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「平成」が4月30日で終わりを迎えます。
平成の時代を通じて、本県は着実な歩みを進めてまいりました。
今回、本県での主なできごとを写真と年表で振り返ってみました。
JR宮崎空港線や東九州自動車道などの社会基盤の整備が進み、県民の皆さんのくらしやすさの向上や企業立地、観光振興など、さまざまな面で効果が出てきました。
天皇・皇后両陛下を迎えて、「第55回全国植樹祭」が西都市で開催されました。
平成の時代に、本県に天皇・皇后両陛下がお見えになったのは、7年の「第15回全国豊かな海づくり大会」(日南市油津漁港)に続き2回目でした。
中小企業の製品開発や技術力向上を支援する研究機関として「県工業技術センター・食品開発センター」がオープンしました。
県内のものづくり産業やフードビジネス産業の更なる振興を後押ししています。
糖度やサイズなど、厳しい基準をクリアしたものだけに称号が与えられる完熟マンゴー「太陽のタマゴ」や、国内初の完全養殖技術(シロチョウザメ)、独自の製造技術による「宮崎キャビア1983」の販売など、ブランドづくりの動きが進展しました。
平成22年4月に県内で発生した口蹄疫は、同年8月に終息が宣言されました。
その後、畜産農家の方などをはじめとする皆さんの復興に向けた取組により、第10回、第11回全国和牛能力共進会ですばらしい成績をあげ、内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞しました。
現在の宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校は、「フォレストピア宮崎構想」を受けて、公立では全国初の中高一貫教育を行う学校として開校しました。
平成7年に、芸術劇場、図書館、美術館の3つの文化施設を備えた「県総合文化公園」がグランドオープンし、翌年、芸術劇場を舞台に「第1回宮崎国際室内楽音楽祭」が開催されました。
第7回から「宮崎国際音楽祭」と名称を変え、今年で第24回目を迎えます。
文化広場、県民広場も配置された県総合文化公園は、本県文化振興の拠点として親しまれています。
本年9月から日本で開催される「ラグビーワールドカップ2019TM」に向けた日本代表の事前チームキャンプが宮崎で行われることが決定しました。
また、イングランド代表の公認チームキャンプも行われます。
温暖な気候や充実した施設、魅力ある食など、本県のスポーツ環境が世界的にも認められてきています。