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掲載開始日:2013年2月14日更新日:2013年2月14日

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平成24年度第10回知事とのふれあいフォーラム

第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)

内容

開催日時等

開催日

平成25年2月14日(木曜)午後2時から午後3時30分まで

場所

新富町中央公民館

参加者

新富町の皆さん30名
知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 今日は平日の大変お忙しいところ、様々な役職でお忙しい皆様に貴重なお時間をいただいたことを感謝。
  • 新富町は2年前の鳥インフルエンザ、3年前の口蹄疫から一歩一歩、復興に向かっている状況ではないかと思っている。宮崎には昨年の宮崎牛の日本一、鵬翔高校の全国サッカー優勝という明るいニュースもあり、気持ちも明るく、一歩一歩前へ進んでいるような状況ではないかと思っている。
  • 口蹄疫の関係では、NHK・BSのプレミアムドラマ「命のあしあと」が放映されたが、児湯郡の皆さんの経験、あのときの現場状況を丁寧に全国の皆さんに伝えていただき、NHKの関係者には感謝を申し上げたところ。
  • ドラマでは居酒屋の大将役で泉谷しげるさんが出演されていたが、放送された翌日に東京でお会いすることができた。泉谷さんにはコンサートなどで口蹄疫からの復興、宮崎頑張れということを応援をいただいており、宮崎牛が日本一になったという感謝の思いを直接会ってお伝えをしたいと思っていた。本当にまじめで温かい心の持ち主の方で、ライブ&トークも新富が最後だったということもNHKで紹介されたが、チーム新富という形で地元の方が盛り上げていただき、本当にすばらしいコンサートになったと聞いており、泉谷さんの思いも受けとめながら、元気を出そうよという機運が盛り上がったのではないかと思っている。
  • 今、皆さんが非常に関心があるのではないかと思うのは、昨日発表した南海トラフの浸水想定のことではないかと思う。新富町においても、かなりの面積の浸水が想定されている。これは国、県、市町村がそれぞれの役割分担の中で、当面すぐやるべきこと、例えば避難路や避難場所の確認・点検や整備といったことと、中長期的な南海トラフに起因する特別措置法の制定、それに基づく様々な対策、財源の確保を国にお願いしているが、そういう連携のもとに、短期、中期、長期ということでスケジュール感を持って、いろんな形での対策を迅速に進めていくという基本的な姿勢で、今沿岸の10の市町と県とで協議会も作りながら取り組んでいるところである。
  • 鳥フルや口蹄疫を経験した我々だからこそ、そういう危機に対する備えが必要であるし、職員にはリスクを意識して緊張感を持って業務に取り組む必要があるということを言っている。
  • そういう中でも経済の活性化に向けた取り組みが大事であるが、御質問のあった中で基本的な考え方をお伝えをする機会があればと思う。今日は限られた時間ではあるが、ぜひ積極的に新富の皆さんのいろいろな思い、御意見、御質問をいただければと思う。

 

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フォーラムの様子

(写真)平成24年度第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子1
(写真)平成24年度第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子2

新富町の皆さん30名が参加しました。

(写真)平成24年度第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子3
(写真)平成24年度第10回知事とのふれあいフォーラム(こんにちは!河野です)の様子4

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

 

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主な意見等

  • 口蹄疫からの復興と県職員との対話について
    口蹄疫からの復興はまだ6割。そのような中9月に県職員と意見交換の場があり、話をすることができた。今後ともそういう姿勢でお願いしたい。
  • チルド卵の導入への補助について
    酪農をしているが、北海道からの導入牛の受胎が悪いため今度チルド卵を導入しようと考えている。1回4~5万円程度費用がかかるため、何らかの助成してもらえないか。
  • フードビジネスへの取り組みについて
    フードビジネスに取り組むということであるが、大企業による大量生産を推進するだけでなく、小規模でも地域の特性にあったものづくりができれば、雇用を支えることにもなるし、6次産業化などビジネスチャンスも広がる。中小企業の工場の再生等に金融支援をお願いしたい。
  • 地震・津波対策とスマートインターチェンジ整備について
    南海トラフ地震による浸水予想では宮崎空港が使用できなくなるが、新田原基地は大丈夫と聞いている。災害時に新田原基地を利用できないか。また、その際の利活用に向けて東九州自動車道と県道高鍋高岡線が交わる所にスマートインターチェンジを整備することができれば地域活性化にも資すると思う。
  • 全国のモデルとなる高齢者向け施設などの整備について
    宮崎県は食においても気候においても過ごしやすい県だと思うので、全国のモデルとなる高齢者向けの施設などを作ってはどうか。
  • 県道宮崎高鍋線の一ツ瀬橋の改修について
    県道宮崎高鍋線の一ツ瀬橋の改修をお願いしたい。佐土原町のスーパーに行く車が多く交通量も増えている。また、自転車道がなく高校生の通学が危険である。
  • 各種団体の加入者減少問題について
    農協や商工会などさまざまな組織の女性部があるが、加入者の減少で組織が弱体化する傾向にある。しかしながら、頑張る力はあると思うし、みんなが組織を大切にして動けば何かが起こると感じている。
  • 農業後継者対策について
    新富町は、中山間地域に比べ農業はやりやすいと思うが、それでも後継者がいない。農地を荒らさないためにも、後継者育成のための施策の充実をお願いしたい。
  • 重油価格高騰への対策について
    ハウス栽培をしているが、重油の高騰に頭を痛めている。県においても何らかの対策をお願いしたい。
  • TPPについて
    TPPについて知事には反対の姿勢を積極的にとってもらいたい。
  • F15の訓練について
    (松島基地から)F15の訓練が移転してくるという話がある。今でもうるさいので、これ以上こないようにして欲しい。
  • 東日本大震災の被災地支援について
    東日本大震災の被災地支援を続けている。リストバンドなどの物販をしながら資金を集めているが、今後とも活動していきたいので何らかの支援制度があると助かる。
  • 農業体験研修の受け入れについて
    農業体験研修を受け入れている。癒やしを求めている人も多いので、修学旅行の食体験などを含め全県的な広がりがあると良いと思う。
  • 子供たちの自然体験活動について
    子供たちが遊べる川が無くなっているのを残念に思う。子供たちの遊び場(自然体験活動の場)の対策(生態系の保護)と体験活動を指導する市民団体への支援のあり方を検討して頂きたい。
  • 有害図書自動販売機の規制強化について
    有害図書の自動販売機が子供の通学路にある。県の青少年健全育成条例で強化できないか。規制の強化について国に働きかけて欲しい。
  • 有害鳥獣対策について
    有害鳥獣が増加している。サルが牛舎に入ったり、文化会館の近くまで来たりしている。数を抑えるような対策がないか。

 

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知事総括

  • メモをとっていたら、用紙が全部埋まってしまった。こんなに多く意見をいただいたのは多分初めてではないかと思う。
  • 今日は女性の発言も多く、また項目的にも多岐にわたることをいただいて、また、組織なり地域の活性化なり雇用の問題なり、いろいろな提案なり御意見をいただいたことを大変ありがたく思っているところ。
  • 冒頭申し上げたように、いろんな形でご意見をいただきながら、今後の県政の参考にさせていただきたいと思う。
  • 今年度の新規予算の中でも、住民の皆さん、もしくは市町村長との意見交換である、円卓トークで提案をいただいたものが実際に予算化・具体化したものもある。今後もしっかり皆さんの思いを受けとめ県政に取り組んでいきたい。

お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp