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知事コラム

こんにちは!河野です

宮崎県知事 河野俊嗣(こうの しゅんじ) 宮崎県知事
河野 俊嗣(こうの しゅんじ)

みやざき完熟マンゴーが出荷のピークを迎えています。収穫にはさみを用いず、樹上で完熟させ、マンゴー1つ1つにつけたネットに自然落下させて収穫するため、糖度が高く甘いのが特徴です。

その中でも、「糖度15度以上、重さ350グラム以上、外観の2分の1以上が鮮紅色」という厳しい基準をクリアした最高級品を、平成10年から「太陽のタマゴ」というブランドで出荷しています。

今年は「太陽のタマゴ」誕生20周年。これを記念し、解禁日4月16日には、私も東京の大田市場の初セリでトップセールスを行いました。また、プレゼントキャンペーンや各地のフェア、SNSでの情報発信など、一層の認知度向上に取り組んでいます。

ちなみに、「太陽のタマゴ」というブランド名は一般公募によるもので、当時18歳だった宮崎市の専門学校生の提案。形が恐竜の卵に似ており、炎のような赤い色が太陽の国・宮崎にふさわしく、かわいい名称だったことから採用されました。まさにイメージにぴったりでインパクトもあり、素敵なブランド名です。

大田市場での初セリでは、全国トップブランドとして確固たる地位を築いてきたこれまでの歩みに思いをはせ、生産や流通、販売、PRなどご尽力をいただいた全ての皆さまに対し、心からの感謝の思いを込めてご挨拶させていただきました。

セリの前に行われた試食では、多くの市場関係者が試食のマンゴーに群がる姿を目にしました。「太陽のタマゴ」の高い評価と人気を実感し、うれしくなります。

その様子を見て、オリンピック競泳日本代表チームに差し入れしたときのことを思い出しました。ロンドン五輪とリオ五輪の直前、松田丈志さん(ロンドン五輪で主将)の提案を受け、合宿中の代表チームを訪れ、みやざき完熟マンゴーや宮崎牛などを贈呈して激励しました。多くの選手がマンゴーに殺到し、ある選手など、皮だけとなったマンゴーを舐めるようにして食べていました。結果的に両大会とも日本代表のメダルラッシュとなり、これもマンゴーのパワーに他ならないものと信じています(笑)。

おかげさまで、「太陽のタマゴ」の販売がスタートした平成10年と比べ、本県のマンゴーの出荷量は約160トンから約1200トンへ、販売額は約4億円から約49億円へと飛躍的に増加。宮崎を代表するブランド品目に成長しました。

みやざき完熟マンゴー「太陽のタマゴ」の出荷は8月頃まで。贈り物としてはもちろん、より手ごろな完熟マンゴーもどんどん出荷されますので、ぜひこの機会に多くの方に味わっていただきたいと思います。

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