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本県は全国有数の畜産県です!牛、豚、鶏などの家畜をウイルスから守るためには徹底した防疫対策が必要!! 県では毎年2月を「家畜防疫強化月間」とし、防疫に対する危機意識を高め、防疫体制の徹底を図る機会としています。農家の方だけでなく県民一人一人の行動が防疫対策へとつながりますので、皆さん一体となって取り組んでいきましょう。
鳥インフルエンザや口蹄疫などの家畜伝染病は、ウイルスが人や物、野鳥などの野生動物などを介して家畜に感染することで発生します。
本県では平成22年に口蹄疫が発生し、297,808頭の牛・豚などが殺処分されて、県内経済や県民生活に大きな影響を及ぼしたほか、鳥インフルエンザが数年おきに発生しています。
また、昨年は岐阜県では豚コレラ、中国ではアジアで初めてアフリカ豚コレラが発生しています。
県では「水際防疫」「地域防疫」「農場防疫」「迅速な防疫措置」を4つの柱として、徹底した家畜防疫対策に取り組んでいます。
空港、港湾、ホテル、ゴルフ場など、海外からの旅行者などが多く訪れる場所で、消毒マットの設置など家畜伝染病の侵入防止策を実施しています。
市町村などが中心となって防疫研修会の開催や自主的な巡回消毒などを実施しています。
家畜防疫員による農場巡回指導などを実施し、農場防疫の強化を進めています。
万が一口蹄疫や鳥インフルエンザなどが発生した場合に備え、防疫演習の実施や防疫資材の備蓄を行っています。
ホテルに設置された消毒マット
防疫演習により発生時の迅速な対応に備えます
普段家畜に接しない方でも知らないうちにウイルスを媒介し、広げてしまう可能性があります。皆さんも防疫のためにできることからご協力をお願いします。
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お問い合わせ |
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家畜防疫対策課 0985(26)7139 |