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知事コラム

こんにちは!河野です

宮崎県知事 河野俊嗣(こうの しゅんじ) 宮崎県知事
河野 俊嗣(こうの しゅんじ)

このところ交通インフラの整備が着実に進展しています。

昨年12月、待望の「宮崎-成田線」が、LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンにより就航。首都圏のみならず海外に向けた窓口が、さらに広がりました。

国際線では、アシアナ航空「ソウル線」が、冬季(昨年12月~本年3月24日)は週3便から週5便に増便。LCCのイースター航空が昨年12月に週3便で就航したため、現在、「ソウル線」は週8便となっています。さらに、「台北線」では、本年3月より週2便から週3便に増便されるほか、就航から4年目を迎える「香港線」も、利用者数が増加しています。

また、宮崎ブーゲンビリア空港では、国際線専用スポットの新設や、国内初となる小型機に対応したロング旅客搭乗橋など、旅客ターミナルの整備が進んでおり、空港の利便性と機能性が大きく向上しています。

楽天トラベルの「2017年秋の訪日旅行(インバウンド)人気上昇都道府県ランキング」では、本県が全国2位となるなど、外国人旅行者も増加。国内外への旅行や出張がより便利になっていますので、県民の皆さんも、ぜひご利用ください。

次に、宮崎港と神戸港を結ぶ長距離フェリー航路は、神戸への上り便の貨物の約7割が農畜産物。これは県産農畜産物の約1/4に相当し、農林水産業を基幹産業とする本県にとって重要な航路です。さらに、本県は大消費地から遠く、トラックドライバーの不足や長時間労働が課題となっていることから、長距離フェリー航路は、〈本県経済の生命線〉と言えます。

この航路を将来にわたり安定的に維持するため、県や宮崎市、地元経済界など「オール宮崎」の体制で新会社を設立。この新会社で現会社の従業員を受け入れて経営の安定化を図り、老朽化の進む現船に替わる新船の就航に向けて、関係者と一体となって取り組んでまいります。

さらに、高速道路は、東九州自動車道「日南北郷-日南東郷」 間が今年度中に、九州中央自動車道「高千穂-日之影」間の一部区間が来年度中に供用開始の予定。また、都城志布志道路も「梅北IC-金御岳IC」 間が今月開通し、来年度末には供用率が50%を超える予定です。おかげさまで、ミッシングリンクの解消が着実に進んでいます。

交通インフラの充実は、県民の皆さんの利便性向上や安全・安心の確保、また、地域経済・産業の発展のために不可欠です。今後とも県政の最重要課題のひとつとして積極的に取り組んでまいります。

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