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県広報みやざき


知事コラム こんにちは!河野です より世界に開かれた宮崎へ!新たな国際定期航空路線として「宮崎 香港線」の開設が決定しました。ソウル線、台北線に続き、宮崎空港で3つ目の国際線です。
 就航するのは香港航空。運航開始は早ければ12月下旬で、 水曜と土曜の週2便を予定。香港航空は、現在、那覇と鹿児島に就航し、12月から札幌にも就航予定とのこと。日本路線の拡充に取り組む中で、南九州での周遊性を増す宮崎線の開設となりました。
 香港は、日本の食料品の最大の輸出先。定期便の開設は、農産物等の輸出の弾みとなりますし、海外旅行熱の高い香港からの観光誘客にも、一段と期待が寄せられます。また、世界で最も中華料理の美味しい街と言われ、旅行先としても実に魅力的。さらに、香港国際空港はアジアのハブ空港。その先には、東南アジアや世界に向けた航空ネットワークが開かれています。
 私も昨年8月に初めて香港を訪問。あの映画「慕情」の世界とは隔世の感がある発展ぶりに目を見張りました。アジアはダイナミックに拡大、変貌しています。
 昨年6月の県香港事務所の開設が、このような形で一つの実を結んだことを喜んでいます。県の「東アジア経済交流戦略」を進める上でも、大きな前進。香港航空をはじめ、ご尽力をいただいた関係の皆さまに深く感謝申し上げます。
 海外との交流は、海路でも活発化しています。今、アジアのクルーズ市場が急速に拡大中。本県にも、定員2千人クラスの大型クルーズ船が細島港や油津港に寄港。乗客が何十台もの観光バスに分乗して県内観光地を回り、大きな経済効果をもたらしています。
 県では、今年度、日南市の油津港に13万t級(定員約3100人)の大型クルーズ船の係留施設を整備することとしていたところ、来年6月、より大きな船が上海に配船される予定となったことを受け、16万t級 (定員約4200人)に対応できる施設とする補正予算案を9月議会に提出しました。細島港と並び、南九州における大型クルーズの拠点を築いてまいります。
 本県は、2020年東京大会に向けた合宿誘致や観光誘客、選手育成等に取り組む「みやざき東京オリンピック・パラリンピックおもてなしプロジェクト」をスタート。オリンピック効果を一過性のものとせず、次世代に受け継ぐ有形無形の財産づくりを進めています。 「宮崎 香港線」の開設や国際クルーズ船の誘致は、おもてなしプロジェクトの力強い追い風となるものと確信しています。

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