掲載開始日:2024年1月25日更新日:2024年1月25日
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こんにちは!北部管理事務所電気担当の3年目を迎えましたがまだまだ新人(宮崎大学工学部機械設計システム工学科卒)の者です!
今回は北部管理事務所電気担当の主な業務について3つ紹介します!
北部管理事務所は、日向市東郷町にある浄水場で、2級河川の耳川から取水し、約10km先の日向・延岡地区新産業都市の細島工業団地に工場で使う水を送っています。
この浄水場の電気、機械設備の管理をしているのが電気担当です。
北部管理事務所の電気担当は現在電気職2名、機械職1名の3名で日々の業務に努めています。浄水場には多くの電気設備や機械設備が存在し、それぞれの知識や技術力を共有しながら、維持管理を行なっています。
月に2回浄水場のポンプやゲート、濁水処理設備、変電所の設備等全ての装置を動作させ、動作に異常は無いか、電流値が正常の範囲内にあるかを確認しています。もし、異常があれば電気担当で可能な限り修繕を行います。
また、送水設備とは別に、浄水場と配水池に太陽光発電設備があるため、その点検も月に1回のペースで、太陽光パネル等の状態を確認しています。なお、主要機器は、常日頃から状態を確認し、異常を来す兆候があれば速やかに対応しています。
薬注設備点検の様子
定期的に行わなければならない点検や修繕工事、改良工事などの発注業務を行なっています。
ある程度の点検は、電気担当のみで行う事ができますが、浄水場と送配水管路敷、配水池には多くの機器があるため、全てを行う事はできません。そのため、地元の業者さんにお願いして、より高度な点検を行なっています。
また、工事になると職員では対応できないため、これも同じように業者さんへ工事をお願いしています。昨年度の台風第14号による浸水被害では、北部管理事務所の仮復旧工事、そして本年度にその本復旧工事を行なっています。
地元業者さんの力が無ければ実現できないことばかりなので、業者さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
細島工業団地へ送る水は、耳川から取水し、浄水場の沈砂池で、ゴミや砂を取り除き送水していますが、大雨などで河川の水が濁った場合は、沈殿池へ濁った水を送り、薬品を加え、濁りを取り除く「濁水処理」を行なった後に送っています。
濁水処理時には3交代24時間体制の勤務になり、心身共に疲弊します。濁水処理は大気が不安定になる夏場に行うことが多いのですが、その期間浄水場近くにも数回雷が落ちることがあり、雷警報が発令される度、落雷時の対応マニュアルを何度も確認し、ハラハラしながら濁水処理を行います。
その様な中でも電気機械設備の状態の監視を怠ることは決してありません。
沈殿池(濁水処理設備)
以上、北部管理事務所の紹介でした!
また、宮崎県企業局では、発電所見学、工業用水道施設の見学を随時受け付けています!詳しくは宮崎県企業局のホームページをご覧ください!!
キャッチコピー・ロゴマーク
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