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掲載開始日:2017年6月28日更新日:2017年6月28日

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平成29年度第2回知事とのふれあいフォーラム

内容

開催日時等

開催日

平成29年6月28日(水曜)午後1時30分から午後3時

場所

日向市王谷コミュニティセンター大会議室

参加者

日向市の皆さん31名
知事

ふれあいフォーラムの内容

 知事挨拶

  • 本日は大変御多用のところ、御参加いただき、心から感謝を申し上げる。
  • サーフィンのジュニア世界大会の開催決定、青木選手の2,000本安打、日向市でキャンプを行なっている立教大学の大学選手権優勝などのスポーツや、東九州自動車道の全線開通、東郷町から若山牧水賞の受賞者がでるなど、話題が豊富な日向市でのフォーラムをうれしく思う。
  • いろんな風が吹いている日向市であるが、様々な課題もあろうかと思う。皆さんの考えや、お気づきのことを教えていただき、日向や県北地域のさらなる発展のために意見交換をする実りある時間になることをお願いする。

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 フォーラムの様子

日向市1

日向市2

日向市3

県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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 主な意見等

  • インバウンド観光のルート整備及びおもてなし環境の整備について
    2020年の東京オリンピックでは、2,000万人を超える外国人観光客が訪日すると言われているが、その観光客が首都圏だけでなく、宮崎にも回遊するルートの整備をお願いしたい。
    また、訪日した外国人観光客が困るのは、無料Wi-Fiが少ないことや多言語化されていないことである。東北のほうでは、県と観光に携わる機関が、外国人観光客とホテルや飲食業などの店の間に入り、電話を利用して通訳したり、文字の翻訳をしたりするサービスを行なっている。宮崎県民の良さは、温かみのある人柄だと思うので、言葉の壁を越えておもてなしできる環境をつくっていただきたい。
  • ソーラーパネル設置に係る林地開発について
    林地にメガソーラーの建設が目に付くが、林地に大規模な開発を行うことによる自然災害の危機を感じる。長野県などは、林地開発に対しての規制があるが、宮崎県や日向市は規制していない。林地開発について県としての考えを聞かせてほしい。
  • 細島港の岸壁整備について
    製材業大手の中国木材やバイオマス発電の稼働などにより貨物取扱量が増え、細島港が狭くなっている。大型岸壁16号を早めに整備してほしい。
  • プロ野球キャンプの誘致について
    プロ野球球団のキャンプをお倉ヶ浜運動公園に誘致したいので県にも力を貸していただきたい。
  • 世界ジュニアサーフィン大会に係る援助について
    世界ジュニアサーフィン大会が今年9月に行われるが、選手だけでも約50カ国、500人くらい来るのではないだろうか。保護者も含めるとそれ以上の人が来る。資金的な援助を含めて大会に特段の配慮をいただきたい。
  • 民間による地域活性化について
    今、医師のみでなく、医療スタッフや福祉職の求人で苦労しているのが現状である。財光寺の商店街では、地域の福祉活動を行なったボランティアにポイントを発行して、そのポイントをお金に換算し地元の商店街で使えるという多職種・異業種連携の例が出てきている。民間活力を生かし地域を維持し、また中小企業も元気づけ、地域に人を残すことができる施策を考えてほしい。
  • パイロット事業で造成された農地の再利用について
    美々津地区の国営パイロット事業が終わって約30年経過している。日向管内ではパイロット事業によるミカン生産農家が10数軒あるが、残りは全部耕作放棄地となり、鳥獣被害の温床になっている。しかも、農地区分で最高ランクとなっているため、農地以外に使用ができない。ランクの引き下げなどにより、農地の再利用ができないか。
  • 高校生の地元就職について
    高校を卒業しても市内に就職せず、関東方面に出て行く人が多いと聞くため、親として地元に就職先があるのかと不安になる。高校卒業生が地元の企業で働けるような対策を教えてほしい。
  • 世界ジュニアサーフィン大会及び総合体育館建設について
    今年開催される世界ジュニアサーフィン大会に出場した選手が、東京オリンピックにも出場する可能性が高い。その選手たちがオリンピック前に日向で事前キャンプを行いたいと思えるように繋げていきたいと考えている。また、2巡目国体に向けて日向市に総合体育館の建設を考えていただきたい。
  • 県北での第三種空港建設について
    県北に第三種空港の建設はできないか。観光地である高千穂や県北に行くのに熊本空港を利用しているので、宮崎県の観光地でないようなジレンマを抱いてしまう。
  • 若手農業者の育成について
    若手農業者の育成に力を入れているとは思うが、このことに対する知事の考えを聞きたい。
  • パート就業者の雇用について
    パート就労者は育児休暇をとることが難しく、出産時には一旦辞めて、その後再雇用という形となることがほとんどである。そのため、仕事を辞めないといけないから子どもを産めないという若い女性も多い。例えば2年勤続したら正社員に登用するというような取組はできないか。
  • 認知症対策及び子どもの貧困に関する事業について
    「認知症高齢者」について、市町村が実施、もしくは委託している認知症対策に関する事業について県としての考えを聞きたい。また、子どもの貧困の問題として生活困窮者に対する支援が必要だが、県として市町村や民間の委託先が実施する事業に対してどのような支援をする考えがあるのかを聞きたい。
  • 東郷病院への支援について
    東郷病院は建物の改築、看護師の確保など様々な問題があるため、県からも支援をお願いしたい。
  • 農業振興地域での住宅建設について
    農業振興地域のため、その場所に家を建てることができない人がいる。そのために、地元に若い人が残れないことにもつながっている。国の法律によるものであると思うが、どうか配慮をいただきたい。
  • 国道10号線沿いの県有地について
    国道10号線沿いの県有地の草刈りなどのボランティアを行なっている。その部分に芝生を植えるとかブーゲンビリアを植えるとかデザインを描いてもらえると、ボランティアのやりがいがでるので、大まかなデザインを描いてほしい。
  • 女性消防団員について
    消防団の女性団員が毎年減っている。若い人に入ってほしいが、なかなか入ってくれない。加入促進に協力してほしい。
  • へべすのPRについて
    へべすをブランド認証してもらっているが、他の認証品と比べ知名度が低い。オリンピックの開催時期がへべすの出荷時期と重なるので、県も一緒にPRしてほしい。
  • 東九州新幹線について
    東九州新幹線を熱望しているが、実現するためには県民の熱意が大事だと考えている。どうすれば県民が盛り上がるのか考えを聞かせてほしい。
  • みやざきスギの地産地消について
    宮崎県は26年連続スギ素材生産量日本一である。公共の建物などに使用するなどもっと地産地消を進めてほしい。
  • 海外先進地の視察援助について
    人口減少を防ぐため、先日自費でアメリカの先進的なポートランドを視察して勉強になった。年に何回か視察ができるような援助ができないか。

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 知事総括

  • 本日いただいた様々な御指摘はしっかりと受け止めていきたい。
  • いろいろ課題はあるが、高速道路、特に、中央道が通った後の細島港など、重要な拠点となる日向市はこれからの宮崎を引っ張っていく自治体であると大いに期待している。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

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