宮崎県季刊誌「Jaja」じゃじゃ
トピックスin宮崎

宮崎は一年を通して温暖で、快晴日数は全国でもトップクラス。
こうした気象条件に加え、たくさんのプロ野球・Jリーグのチームがキャンプに訪れていることが証明するように、全国でも屈指の充実した施設を有しています。400を超える競技施設と500以上の宿泊施設には、あの読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏も「スポーツ全般に関してこれほど充実している場所は、他に見あたらない」と絶賛するほど。まさに、快適な「スポーツランドみやざき」です。

そんな宮崎で11月、今年もプロ野球秋季スポーツキャンプが行われました。おなじみの読売巨人軍(宮崎市)、福岡ダイエーホークス(宮崎市)、広島東洋カープ(日南市)、西武ライオンズ(南郷町)がキャンプイン。それぞれのチームには、県から宮崎牛30?sが贈呈されました。

プロ野球秋季キャンプ

ファーム日本選手権10月9日は、ファーム選手権も開催されました。プロ野球2軍選手によるファーム日本選手権がサンマリンスタジアムで開催。安藤知事が中日ドラゴンズ・日本ハムファイターズ両監督に伊勢エビ10kgを贈呈し、選手を激励しました。試合は中日が逆転サヨナラ勝ちし、県内外から詰め掛けた8千人の観客から大きな歓声が上がりました。

「ダンロップフェニックストーナメントまた、11月18日から21日にかけては、国内最大級のゴルフトーナメント「ダンロップフェニックストーナメント」が開催されました。あのタイガー・ウッズが出場するとあって、延べ2万6千人余りの観客を集めましたが、期待どおりウッズが世界トップクラスの選手たちによる熱戦を制しました。ウッズ選手には、安藤知事から県知事賞が手渡されました。

相次ぐ台風による被害が続出

被災地の方々にお見舞いを申し上げます
平成16年8月下旬から10月にかけて、台風16号、18号、21号、23号が相次いで九州に接近・上陸し、本県も甚大な被害を被りました。4人の方が亡くなられたほか、家屋浸水や山間地における道路崩壊、農畜水産物の損傷などの大変な被害が出ました。また、品不足から野菜の異常な価格高騰が生じたり、各地でのイベントが中止・延期されるなど私たちの暮らしも直撃するものとなりました。

高岡町を視察する安藤知事 北川町を視察する安藤知事

中でも、16号で267戸の家屋が浸水した高岡町、同じく道路寸断により一時孤立状態となった椎葉村、23号で302戸の家屋が浸水した北川町は特に被害が大きく、安藤知事も被災現場を視察し、災害救助法の適用を決定しました。災害復旧には、まだまだ長い時間がかかります。一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

本県への企業立地が増えています

立地環境の素晴らしさに自信あり
経済の回復傾向に伴い、本県への企業立地が好調に推移しています。平成15年度が一年間で14件であったのが、平成16年度は、10月末現在ですでに23件と、昨年度実績を大きく上回っています。

その理由は、何といっても宮崎の立地環境の素晴らしさにあります。美しい自然環境、広大で安価な土地、豊富できれいな水、真面目で優秀な人材。加えて、空港や港、高速道路など交通アクセス網も充実しており、安定した生産活動ができる場を企業に提供できる。これが宮崎県の強みです。

神楽酒造 霧島酒造
ブームに乗っている焼酎会社の工場拡大も続きました。

また、県では、企業のニーズに合わせた多種多彩な工業団地を用意しています。いずれも低廉な価格となっており、初期投資負担が少なくて済みます。設備投資や雇用などに対する補助金制度も充実しています。

詳しくは、県庁HPから「企業立地のご案内」を検索いただくか、工業振興課【0985(26)7095】までお問い合わせください。

防災救急ヘリ「あおぞら」がお目見え

救急患者の搬送や災害救助活動が迅速に
県が導入を進めていた防災救急ヘリコプター「あおぞら」が、10月1日に初公開されました。交通の不便な地域における迅速な救急患者の搬送や、特に山間部などで災害が発生した場合の救助活動に活躍することが期待されています。

防災救急ヘリ「あおぞら」

また同日、県内の7つの消防本部から召集された8人で構成される県の航空消防隊が発足。常駐パイロットや整備士とともに活動に当たります。約4カ月間の訓練期間を経て、今年度内の本格始動を目指しています。