自宅療養(検査結果が陽性で自宅で待機中の方を含む)をされる方へ
新型コロナウイルス感染症の検査で陽性であった方のうち、無症状、または医学的に症状が軽い方については、自宅療養を行なっていただく場合があります。
- 感染拡大防止のため、ご本人は自宅から外出せず、自宅で療養していただきます。自宅内でも必要最小限の行動にとどめてください。
- ご家族など同居の方も、生活上、必要な外出を除き、不要不急の外出は控えましょう。外出する場合はマスクを着用してください。
- 外部からの不要不急の訪問者は受け入れないようにしましょう。
療養の事前準備について
- 療養環境の準備
- 同居者がいる場合、生活空間を分けてください。(原則個室)
- トイレ、浴室などの消毒に必要な衛生用品を準備してください。
- 薬の準備
- 服薬中のお薬がある場合、自宅療養期間中にお薬が不足することがないよう、かかりつけの医療機関等にご相談ください。
- 食料・日用品の準備
- 食料・日用品は、ご自身で調達・確保をお願いします。配送サービスを利用される場合は、配送者と直接接触しないよう、受取方法の配慮をお願いします。
自宅療養中の健康観察について
- 療養期間中は、毎日、定時に体温測定を行うなど、ご自身の健康状態の観察を行なっていただきます。
- 保健所から、毎日電話にて健康状態の確認をさせていだきます。
- 健康状態の正確な把握が困難となる恐れがあることや症状の悪化の恐れがあることから、療養中の飲酒・喫煙は厳禁です。
- 療養の解除については、保健所が判断します。
- 体調が急変することもあるので、症状(発熱、咳、痰、倦怠感など)が悪化した場合や、表に示した「緊急性の高い症状」を認めたときは、すぐに保健所に連絡してください。
表:緊急性の高い症状
表情・外見
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- 顔色が明らかに悪い(補足)
- 唇が紫色になっている
- いつもと違う、様子がおかしい(補足)
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息苦しさ等
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- 息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
- 急に息苦しくなった
- 生活をしていて少し動くと息苦しい
- 胸の痛みがある
- 横になれない。座らないと息ができない
- 肩で息をしている
- 突然(2時間以内を目安)ゼーゼーしはじめた
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意識障害等
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- ぼんやりしている(反応が弱い)(補足)
- もうろうとしている(返事がない)(補足)
- 脈が飛ぶ、脈のリズムが乱れる感じがする
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(補足)は家族等が上記の項目を確認した場合
- 同居の方がいる場合、同居の方は基本的に濃厚接触者に当たります。そのため、同居の方も毎日健康状態の観察を行い、症状が出た場合、速やかに管轄の保健所に連絡してください。
各保健所の連絡先
保健所名
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電話番号
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中央保健所
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0985-28-2111
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日南保健所
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0987-23-3141
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都城保健所
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0986-23-4504
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小林保健所
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0984-23-3118
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高鍋保健所
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0983-22-1330
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日向保健所
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0982-52-5101
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延岡保健所
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0982-33-5373
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高千穂保健所
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0982-72-2168
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自宅療養中の注意事項
- 感染拡大防止のため、自宅から外出せず、自宅で療養していただきます。自宅内でも必要最小限の行動にとどめてください。
- 自分の部屋から出入りする際は、サージカルマスクを着用してください。
- 小まめな手洗い、定期的な部屋の換気(1時間に2回程度)を行なってください。
- ご家族など同居の方も、生活上、必要な外出を除き、不要不急の外出は控えましょう。外出する場合はサージカルマスクを着用してください。
- 外部からの不要不急の訪問者は受け入れないようにしましょう。
療養環境の準備
- ご本人(感染者)は、専用の居室で過ごし、必要最小限の行動に止めてください。
- ご本人(感染者)の居室は定期的に換気をしましょう。他の家族が居る部屋も日中の温かい時間に窓を開けるなど十分に換気を行なってください(1時間に2回程度)。
- 洗面所・トイレもご本人(感染者)専用のものが望ましいです。
- リネン(タオル、シーツなど)、食器、歯ブラシなどの身の回りのものも、ご本人(感染者)専用としてください。家族での共有はしないでください。
清掃
- ご本人(感染者)が触れるものの表面(ベッドサイド、テーブル、ドアノブなど)は家庭用除菌スプレー(消毒用アルコール)などで、1日1回以上、拭きましょう。
- リネン・衣類等は通常の洗濯用洗剤で洗濯し、しっかりと乾燥させましょう。(洗濯表示に記載されている上限の温度での洗濯、乾燥が望ましいです。)
ごみの捨て方
- ご本人(感染者)の鼻水などがついたマスクやティッシュなどのごみを捨てる場合は、以下の点にご注意いただき、「燃やすごみ」としてお出しください。
- ごみを新聞紙などで包み、直接触れない。
- ごみに直接触れることのないよう、ごみ袋はしっかり縛って封をする。
- ごみ捨てを行う前と後に、石けんと流水でしっかりと手を洗う。
- ごみが袋の外側にごみが触れた場合や、袋が破れている場合は、ごみ袋を二重にしてください。
ペットを飼われている方
- 自宅療養中に医療機関に入院が必要となる場合があります。ペットのお世話ができる方がいない場合は、親類や知人などに預かっていただけるよう手配をお願いします。
同居の方がいる場合
家庭内感染を防ぐために、以下の注意事項を守ってください。
- ご本人(感染者)専用の居室を用意することが難しい場合は、同室内の全員がマスク(サージカルマスク)を着用し、十分な換気を行いましょう。
- 同居の方がご本人(感染者)の居室に出入りする時は、サージカルマスクを着用し、流水と石けん、または消毒用アルコールによる手指消毒を行いましょう。
- 洗面所・トイレを共用する場合は、十分な清掃と換気を行いましょう。
- 入浴は家族の中で最後に行いましょう。
- リネン(タオル、シーツなど)、食器、歯ブラシなどの身の回りのもの、特に洗面所やトイレのタオルは、同居者と共用しないでください。
同居者の方がご本人(感染者)のケアを行う場合
- ケアは特定の方が行うようにしてください。ケアを行う方は、基礎疾患がない健康な人が望ましいです。
- ケアを行う場合、ケアを行う方もご本人(感染者)も、どちらもサージカルマスクを着用し、十分な距離(1m以上)を保ってください。
- ご本人の体液・汚物に触れたり、清掃・洗濯を行う場合、サージカルマスク、手袋、プラスティックエプロンやガウン(身体を覆うことができ、破棄できる者で代替可:カッパ等)を使用しましょう。
- ケアを行なった後や、清掃・洗濯の後は石けんと流水で手を洗いましょう。
- マスクの外側の面、眼や口などに手で触れないよう注意しましょう。
