トップ > くらし・健康・福祉 > 自然・環境 > 自然保護 > 指定希少野生動植物 > 指定希少野生動植物の概要(ヤイロチョウ)

掲載開始日:2012年12月28日更新日:2022年9月29日

ここから本文です。

指定希少野生動植物の概要(ヤイロチョウ)

名称

ヤイロチョウ

ヤイロチョウの写真

学名

Pittabrachyuranympha

科名

ヤイロチョウ科

宮崎県カテゴリー

絶滅危惧1B類

重要度

A

環境省カテゴリー

絶滅危惧1B類

分布

県外:本州中南部、四国、九州。東南アジア、オーストラリアなど県内:全域で記録があるが、繁殖記録は一部である。

生息環境

谷間の深い森、腐葉土が多くミミズ類が多く生息する環境を好んで生息する。営巣は地上や樹上で行なうが、人的影響を極端に嫌う。

生息状況

生息数は谷間で1~2羽であることが通常。

減少の主要因

伐採による生息地の減少。シカの食害で下層植物の減少により林床部の乾燥化でミミズ類の減少。写真マニアによる繁殖妨害。

選定の理由

個体数及び生息地が少なく、生息環境が著しく悪化しつつある。

特記事項

国内希少野生動植物種(種の保存法)

保護対策指針

  1. 生息地への立入規制
    • 営巣場所に近づいたり個体を追い回すと、巣を放棄するので、繁殖期の生息地への立入りを規制する。
  2. 規制の強化
    • 悪質な者は、注意しても居直り、制止が効かないので、法的な規制(指導)も検討する必要がある。
  3. 生息地の保全
    • シカの食害による環境破壊対策が必要である。

関連するページへのリンク

お問い合わせ

環境森林部自然環境課自然公園担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-38-8489

メールアドレス:shizen@pref.miyazaki.lg.jp