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県広報みやざき


みんなで地産地消!
農薬の安全性確保と残留農薬分析技術について
 農薬と聞くと「健康に悪い」「怖い」というイメージが強い方が多いのではないでしょうか。
 しかし、高温多湿で病気や害虫の発生が多い日本では、農産物の収穫量の安定や品質の向上のために、ある程度の農薬は不可欠なものとなっています。
●農薬の安全性を確保する仕組み
研修会の様子 農薬は法律に基づき国の登録を受ける必要があります。登録の際には毒性や残留性、土壌や水質、魚介類への影響を検査しています。
 また、農薬には使用基準(希釈倍率、散布量、回数)が定められており、残留基準値を超えたり、環境に悪影響が出ないように設定されています。
 農薬の使用者は、この使用基準を守る事が法律で義務づけられており、県では、研修会などを通じて農薬の適正な使用を啓発しています。
 しかし、使用時のミスなどが原因で残留基準値を超える農産物が流通する可能性もあるため、保険所が検査するほか、出荷前の自主検査に取り組む産地が増えています。

●宮崎県の残留農薬分析技術について
残留農薬検査の様子 県総合農業試験場が開発した残留農薬の分析技術は、420成分をわずか約2時間で分析できます。
 結果が出るまで時間が短いので出荷前の自主検査などに活用されています。
 もし、残留農薬が基準値を超えていても、出荷前に回収するなどの対応ができるので、本県農産物のさらなる安全・安心の向上に役立っています。

問営農支援課 食の消費・安全推進室
電話0985(26)7132


かんたんレシピde地産地消
にらいっパイ
レシピ写真
【材料:4人分】  
にら :2束
冷凍パイシート(市販) :4枚
:2個
バター :大さじ1
塩、こしょう :少々
みりん :小さじ2
【作り方】
(1) にらは切らずにレンジ用ポリ袋に入れ、3分加熱した後1cm幅に切っておく。
(2) フライパンにバターを溶かし、にらを汁ごと入れ、汁気がなくなるまで炒める。塩・こしょうした後、火を止め、溶き卵を入れて混ぜておく。
(3) パイシートを解凍して薄平たく伸ばして丸形にし、(2)をまんべんなく伸ばし入れ、上から棒状にカットしたパイシートをバランス良く乗せる。
(4) 卵黄とみりんを混ぜて上から塗り、200℃のオーブンで20分焼く
   
【ポイント】
にらはビタミンAを多く含み、ビタミンB1の吸収をよくする緑黄色野菜として知られています。和え物や汁物、焼き物にも多く利用されますが、たまにはこのようにお菓子に利用してみてはいかがでしょうか。
  (レシピ提供:西都市食生活改善推進協議会)
   
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