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県広報みやざき


 こんにちは!河野です
 3月28日、ついに3つ目の国際線「宮崎―香港線」が就航しました。私も4月下旬、この直行便に搭乗し、片道3時間のフライトで香港に出張。就航した香港航空への挨拶をはじめ、本県の農産物、食料品などを取り扱う会社や旅行会社へのトップセールス、政府関係機関の訪問など、実質1日の滞在でした。
 4月の搭乗率は約7割と順調なスタート。私が乗った便も、約160人の乗客でほぼ満席。ほとんどが香港からの観光客で、フルーツなどのお土産をたくさん買い込まれていました。
 日本政府観光局(JNTO)のデータ(2014)によると、香港の人口は約725万人で、年間の香港人出国者数が約922万人。国民1人あたり年1回以上、海外旅行をする計算です。その約1割となる約93万人が、日本を訪れています。前年比24%の伸びで、国別の訪日外客数でも韓国、中国、台湾に次ぐ第4位。
 しかも、円安などの追い風もあり今年に入って急増。年間100万人を超えることは確実と見られています。2010年が50万人程度だったので、この数年で2倍に。その約8割が訪日2回以上のリピーターで、個人旅行が75%を占めています。
 昨年、日本を訪れた外国人は1341万人。今年3月には、初めて1月あたり150万人を超えました。5年後に東京オリンピック・パラリンピックを控え、この動きはさらに加速することが見込まれます。本県としても、もっとその流れを引き込むことができるよう、香港をはじめ国際線の充実や、観光PR、受入体制の整備などに努めていきたいと思います。
 一方、県産品の輸出拡大に向け、本県の輸出農産物の主力品目かんしょの8割を取り扱う輸入商社の社長に「みやざき大使」を委嘱。また、日本食品などの輸入販売や和食レストラン事業を展開する企業との連携に向けた協議を行いました。安全・安心で美味しい日本の食に対する評価は、極めて高いものがあります。
 ダイナミックに発展、拡大するアジアから、これまで以上に観光客が押し寄せ、また、日本の農畜水産物や加工食品などへの需要が高まることが見込まれます。県としては、これまでの「東アジア経済交流戦略」を発展的に継承して「グローバル戦略」を策定し、県勢の発展に結びつけていきたいと考えています。

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