日:2025年12月26日更新日:2025年12月26日
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「自分は大丈夫」と思っていませんか?
特殊詐欺とは、電話・メール・SNSなどを使い、家族や友人、公的機関の職員になりすまし、巧みに金銭をだまし取る犯罪です。犯人の話術は巧妙で、電話に出るとだれもがだまされる可能性があります。被害は年々増えており、年齢を問わずターゲットになっています。
(注意)今日からできる対策
少しでもおかしいと感じたら、家族や警察にすぐ相談して被害にあわないように気をつけましょう。

| 特殊詐欺 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年 | 令和7年 (11月末) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 認知件数(件) | 19 | 27 | 52 | 52 | 74 | 87 |
| 被害額(万円) | 2,586 | 6,340 | 13,628 | 35,808 | 20,234 | 34,522 |
特殊詐欺の手口は巧妙です。手口と対策を知って被害を防ぎましょう。

息子や孫になりすまして、会社のお金を使い込んだことによる横領金の補填名目や女性との不倫による示談金を名目にお金をだまし取る(脅し取る)手口です。
「風邪をひいて熱がある、のどが痛い。」「携帯電話の番号が変わった。」
「会社の金を横領した。」「交際相手を妊娠させた。」「株で失敗した。」
「お金が必要だ。」「自分では受け取りに行けないので、代わりの人が取り行く。」
警察官や銀行協会職員等になりすまして、「あなたの口座が犯罪に利用されています。キャッシュカードの交換が必要です。」などと言い、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る(脅し取る)手口です。
「あなたの口座が犯罪に使われている。」「不正利用されている。」
「詐欺グループを捕まえたら、○○さん名義の通帳(キャッシュカード)を持っていた。」
「キャッシュカードの交換(確認)が必要。」「警察官(銀行協会職員)が確認に伺う。」
インターネットやメールを利用して、有料サイトの料金未払いや登録解除料等の費用を要求したり、封書や葉書を利用して、未払い料金の訴訟を起こすなどと架空の事実を口実に、お金を口座に振り込ませたり、電子マネーを購入させて番号を聞き出し、その利用権をだまし取る(脅し取る)手口です。
「有料サイトの未納料金がある。」「コンビニで電子マネーを購入して番号を教えて。」
「あなたの権利を譲って。」「名義貸しは犯罪です。」
「ウイルスに感染しました。すぐ連絡してください。」
自治体や金融機関の職員を名乗り、医療費や税金の還付金があると嘘をついてATMに誘導し、ATMの操作を指示して、口座のお金を他人の口座に送金させてだまし取る手口です。
「ATMで還付金を受け取る手続きができる。」
「キャッシュカードと携帯電話を持って、ATMへ。」
融資保証金詐欺、金融商品詐欺、ギャンブル詐欺、交際あっせん詐欺などの手口もあります。
多くの人が詐欺の手口を知りながら被害にあっています。被害にあわない最も有効な対策、それは「犯人からの電話に出ないこと」です。
総合政策部生活・協働・男女参画課消費・安全担当 担当者名:田中
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