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掲載開始日:2012年12月28日更新日:2012年12月28日

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指定希少野生動植物の概要(キリシマエビネ)

名称

キリシマエビネ

キリシマエビネの写真

学名

Calanthearistuliferavar.kirishimensis

科名

ラン科

宮崎県カテゴリー

絶滅危惧1B類

重要度

B

環境省カテゴリー

絶滅危惧1B類

分布

県外:本州(近畿南部)、四国、九州県内:各地散在

生育環境

照葉樹林内

生育状況

県内の広い地域に生育していたが、乱獲により激減した。開花株を見ることは難しくなっている。

減少の主要因

採取、伐採

選定の理由

照葉樹林の代表植物であるが99%が乱獲され、自生株はごく希。栽培愛好家も多く、商業目的で採取・販売され、絶滅が危惧される。

特記事項

宮崎県のシンボルとなっている照葉樹林の重要構成種

保護対策指針

  1. 個体の保護
    • 盗掘の防止と流通・販売の監視、指導
    • 生育状況等の調査とモニタリング
  2. 生育地の保護
    • 生育地周辺の環境維持と改善
    • 特別規制地区の設定による法的保護
  3. その他
    • 保護の必要性の啓発
    • 展示会のあり方誘導
    • 栽培株の自然環境への植え戻しルールの確立

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お問い合わせ

環境森林部自然環境課野生生物担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-38-8489

メールアドレス:shizen@pref.miyazaki.lg.jp