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県広報みやざき

−常在危機− 安全・安心へのココロがけ

問2月は「家畜防疫強化月間」です
 県では毎年2月を家畜防疫強化月間として位置付けています。
 この時期は渡り鳥の飛来により、鳥インフルエンザが発生しやすい季節でもあります。
 そこで今回は、畜産農家のみならず、県民生活にも甚大な被害を及ぼした平成22年度の口蹄疫および高病原性鳥インフルエンザの発生以降、農家や県が行っている防疫の取り組みを振り返り、農家だけでなく県民一人ひとりが家畜防疫のために何ができるのか、考えてみましょう。
 
[農家の取り組み]

 各農家では、農場へのウイルスの侵入を防ぐため、消毒槽や消毒ゲートを設置して農場に出入りする人や車両の消毒を徹底しています。畜舎には防鳥ネットなどを設置して野鳥や野生動物の侵入を防いでいます。
また、入退場者の記録を残すことで、万が一伝染病が発生した場合の感染拡大の防止に備えています。

 
農場に張り巡らされた防鳥ネット農場の入退場記録
 
[県の取り組み]

 県では防災情報メールを活用し、国内・海外での家畜伝染病の発生状況を配信し、農家や関係者に注意を促しています。
 また、家畜保健衛生所では、農場巡回や地域の研修会において消毒の徹底について指導を行い、農場における適切な防疫の実践を広めています。

 
農場巡回指導の様子防災情報メールは誰でも登録できます
 
[県民の皆さまへ]

 普段家畜に接しない人でも、知らず知らずのうちに目に見えないウイルスを国内に持ち込み、拡散させてしまう可能性があります。ウイルスの侵入・拡散を防ぐためにも、次の取り組みへの協力をお願いします。
●空港などの消毒マットが設置してある場所での靴底消毒にご協力ください。
●海外への渡航の際は、家畜・家きんがいる場所に近づかないでください。
●死亡した野鳥を発見した場合は、鳥には手を触れず、速やかに県に通報してください。
 家畜伝染病の発生・まん延を防ぐためには、各個人の取り組みの継続が最も重要です。
 あの悲劇を二度と繰り返さないためにも、県民の皆さま一人ひとりができることから協力をお願いします。

問 家畜防疫対策課 電話 0985(26)7139
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