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県広報みやざき


知事コラム こんにちは!河野です 4月9日、若手知事10人による「子育て同盟」が発足。官邸に安倍首相を訪ね、提言・アピールを行いました。
 激務の合間にも関わらず、安倍首相はにこやかに子育て談義。父親も積極的にPTA活動に参加することが重要だと指摘され、安倍晋太郎元外相が小学校の授業参観に来られたエピソードを披露されました。「父が見ている前で先生に指名されて答えたのを印象深く覚えている」と懐かしそうに語っておられました。
 もともとこの知事グループは、地方分権や県政運営などをめぐり、日頃からざっくばらんに意見交換し合う若手の同志。育児休暇を取得するなど子育て中、または子育てから間もない世代であり、各県で積極的に子育て施策に取り組む中で危機感を共有するに至ったことから、子育て同盟を立ち上げることとなりました。
 今後、お互いの取組について情報交換しながら、地方における子育て支援策の充実・強化を図り、さらには国への政策提案、国民の意識喚起、機運醸成などに取り組むこととしています。
 本県の合計特殊出生率 (一人の女性が一生の間に産む子供の数) は1.68。 6年連続で全国第2位であるものの、それでも人口維持に必要とされる水準(2.07)には達していません。労働力の確保や社会保障制度のあり方など、わが国の将来に大きな影響が懸念されます。
 このため、本県では「日本一の子育て・子育ち立県」を目指し、 毎月19日を「育児の日」と定め、社会全体で子どもと子育て家庭を応援する機運を醸成するため、「未来みやざき子育て県民運動」を展開しています。
 これまで、3人の子育て真っ最中の私も参加し、お父さん方に育児や家事に興味を持っていただく「イクメンパパの料理教室」などを実施。子ども・子育て応援のポータルサイト「せわっとみやざき」では、世話人せわっとばあちゃんが、「まかしちょきない」と、結婚から妊娠、出産、育児まで、様々な情報を提供しています。また、新たに「子育て応援カード」や「父子手帳」の配布などにも取り組みます。
 「銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむに勝れる宝子に及(し)かめやも」 これは、万葉集に収められた山上憶良の歌。この感慨と感激を多くの方が共有し、子育てを楽しいと感じられる宮崎を目指してまいりましょう。

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