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知事コラム こんにちは!河野です

おいしさ日本一!

宮崎県知事 河野俊嗣(こうの しゅんじ) 宮崎県知事
河野 俊嗣(こうの しゅんじ)

5年に1度、和牛改良の成果を競う「全国和牛能力共進会」が、10月に鹿児島県で開催されました。和牛ブランド力の向上につながる重要な大会で、別名「和牛のオリンピック」と言われています。

審査は、体型の良さなど改良の成果を競う「種牛の部(第1~6区)」と、肉質を競う「肉牛の部(第7~8区)」からなり、それぞれの部門で最も優れた牛に内閣総理大臣賞が授与されます。

本県は、第3区と第7区で優等賞首席(日本一)を獲得し、出品したすべての部門で優等賞となったことにより団体賞を受賞しました。

特に、牛肉のおいしさに関する脂肪の質に着目して新設された第7区「脂肪の質評価群」で日本一となり、この区で内閣総理大臣賞を受賞。かつてどの県も達成したことのない4大会連続受賞という快挙を成し遂げたことは、極めて大きな成果だったと考えています。

サシ重視から「おいしさ」への転換を狙う今大会、その象徴となる第7区での受賞は、宮崎牛が日本一おいしいことの証明に他なりません。「おいしさ日本一!宮崎牛」という、とても分かりやくインパクトのあるPRができ、宮崎牛は最高のセールスポイントを手にすることができました。国内外で積極的にプロモーションを展開し、さらなる販路拡大やブランド力の強化につなげてまいります。

また、今大会から新設された「特別区(高校及び農業大学校の部)」において、小林秀峰高校が優等賞2席(全国2位)に輝くなど、若き担い手が着実に育っていることを実感でき、将来につながる大会となりました。

この素晴らしい結果は、出品に携わった方々をはじめ、多くの関係者が「チーム宮崎」として一丸となり「日本一の努力と準備」を合い言葉に取り組んできた成果です。その栄誉をたたえ、「第12回全国和牛能力共進会宮崎県推進協議会」に対し県民栄誉賞を贈りました。

来年は、2月のWBC日本代表「侍ジャパン」合宿をはじめ、3月にアジア最大のゴルフ商談会「アジア・ゴルフ・ツーリズム・コンベンション(AGTC)2023」、4月に「G7宮崎農業大臣会合」、10月に「宮崎県人会世界大会」が予定され、3年後には「大阪・関西万博」も予定されています。

この絶好の機会をしっかり捉え、国内外に宮崎牛をはじめとする本県の魅力をアピールし、コロナ禍や物価高騰により影響を受けた暮らしや地域経済の回復を図り、宮崎再生に結びつけてまいります。

4大会連続となる内閣総理大臣賞を受賞

第3区優等賞首席の
林秋廣さんと「こうみほ」号

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