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食品を五感で評価する おいしさ・リサーチラボ オープン!

ヒトの五感 (視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を使って「塩味」「甘い香り」「歯ごたえ」といった食品の味や香り、食感などを評価する官能評価は、新商品開発や商品の差別化などに活用されています。
その官能評価を行うための国際基準を満たした施設「おいしさ・リサーチラボ」が食品開発センターにオープンしました。

おいしさ・リサーチラボ

主な機能

準備室

  • 評価サンプルの準備室
  • 大型冷凍冷蔵庫やIH調理器、盛り付け台などを設置
  • 各官能評価室と小窓でつながっていて官能評価室からの合図に応じてすぐにサンプルを提供可能
準備室

官能評価室

  • 独立した個室12室が同環境となるよう一括した空調管理
  • 活性炭フィルタで脱臭処理した空気を室内に供給
  • 照明は昼光色または赤色の切り替えと調光が可能
官能評価室

官能評価デザインソフトウェアシステム

  • 各官能評価室に評価結果を入力するディスプレイ装置を設置
  • 評価者は画面表示に従って官能評価を実施
  • 入力された評価データは、パソコンに集約され、迅速な解析が可能
官能評価デザインソフトウェアシステム

評価者の育成

官能評価を実施するには、設備だけでなく、評価者の育成も重要です。
このため、味覚試験などで選考した方を専属の評価者として委嘱し、さまざまなサンプルを使って実地訓練をすることで、適切な評価ができるよう育成を行っています。

実地訓練の様子

官能評価の活用事例

特徴を明確化(差別化)し、営業やプロモーションに活用できます。

たくあん2商品の特徴の比較

おいしさ評価拠点へ

食品開発センターは、従来の味覚、外観、香りを数値化する多感覚トータル分析システムに、おいしさ・リサーチラボでの官能評価をプラスすることで、全国レベルのおいしさ評価拠点として、本県のフードビジネスを力強く後押ししていきます。

ご利用については食品開発センターにご相談ください!

お問い合わせ
食品開発センター
0985(74)2060
  • 宮崎県
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