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若者の進学・就職時における県外流出が続いており、人材の確保が県内企業の最重要課題となっています。県では、産学官連携による人材の定着・確保や県内企業・団体の魅力を伝える取組などを行っています。
(福岡大学との協定 平成29年12月)
インターンシップ先を決めるために、大学生が企業の人事担当者などと直接会ってざっくばらんに話をするイベントです。
参加者の学生たちも、さまざまな企業による独自のインターンシップ・プログラムの説明に必死に耳を傾けていました。
宮崎公立大学2年の久保朝美さんは「県外出身だが宮崎でも魅力的な企業を見つけることができそう。特に県外・県内就職のこだわりはなく、魅力ある企業があれば宮崎で働くことも視野に入れたい。」
また同大学2年の古家未奈子さんは、「インターンシップフェアに実際参加して、いろんな話を聞くことにより県内企業に興味が沸いてきた。今後も積極的に参加していきたい。」と将来を考えるきっかけづくりになったようでした。
宮崎大学2年の八藤拓己さんは「2~3社ほど行ってみたいインターンシップ先が見つかった。ぜひその会社の社風や雰囲気を肌で感じたい」とすでにインターンシップが待ち遠しい様子でした。
久保朝美さん
古家未奈子さん
八藤拓己さん
高校1年生を対象に、県内で活躍する企業・業界団体・学校などの説明や体験を通して、「宮崎で働くこと、学ぶこと、そして暮らすこと」について知ってもらうイベントです。
今年で2回目の開催。さまざまな趣向を凝らした体験を行うブースが増えており、学生たちも楽しく仕事などを学びながら将来への選択肢を考えるきっかけになっているようです。
宮崎工業高校の河野裕大さんは「サービス業のブースでは、県外・海外の方への笑顔でのおもてなしの心を学ぶことができ心打たれた。」と企業の取組姿勢に感動。
同校の清武俊太さんは「小売業のブースでは、接客や基本的なマナーを学び、楽しみながら、いろんな仕事を知ることできた。」と選択肢が増えたようです。
また、引率の先生によれば「生徒の進路決定に影響を与えるのは保護者。しかし、保護者が県内の企業や学校などの情報を得られていない現状にある。今回のフェアに参加した生徒たちが、保護者に県内企業などの情報を与えることによって理解を深めていけるのではないか」と今後の展開に期待したいとのことでした。
このように、県では、県内企業の魅力を伝える取組などを通して、若者の県内定着を目指していきます。
河野裕大さん
清武俊太さん
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