県広報みやざき

県政トピックス②

めざせ!筋肉質な県庁!
~行財政改革に取り組んでいます~

社会経済情勢が大きく変化する中、多様化・高度化する県民ニーズに迅速・的確に対応していくためには、組織的にも財政的にも体力のある県庁でなくてはなりません。一方で、県の人員や財源は限られています。
このため、県では、令和元年6月に「みやざき行財政改革プラン(第三期)」を策定し、引き続き行財政改革に取り組んでいます。
このプランでは限られた人員・財源の中で、県民ニーズに的確に対応できる「しなやかな県庁」を目指し、次の4つの視点で改革に取り組んでいます。
あわせて、「財政健全化指針」を定めて、引き続き健全な財政運営を行うこととしています。

1 効率的で質の高い行政基盤の構築

主な取り組み

適正な「定員」管理

県では、これまで、事務事業の徹底した見直しや業務の外部委託などを推進するとともに、出先機関を含めた組織の統廃合を進めてきました。
その結果、令和元年度当初の知事部局などの職員数は、 平成17年度比で448人削減し、3,783人となりました。
今後も、無駄のない人員体制を構築する一方で、社会情勢の変化や危機事象への対応、県勢発展に向けた取り組みなどに伴う新たな行政需要に応える人員配置を行います。

最近の職員数の推移(知事部局など) グラフ

適正な「給与」管理

職員の給与については、国や民間企業などとの均衡を考慮した適正な管理に努めています。

職員の平均給料月額と平均年齢 期末・勤勉手当 表

2 県民ニーズに対応した行政サービスの提供

主な取り組み

県民ニーズの把握と県政への反映

  • 知事との対話事業
    (知事とのふれあいフォーラム)の実施
  • パブリック・コメントの実施
知事とのふれあいフォーラム 画像

知事とのふれあいフォーラムの様子

県民サービス・利便性の向上

  • 教育相談体制の充実・相談受付時間の拡大
    (24時間子供SOSダイヤル(☎0120‐0‐78310)
  • 法人二税での電子納税の導入

県民などとの連携・協働

  • NPOなどの多様な主体との協働
  • 業務の外部委託による民間活力の活用の推進
  • 市町村や国の機関などとの連携

3 県政運営を支える人材づくりと働き方改革の推進

主な取り組み

職員の意識改革と働きやすい職場づくり

  • コミュニケーションが活発でハラスメントのない働きやすい職場づくりの推進
  • 仕事と子育て・介護が両立できる環境整備

公務能率の向上

  • AI(人工知能)などの新たなICT(情報通信技術)を活用した業務改革
  • テレビ会議システムの利用拡大による会議の効率化

4 健全な財務基盤の構築と資産の有効活用

主な取り組み

自主財源の確保とコスト縮減

  • 個人住民税の歳入強化のための、県から市町村への職員派遣および県と市町村間での徴収引き継ぎの実施
  • 省エネ・省資源の徹底

県有財産などの資産の有効活用

  • 未利用財産の売却(昨年度27件、約4億7千万円)
  • 売却困難物件などの貸付促進による歳入確保

県民本位の行財政改革をさらに推進し、持続可能な行財政基盤の確立を図っていきます。

お問い合わせ
人事課行政改革推進室
0985(32)4473
  • 宮崎県
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