県政トピックス
未来を築く新しい「ゆたかさ」への挑戦
「みやざき新時代」を築くための予算を編成
ポイント |
令和元年度6月補正予算は、新たなアクションプラン(知事の政策提案などを踏まえた今後4年間の実行計画)を具体的に実現するための政策的事業を中心とした、いわゆる「肉付け予算」だよ!
当初予算と合わせた令和元年度予算は、厳しい財政状況の中、「人口減少対策事業」や「防災・減災、国土強靱化対策事業」などの喫緊の課題に適確に対応しながら、 「みやざき新時代」を築くための予算として編成しているよ。
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6月補正予算で成立した主な事業 ※各事業費は100万円単位で四捨五入しています。
人口減少対策をさらに推し進めます
少子高齢化・人口減少が進行する中で、社会減対策および自然減対策による人口減少の抑制や、本県の未来を支える人材の育成・確保に関する取組を加速させることにより、人口減少によって生じる課題を克服し、将来にわたって活力が維持される地域づくりを進めます。
具体的には、「移住・UIJターンの促進」のほか、「魅力的な雇用環境づくり」、「人材の育成・確保」、「外国人材の受入に向けた環境づくり」、「効果的な情報発信」といった取組を重点的に進めていきます。
「宮崎県人口減少対策基金」の設置
基金総額:30億円 事業期間:4年間
(令和元年度の基金活用事業:26事業、6億300万円)
基金活用事業の例
- わくわくひなた暮らし実現応援事業・・・1億3,300万円
移住・UIJターンを促進するため、本県へ移住し、就業される方(※)を対象に支援金を支給します。(※一定の要件があります。)
- みやざき農水産業人材投資事業・・・3,200万円
農業に新規就業する方(※)に対して経営開始資金を交付します。また、水産業に新規就業する方(※)に対して経営開始資金や研修中の準備資金を交付します。(※それぞれ一定の要件があります。)
- 外国人材受入環境整備事業・・・3,700万円
外国人の生活や就労などに関する相談を受け付けるワンストップの窓口を設置します。
また、外国人のニーズを踏まえた日本語教育を実施します。
災害に強い県土づくりを進めます
「防災・減災、国土強靱化対策事業」として、当初予算で計上した国の補助公共事業(事業費:170億9,200万円)と一体的に整備することで、一層の効果が見込まれる県単独公共事業(事業費:28億4,000万円)に取り組みます。
- 道路事業(地域防災計画上の避難道路整備、橋梁耐震対策など)・・・20億円
- 河川事業(護岸整備など)・・・5億3,000万円
- 砂防事業(急傾斜地崩壊防止施設整備)・・・1億9,000万円
- 治山事業(治山施設整備)・・・4,000万円
- 漁港事業(漁港施設整備)・・・8,000万円
(対策工事の例)河川の護岸整備
地域の活性化を更に進めます
- 油津港ファーストポート化事業・・・1,000万円
外国クルーズ船の誘致活動を強化するため、国や日南市と協力して、油津港を「ファーストポート(※)」とするために必要な港湾衛生業務などを行います。
※ファーストポート:外国船が国内に最初に入港する上で必要な検疫などを行うことができる港のことです。
- 宮崎駅西口駅前広場整備事業・・・3億円
宮崎駅から中心市街地への人の流れやにぎわいの創出のため、民間事業者による宮崎駅西口の複合ビル建設に併せて、駅前広場の整備を行います。
クルーズ船寄港時の様子
駅前広場整備イメージ図
令和元年度予算案の概要については、県ホームページに掲載しています。