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県広報みやざき


知事コラム こんにちは!河野です 長崎県で開催された「第10回全国和牛能力共進会」で、宮崎牛が再び日本一に輝きました。5年に1度開催される「和牛のオリンピック」。5年前の鳥取大会では、本県が9部門中7部門で1位となり、〈日本一の宮崎牛〉となりました。
 今大会は、口蹄疫で約7万頭の牛を失うという厳しい条件のもと、9部門中5部門で1位となったのに加え、第7区(総合評価群)において最高の栄誉である内閣総理大臣賞を、さらには総合得点で道府県の順位を決める団体賞でも1位を獲得。大会史上初の日本一連覇を達成することができました。
 この大会に向け、本県畜産の復興のためにも、また、御支援いただいた全国の皆さんに対する御恩返しのためにも、何としても日本一連覇を勝ち取る!との強い決意で取り組んできました。大会当日、私も佐世保市の審査会場に足を運び、本県の大応援団と共に何度も歓喜の万歳をし、また、感激と感無量の涙を流しました。
「宮崎県さん、良かったですね。」「見事な復活ですね。」と他県の参加者から心温まる言葉をいただきました。本県の関係者がおそろいで着用した帽子やジャンパーに縫い込まれた「宮崎牛」という文字、どれほど誇らしく思えたことか。
 日本一連覇は、代表牛を出品された農家や、これを支えた地域の方々、JAや和牛登録協会、自治体の関係者など、挙県一致で肉用牛改良に取り組んできた多くの方々の並々ならぬ努力の賜です。また、口蹄疫に際し、全国からお寄せいただいた御支援と励ましのおかげであり、さらには、県民の総力を結集して再生・復興に取り組んできた成果です。これまでの御尽力と御支援に対し、深く敬意を表し、心より感謝申し上げます。口蹄疫からの再生・復興が新たなステージに入りました。県民を挙げてお祝いしましょう。
 二連覇を達成した今、これからの取組も大切です。これを絶好の機会ととらえ、畜産農家をはじめ関係者の大変な御苦労や御努力に報いるためにも、関係団体と一体となって、販路拡大や消費拡大キャンペーンなど宮崎牛ブランドのPRに努めるとともに、本県畜産の振興、ひいては経済全体の活性化に結びつけてまいります。
 〈岩戸〉が開き、さっと明るい光が差し込んできました。より強く明るい光とするため、これからも県民の力を合わせ前へ進んでまいりましょう。

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