掲載開始日:2019年6月10日更新日:2019年6月10日
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東日本大震災発生から1か月後に当たる平成23年4月11日を「宮崎の思いと力を結集する日」として、県民一人ひとりが自分に何ができるか改めて考える機会にしていただくとともに、地震発生時刻(午後2時46分)から1分間の県下一斉黙とうを実施しました。
本県職員による避難所運営支援などでつながりのできた宮城県山元町に対し、被災者の方々の心の癒しに役立てていただくため、避難所や役場にスイートピー(1,600本・花瓶付き)を提供しました。(平成23年4月)。
宮崎・宮城の両県名にちなんだ従来からの「宮宮コンビ」(コラボレーション)のつながり(絆)などを踏まえて、宮城県支援のために、「宮宮はうまい!宮城県応援フェア」をみやざき物産館(平成23年4月29日~5月5日)及び新宿KONNE(平成23年5月9日~5月19日)において開催しました。
みやざき物産館において、「岩手県・福島県応援フェア」を開催(平成23年5月6日~5月12日)し、これらのフェアの売上金については、
宮宮はうまい!宮城県応援フェア
その一部を「みやざき感謝プロジェクト基金」に寄附しました。
東京髙島屋で開催した宮崎物産展(平成23年8月31日~9月5日)において、宮城県産食材(カツオ、米)のPRを行いました。
「みやざきweeeek2012」の取組の中で「宮宮レシピ本」の製作に協力しました。
また、東急ストアにおけるPRイベント(平成23年2月15日)やABCクッキングスタジオにおける料理教室(平成24年2月18~19日)でPRを行いました。
震災により被害を被った県外企業や影響を受けている県内企業を対象に、ワンストップで総合的に支援する窓口(被災企業応援ワンストップ相談窓口)設置しました。
また、県中小企業融資制度に「東日本大震災復興緊急対策貸付」を創設し、金融支援の拡充を行いました。
宮崎県経済団体協議会を通じた募集や一般県民からの募集による災害ボランティア(延べ100名)を福島県いわき市に派遣し、被災家屋の堆積土砂除去、ガレキ撤去等の活動を行いました。(平成23年6月6日~7月9日)。
「みやざき県民復興協力隊」の活動状況
行政や民間・団体等による結成された「チームみやざき」により、被災地における炊き出しなどを通して、復興に向けた「元気」と「勇気」を届ける取組を行いました。
被災地での復興イベントや復興作業従事者の活動を後押しする形で炊き出しを実施し、会場周辺の仮設住宅で生活されている方々等を中心に提供しました。
復興イベントでの炊き出し
宮城県で津波被害のあった15市町において、毎月22日を「宮・宮学校給食の日」に設定し、9月から3月まで、毎月1回、本県食材を提供しました。
仮設住宅で生活される方々に対し、過酷な生活の中で「心の癒し」としていただくため、県下6つの高校で育てた鉢物を贈呈を贈呈しました。
仮設住宅避難者への花の贈呈
被災地における産業復興を支援するため、平成23年11月に被災県の農水産物を本県で販売し、その売り上げを被災地に寄付しました。
本県とゆかりの深い宮城県気仙沼市と山元町の追悼会場に、本県産スイートピーを供花しました。
【その他の取り組みなど】
被災県産品の販売支援
宮城県気仙沼市において、「宮・宮の絆イベント~帰っきたど&待っでだでば~」と題して、宮城県と本県の行政及び業界の共同開催によるカツオ水揚げ式を開催しました(平成23年7月3日)。
また、宮城県内の被災港への本県漁船の水揚げを促進するため、県漁業協同組合連合会が行なう被災港での円滑な物資調達・供給や漁獲物の安全PRのための取組に対し、支援を行いました。
「宮宮の絆イベント~帰っきたど&待っでだでば~」
東日本大震災により被災した地域の小中学校では、机や椅子などの学習用資材、器具等が不足しているところもあることから、県産スギ材で製作した学童机・椅子のセットを寄贈しました。
【寄贈実績】
県産スギ材で製作した机・椅子の贈呈式
震災の影響で夏休み期間中にかけても教育活動を継続せざるを得なかった宮城県山元町の小・中学校4校(小学校2校、中学校2校)に対し、本県の市町村立小・中学校の教諭等(計36名)を派遣し、学習指導(授業、体育指導等)、図書室の整備など様々な教育活動の支援を行いました。
夏休み学校サポート活動の状況
東日本大震災で被害の大きかった宮城県において、今後の農業の復興・発展に役立てていただくため、農業の将来を担う宮城県農業大学校の学生(5名)を招待し、県内の先進農家や農業施設の紹介や、本県の農業大学校の学生との意見交流等を行いました(平成24年2月13日)。
県内の中山間地域の事業者に、被災者を雇用していただくことにより、豊かな自然環境の中での被災者の生活再建を支援しました(平成23年度末時点での累計で12名を雇用)。
東日本大震災の発生から1年を迎えるにあたり、震災により亡くなられた方々への哀悼の意を表すとともに、県民の皆さまに対して、平成24年3月11日における黙とうを呼びかけ、被災地・被災者に対する支援への協力や足下の災害に対する自助・共助の取組についての点検・実施を依頼する知事メッセージを発出しました。
震災によりお亡くなりになった方々への哀悼の意を表すため、平成24年3月11日の午後2時46分(地震発生時刻)から1分間、県下一斉に黙とうしていただくよう、市町村や報道機関を通じて呼びかけを行いました。
被災地の復興を祈念するとともに、これまでの支援活動を振り返りつつ、今後の継続的な支援の思いを新たにするため、県民の皆さまや市町村とともに取り組んできた支援のようすを紹介する写真展『東日本大震災からの復興の歩み~「みやざき感謝プロジェクト」による支援のようす』を、県内14会場で開催しました(平成24年3月5日~3月16日)。
大震災により亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、追悼式に出席された方々の心の癒しとなるよう、これまでの支援活動を通じてつながりの深い宮城県気仙沼市と宮城県山元町の追悼式式典会場等に本県産のスイートピー(計3,500本)をお贈りしました。(「みやざきから元気を届けるプロジェクト」の一環)
慰霊祭への供花
みやざき物産館KONNEにおいて、東北3県(岩手県、宮城県及び福島県)の復興を支援することを目的として「東日本大震災復興支援フェア」を開催しました(平成24年3月9日~3月16日)。
地震発生直後から、医療・救護、消防・救出・救護、児童・障がい者福祉、避難所運営等の支援等のため職員を派遣してきましたが、その後、本格的な復旧・復興段階を迎え、被災地のニーズに応じて、災害復旧のための土木・農業土木等の技術職や、被害の大きい市町村の行政機能全般に対する支援を行なうための職員を派遣しました。
職種 | 延べ派遣職員数(単位:名) | 延べ派遣日数(単位:人日) |
---|---|---|
県職員 | 400 | 4,984 |
教職員 | 36 | 164 |
警察官 | 533 | 8,776 |
市町村職員 | 314 | 4,086 |
【県民の皆様からの小口物資の受入れ・提供】
個人の小口物資については、各市町村の窓口で受け入れた後、宮崎農政事務所等の協力も得て、県が拠点に集約し発送するという、県・市町村が一体となったシステムを構築し、県民の皆様の支援の心を被災地へ届けるべく対応しました。(平成23年4月15日受付終了)。
【県・市町村・日赤の備蓄物資の提供】
平成23年3月16日に県備蓄物資の福島県への発送を皮切りに、県、市町村及び日本赤十字社の備蓄物資を随時発送しました。(平成23年7月末まで)。
【企業・団体等からの大口義援物資の受入れ・提供】
県内の企業・団体等から申し出をいただいた大口の物資についても、県で輸送手段を確保し、被災県と調整の上、随時発送しました(平成23年7月末まで)。
【物的支援の経過】(平成23年3月16日~平成24年4月19日)
支援物資搬送作業(平成23年4月7日)
支援物資を福島県に発送(平成23年3月16日)
日時 | 提供先 | 提供物資 |
---|---|---|
4月19日 | 宮城県南三陸町 | 飲料水(2リットルボトル3,840本) |
4月14日 | 宮城県東松島市 | LL牛乳、野菜ジュース、歯ブラシなど |
4月8日 | 宮城県気仙沼市、富谷町 | 無洗米(5,480キログラム)、ペットフード(200袋) |
4月7日 | 宮城県名取市、山元町 | レトルト職員、カップラーメン、ジュース、お茶など(約150箱) 菓子、漬け物など(約720箱) 非常用缶入りパンなど(約330箱 |
3月30日 | 宮城県 | 飲料水(2リットルボトル5,040本) |
3月25日 | 宮城県 | お棺(100本)、紙おむつ、マスク、簡易トイレなど |
3月18日 | 宮城県 | 日用品や衛生用品、食料品など(4トントラック2台分) 毛布(27枚)、タオル(1,830枚)、日用品セット(1,550セット)、生理用品(1,248パック)、おむつ(192パック)、おしりふき(288個)、簡易トイレ(40個)、アルファ米(4,000個)、ドライミルク(96個)、紙コップ等(22,400個)、おわん(18,000個)、割り箸(16,000本)、箸付きスプーンセット(1,800セット) |
3月16日 | 福島県 | 毛布(1,450枚)、飲料水(2リットルボトル1,500本) |
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総務部危機管理局危機管理課危機管理担当
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