県広報みやざき |
農薬と聞くと「健康に悪い」「怖い」というイメージが強い方が多いのではないでしょうか。 しかし、高温多湿で病気や害虫の発生が多い日本では、農産物の収穫量の安定や品質の向上のために、ある程度の農薬は不可欠なものとなっています。 |
農薬は法律に基づき国の登録を受ける必要があります。登録の際には毒性や残留性、土壌や水質、魚介類への影響を検査しています。 また、農薬には使用基準(希釈倍率、散布量、回数)が定められており、残留基準値を超えたり、環境に悪影響が出ないように設定されています。 農薬の使用者は、この使用基準を守る事が法律で義務づけられており、県では、研修会などを通じて農薬の適正な使用を啓発しています。 しかし、使用時のミスなどが原因で残留基準値を超える農産物が流通する可能性もあるため、保険所が検査するほか、出荷前の自主検査に取り組む産地が増えています。 |
県総合農業試験場が開発した残留農薬の分析技術は、420成分をわずか約2時間で分析できます。 結果が出るまで時間が短いので出荷前の自主検査などに活用されています。 もし、残留農薬が基準値を超えていても、出荷前に回収するなどの対応ができるので、本県農産物のさらなる安全・安心の向上に役立っています。 |
営農支援課 食の消費・安全推進室 |
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