県広報みやざき

県政トピックス①

頭のケガや病気の後から起こる
こんな症状に困っていませんか?

  • 物の置き場所を忘れる
  • 同じ事を繰り返し質問する
  • ぼんやりしてミスが多い
  • ふたつの事を同時に行うと混乱する
  • 約束の時間に間に合わない
  • 思い通りにならないと大声を出す
  • 自己中心的になる

これらの症状が多いなぁと思う方、それ、もしかすると高次脳機能障がいかもしれません。

高次脳機能障がいとは?

事故や病気などで脳に損傷を受け、その後遺症などとして記憶、注意、遂行機能、社会的行動といった認知機能(高次脳機能)が低下した状態をいいます。
日常生活の中で現れ、外見からは障がいがあると分かりにくく、「見えない障がい」や「隠れた障がい」などと言われています。
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、脳炎、脳腫瘍などの病気による脳の損傷からと、交通事故、転倒、転落などの事故による脳損傷が主な原因です。

高次脳機能障がいと認知症の違い

認知症が徐々に進行する病気であるのに対し、高次脳機能障がいは受傷や病気の発症など時期が明確で、基本的に進行することはありません。

症状に気づくまでに時間がかかることが多い

原因となる脳の損傷から、障がいの気づきまで時間がかかるとともに、外見からは障がいがあることが分かりにくいことから、誤解を受けたり、人間関係のトラブルを繰り返すことも多く、さまざまな困難を抱えながら生活している方が多くいます。

宮崎県の支援体制

支援拠点機関(2機関)

宮崎県身体障害者相談センター 外観
  • 宮崎県身体障害者相談センター
  • 宮崎大学医学部附属病院

地域リハビリテーションの中核を担う身体障害者相談センターが、高次脳機能障がい者総合相談・支援拠点機関として、医学的支援拠点・研究機関である宮崎大学医学部附属病院とともに、高次脳機能障がいのある人への支援を進めています。

支援協力医療機関(47機関)

支援協力医療機関 イラスト

支援協力医療機関では支援拠点機関と連携し、地域において高次脳機能障がいのある人への支援を行っています。
受診を希望される場合は、事前に当該医療機関にお問い合わせください。(紹介状が必要な医療機関もございますのでご留意ください。)

支援協力医療機関

確定診断が可能な
医療機関

※令和5年4月1日時点

各種障がい者手帳

各種障がい者手帳 イラスト
【精神障害者保健福祉手帳】
高次脳機能障がいで日常生活や社会生活に制約があると診断された方に交付されます。
【身体障害者手帳】
手足の麻痺や音声・言語障がいなどがあり、障がいの程度により交付されます。
【療育手帳】
18歳未満の受傷や発症で、知的発達に障がいが生じた障がい児(者)に交付されます。

〈窓口〉各市町村福祉担当課

高次脳機能障がいかもと思ったら…?

相談
窓口

宮崎県身体障害者相談センター

宮崎市霧島1丁目1番地2(宮崎県総合保健センター内)

0985(29)2556

相談は、電話やお問い合わせフォームなどでお受けしています。また、来所による相談をご希望の場合は、事前に連絡をお願いします。
支援コーディネーターをはじめ、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、臨床心理士が、それぞれの専門性を生かしたチーム支援を基本にご相談に応じます。

お問い合わせフォーム

みやざき高次脳機能障がい
家族会「あかり

家族会では会員同士の交流を図るとともに、情報交換などを通じ、障がい者当事者や家族の社会生活の向上を図る活動をしています。

【定例会】
毎月第3土曜日(8月と12月を除く)
【時 間】
13:30〜15:30
【場 所】
宮崎県総合保健センター4階
「リハビリテーション交流室」

090(6421)1192

[email protected]

家族会 あかりHP
お問い合わせ
障がい福祉課
0985(32)4468
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