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県政トピックス

「新エネルギー」活用の取組
「新エネルギー」とは?
 新エネルギーは、「新エネルギーの利用等の促進に関する特別措置法」において、太陽光発電、太陽熱利用、バイオマス発電、バイオマス熱利用、バイオマス燃料製造、小水力発電、風力発電、地熱発電、温度差熱利用、雪氷熱利用の10種類とされています。
 
再生可能エネルギー新エネルギービジョンの策定
 新エネルギーの導入が促進されると、温室効果ガスの排出が削減され、地球温暖化防止につながります。
 また、災害時において電力供給が遮断された際に、電源を確保することが重要となっています。
 さらに、新エネルギーは幅広い産業、業種に関連する分野ですので、地域産業の振興、地域経済の活性化などの波及効果も期待されています。
 このため県では、「環境負荷が小さく、災害に強く、活力ある社会の実現」をめざす将来像として、新エネルギーの導入に向けた具体的取組や戦略プロジェクト、新エネルギーの導入目標などを定めた「宮崎県新エネルギービジョン」を策定しました。
 今後は、本ビジョンに基づき、本県の恵まれた日照環境、バイオマス資源、水資源などを活用した新エネルギーの導入を促進していくこととしています。


太陽光発電の普及
太陽光発電システム(宮崎市) 本県は、日照時間や快晴日数に恵まれており、太陽光発電の設置に適した環境となっています。
県内の住宅用太陽光発電の設置は、国や県などの補助制度により大きく増えており、世帯普及率は全国第2位(5.08%)となっており、事業者などが設置する大規模太陽光発電(メガソーラー)の設置も進んでいます。
県では、今後も各種制度の活用や情報提供などを行い、太陽光発電の普及に向けて取り組んでいきます。

木質バイオマス発電・熱利用・燃料製造の普及
木質バイオマス発電施設(日南市) 本県はスギ素材生産が22年連続日本一になるなど全国有数の林業県(林業産出額全国第4位)であり、林地残材などの木質バイオマスも豊富に存在しています。
再生可能な資源である木質バイオマスを活用することは資源の有効利用という点からも重要なことですので、今後も、国の助成制度の活用を図りながら、木質バイオマス発電・熱利用・燃料製造施設の整備を促進していきます。

小水力発電の普及
小水力発電施設(大淀川左岸土地改良区:綾町) 本県は水資源に恵まれており、53カ所(平成23年度時点)の水力発電所が設置されています。
 水力発電所は、従来は流量の大きな河川を中心に設置されていましたが、今後は、治水ダムや流量の小さな河川の維持放流水の活用などを図るとともに、市町村や土地改良区が計画する農業用水路への導入などについて技術支援やノウハウの提供を行い、小水力発電の導入促進に取り組んでいきます。

6月は環境月間です
 現在、地球温暖化をはじめ、資源の枯渇や生物多様性の減少など、地球規模での環境問題の解決が求められています。
 そのため、私たち一人ひとりが環境に深い理解と関心を持ち、家庭や地域における日々の生活を見直すことが大切です。
 節電・節水やマイバック持参、エコドライブの実践など、できることから始めてみませんか。
 県民一丸となって環境保全に取り組んでいきましょう。
 
みどりの特別企画展(昨年度の実施風景)環境イベントを開催します
 県では、環境月間中に「みどりの特別企画展」(県立図書館で5月28日〜6月9日に実施)、「環境の日キャンペーン」(県内の保健所で6月5日を中心に実施)などの環境啓発イベントを開催していますので、ぜひご参加ください。
 環境に関するイベントなどはホームページ「みやざきの環境」に掲載しております。
問 環境森林課 電話 0985(26)7084

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