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掲載開始日:2017年10月24日更新日:2017年10月24日

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平成29年度知事とのふれあいフォーラム地域版(第4回)

内容

開催日時等

開催日

  • 平成29年10月24日(火曜)
  • 午後1時30分から午後3時

場所

  • 椎葉村役場会議室

参加者

  • 椎葉村の皆さん26名
  • 知事

ふれあいフォーラムの内容

知事挨拶

  • 本日は大変御多用のところ、御参加いただき感謝申し上げる。皆さんと椎葉村の課題について意見交換をさせていただくことを大変ありがたく思う。
  • 映画「しゃぼん玉」で椎葉村が取り上げられ、生活や食の魅力、村民の人柄を映画を通じて外にアピールできたことは大変大きい。
  • 本日は皆さまから御意見をいただきながら、人口減少や地域の存続、地域の活力をどのように保っていくかをテーマに意見交換していきたい。

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フォーラムの様子

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県政や地域の課題等について活発な意見交換が行われました。

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主な意見等

  • 県道上椎葉湯前線について
    県道上椎葉湯前線の椎葉中心部に入っていくところが狭いため、拡幅をお願いしたい。
  • トンネル整備について
    大河内小学校がもし廃校になった場合、上椎葉方面か小崎小学校に通学することになるが、冬場は雪の多い地区でもありなかなか通行できないため、トンネルを整備してもらえると助かる。予算がないことは承知しているが、将来を考えると大変不安になる。
  • 椎茸選別機の導入について
    三越伊勢丹と椎茸の取引を行なっているが、お歳暮の時期を含め選別が間に合わないため、選別機の導入の支援をお願いしたい。
  • 中山間地域の経済活性化について
    中山間地域の経済活性化のために、例えば水について、飲料水の供給はある程度民間企業に任せ、生活用水として公共水道を主に使うような仕組みづくりはどうか。山間部は水が豊富なのに活用がほとんどされていない。民間が手がけることで経済の活性化が起こる。
  • 焼き畑の体験学習について
    神楽と焼き畑は椎葉の象徴であり、世界農業遺産認定の要素にもなった。尾向地区では、全国で唯一の焼き畑体験学習を行なっているので、ぜひ見に来ていただきたい。
  • 世界農業遺産のコマーシャルについて
    宮崎牛日本一の時と同様に、世界農業遺産のコマーシャルを大々的に行なってほしい。
  • 市場の合併について
    県内には7つの家畜市場があるが、畜産農家の高齢化や母牛頭数の減少で、先行きが厳しい状況が続くと思われる。村内には児湯市場との合併を望む意見が多い。県が、7市場の関係者を集め、現状や将来を考えながら市場の合併を進めていくべきではないか。合併して毎月競りが開かれるようになれば、多頭家は出品しやすくなるし、無理して早めに競りに出すこともなくなると思う。
  • 農業施策について
    新規就農者にとっては、資金調達や農地のあっせんなどにより就農しやすい環境にはなったと思う。一方農地を集約し大規模農家をつくろうとする施策も進められているが、椎葉村など中山間地域でそれが成り立つかは疑問である。規模の大小や地域、栽培作物それぞれに合わせた施策が必要だと思う。
    また、TPPやFTAが実施されたらどうなっていくのか不安があるので、今後の展望を聞かせていただきたい。
    統廃合が進む時代ではあるが、農業改良普及センターの椎葉駐在所は非常に農家の役に立っているので存続させてほしい。
  • 地域支援隊について
    村内に10名程度の地域支援隊の方がいるが、後継者不足で困っていた神楽への参加や消防団への加入など、地区に非常に貢献してくれている。地域に若者が増えれば、新しい考えが生まれ、新しい風が入ると思っている。
  • 期待する婦人会像等について
    男女共同参画社会において、知事が期待する婦人会像や女性像を教えてほしい。
  • 公民館長等の選出について
    公民館長や民生委員のなり手がおらず苦労している地区が多いが、尾前向山地区では8年ほど前から審議員会を設置し、次のなり手を指名して選出している。モデル的な地区であるので、是非知事に見ていただきたい。
  • 後継者の確保について
    建設業を経営しているが、若い従業員は親に言われて村に帰ってきた者ばかりだった。後継者を確保したいのであれば子どもに対してではなく、親の教育が先決だと感じた。後継者問題はどこにでもあるが、大人が本気で考えるべきではないか。
  • 知事の今後について
    知事は辞めた後宮崎に残られるのか。
  • 加工グループの取組について
    加工グループは高齢化のため減少しており、原材料は豊富にあるが、以前のように加工商品を作ることが難しくなってきている。他の地域はどのような状況なのか。
  • 補助事業の周知について
    村内の旅館民宿は、30数年前と比べ半数程度になっている。高齢化・後継者不足もあるが、この業種は施設整備に費用がかかるが助成や補助事業がない。数年前にWi-Fi整備の補助事業があったが、周知が行き届いておらず、自分が知ったのは事業が終わった後だった。補助の継続等をお願いしたい。
  • 県有林の整備について
    民有林には間伐など指導を行うが、県有林、公団造林は手入れされているかわからない。山の下には国道もあり、生活の基盤となっているが、危険な状態にある。

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知事総括

  • さまざまなテーマについて御意見をいただいた。しっかりと受けとめて今後の県政に生かしていきたい。
  • 今後もいろんな機会を通じて皆さんの声を聞き、よりよき椎葉、宮崎のために力を尽くしていきたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp