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掲載開始日:2022年2月3日更新日:2023年11月6日
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当センターは、児童福祉法に基づく障がい児療育拠点施設であるとともに医療法による小児整形外科病院としての機能を備えた県内唯一の施設です。昭和62年、現在地に移転後から現在に至るまで、脳性麻痺、進行性筋ジストロフィー、股関節脱臼などの比較的長期にわたる治療が必要なお子さまに、入所(入院)、通所(通院)による整形外科・小児科的治療やリハビリテーション、生活支援などを行なっています。
入所児については、漸減傾向にありますが、在宅志向とともにショートステイ利用のニーズは高くなっているところです。加えて、障がいが重度・重複化していることで、重症心身障がい児の割合が増加していることから、医療的ケアの必要な障がい児(者)の受入を行うなど、在宅の障がい児(者)を支援するための様々な事業に取り組んでいます。
部門 |
施設 |
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診療 | 整形外科診察室、小児科診察室、歯科診察室、検査歩行分析室 ギプス室、薬局、X線撮影室、手術室、中央材料室、相談室 |
病棟 | 1病棟、2病棟、親子入所室、処置室、観察室 |
リハビリ |
理学療法室、作業療法室、言語聴覚療法室、個別療法室 |
給食 | 食堂、厨房 |
管理 | 事務室、所長室、事務長室、総師長室、会議室、医局、児童指導員兼保育士室、相談室・医療的ケア児支援センター、セラピスト室、スタッフルーム |
その他 | 浴室(男・女)、図書兼学習室、余暇活動室 |
【外来診療】診療科目は、整形外科、小児科、歯科です。診療は原則として予約制とし、整形外科は毎週月・木・金曜日、小児科は毎週月・火・木・金曜日、歯科は毎週水・金曜日が診療日です。
【入所(入院、契約、措置)】上肢、下肢又は体幹の機能に障がいがあり、入院治療を必要とする児童等に対し、整形外科的な治療の他、小児科、歯科、泌尿器科、眼科治療、リハビリテーション、生活支援を行います。
【親子入所】未就学児を対象に、保護者等とともに短期間の入所受入を行い、児童の治療、リハビリテーションや保育を実施します。また、母親等に対しては子どもの障がいについての正しい理解やリハビリテーションの実技及び療育の知識を習得してもらい、家庭での適切な療育ができるよう支援します。
【リハビリテーション】入所児童や外来患者を対象に、セラピストによる理学療法、作業療法、言語聴覚療法のリハビリテーションを行なっています。
在宅において障がい児(者)を介護している保護者の負担を軽減するために、障がい児(者)を短期間入所させ、排せつ及び食事の介護その他必要な支援を提供します。
身近な地域で療育相談等が受けられるようコーディネーターを配置し、医師・看護師・セラピスト・心理相談員等による県内各地への巡回相談、地域の学校や保育所等の訪問指導等、在宅障がい児(者)の療育支援を行なっています。なお、平成22年度から県北地域の巡回診療を毎月1回実施しています。
障がい児が、障がい児通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービス等)を利用する際に必要となる障害児支援利用計画の作成及び一定期間ごとにモニタリングを行う等の支援を行なっています。
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昭和34年7月 |
県立整肢学園建設工事竣工、同月病院開設・使用許可を受け、9月に入園児50名入所 |
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昭和41年3月 |
増床改築工事完了、4月100床施設許可 |
昭和57年9月 |
短期入所事業実施 |
昭和59年8月 |
宮崎学園都市開発整備事業の一環として、現在地である学園都市内に福祉ゾーンを整備する宮崎学園都市関連施設基本計画決定 昭和60・61年度の2カ年で移転整備工事を実施 |
昭和62年4月 |
一般入所部門60名で現在地に移転、名称を「県立こども療育センター」と改め、新たに母子入所部門5組、通所部門20名を開設 |
平成8年10月 |
障害児(者)地域療育等支援事業実施 |
平成9年4月 |
小児科の新設 |
平成10年10月 |
重症心身障害児(者)通園事業(B型)実施 |
平成15年4月 |
措置費から支援費制度に伴うショートステイの受入実施 |
平成15年7月 |
清武養護学校への医療的ケアを実施 |
平成18年4月 |
小児科外来の増設 支援費制度から障害者自立支援法に伴うショートステイの受入実施 |
平成18年10月 |
障害者自立支援法による契約入所の実施 |
平成24年4月 |
児童福祉法の一部改正により肢体不自由児施設から医療型障害児入所施設及び医療型児童発達支援センターに移行 障害者自立支援法改正に伴い、重症心身障害児(者)通園事業(B型)から生活介護事業に移行 |
平成27年4月 |
福祉型児童発達支援センターの指定、障がい児相談支援、保育所等訪問支援の開始 |
令和3年3月 |
生活介護事業、保育所等訪問支援事業の廃止 |
令和3年7月 |
感染症対策整備事業による病棟改修工事を実施、陰圧室等供用開始 入所定員を一般入所45名、親子入所5組、ショートステイ8名に変更 |
令和4年7月 | 宮崎県医療的ケア児支援センター開設 |
令和5年3月 | 児童発達支援センター(医療型、福祉型)廃止 |
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県立こども療育センター
〒889-1601 宮崎市清武町木原4257の8
電話:0985-85-6500
ファクス:0985-85-6501