掲載開始日:2025年8月7日更新日:2025年8月7日
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令和7年7月15日(火曜日)午後3時から午後4時41分まで
小林保健所2階多目的ホール
宮原会長、村岡委員(代理:井手平健康保険課長)、高妻委員、末永委員(代理:落合少年係長)、佐藤委員(代理:河野生活安全係長)、荒武委員、大仁田委員、吉村委員、安藤委員、赤﨑委員、寺園委員、上原委員、山下委員、稲田委員、松田委員、山之口委員
所長、次長(総括)兼総務企画課長、健康づくり課長、衛生環境課長、都城保健所衛生環境課長(兼小林保健所)、総務企画担当副主幹、健康管理担当副主幹、疾病対策担当副主幹、環境対策担当副主幹、都城保健所監視指導担当主幹(兼小林保健所)
各議題について事務局より説明があった後、以下のとおり質疑が行われた。
(委員)
2011年の新燃岳噴火時、避難所でインフルエンザ感染拡大を早期対応で防ぐことができた。保健医療関係者の協力に感謝。今後の体制整備もよろしくお願いしたい。
(事務局)
西諸地区では風水害に加え、火山噴火もリスク。西諸地域災害時保健師活動マニュアル改正を行い、避難所等の適切な対応に努める。
(委員)
避難所の備品(発電機等)が揃っていても、必要な電池等が整っていずに慌てた経験から、形だけでなく実効性のある備蓄と運用、訓練の徹底が必要。
(委員)
障がい福祉施設として、県指示で備蓄を進めている。障がい者は一般避難所で生活が困難なため、安心して避難できる施設を整備した。
(委員)
歯科医として普段から感染対策を徹底している。避難所でもそうした対策が重要で、歯科医師会も災害準備を進めている。
(事務局)
皆様のご意見に感謝。災害時は大変だが、皆様と協力し活動を進めたい。
(委員)
「地域保健医療福祉調整本部」について、市町村と避難所の情報共有が訓練を通じて実効性あるものになるよう、保健所と2市1町での連携強化をお願いする。
(委員)
身近な人の自殺にショックを受けた。宮崎は自殺率が高いと聞くが、ケアや話を聞いてくれる人がいれば違うのでは、と思う。
(委員)
福祉係の任命で、一人暮らしの方へ声かけに行きやすくなった。
(委員)
不眠で専門病院の予約が取りにくく、医療機関の体制に不安を感じた。
(事務局)
住民の活発な活動に感謝。精神科、心療内科は予約が取りにくい現状があるが、かかりつけ医から専門医への連携体制は構築されている。
(委員)
私もかかりつけ医に助けられた経験がある。悩みを抱える方には、専門家への相談や、周りの人が時間をかけて話を聞いてあげることが大切だと感じた。
(委員)
コロナは落ち着き、重症化は減少傾向。新しい宮崎県新型インフルエンザ等対策行動計画は広範囲であるが、緊急時は大規模病院の協力が不可欠。看護協会も協力していく。
(委員)
学校では手洗いうがいなど基本対策を継続している。新しい宮崎県新型インフルエンザ等対策行動計画については今回初めて知った。
(委員)
障害福祉施設の立場から、災害時の医療品備蓄を進めている。障がい者は一般避難所での生活が難しいため、施設内で避難できるよう整備した。
(委員)
歯科医として普段から感染対策を徹底しており、避難所でも感染対策は重要。組織として災害準備を進めている。
(事務局)
貴重なご意見に感謝。新型インフルエンザ等発生時は大変だが、皆様と協力して対応していく。
(委員)
「捨て猫」の対応が一番困難。警察も保健所も一時的な保護が難しいため、対応に苦慮している。
(委員)
ペットに関する相談は多い。子猫を保護した際、拾得者が引き取ってくれたが、警察での保護には限界がある。今後も連携を密にしたい。
(委員)
災害時のペット同行避難について、若い世代は避難所ではなく車中泊などを考えている。今日、同行避難が進められていると知り、周知したい。
(委員)
高齢者のペット問題で、飼い主の入院後の対応や、多頭飼育での避妊手術費用がないケースが課題。解決策について助言をお願いしたい。
(事務局)
避妊手術には県の補助制度があり、自己負担なしで手術可能な場合もある。ご相談は保健所へ。子猫の保護目安は350ml缶より小さいサイズ。災害時のペット同行避難は国も推進しており、各市のホームページで情報提供している。
(委員)
災害時のペット備蓄は盲点。また、地域猫活動の成功例もあり、今後この活動が広まることを期待する。
(委員)
私も猫を多頭飼育しており、捕獲・避妊去勢で頭数を管理し、地域猫として可愛がるのが良いと考える。
(事務局)
事前質問は、PFAS(有機フッ素化合物)の西諸地域への影響についてと、火山灰の空気中や水に濡れた際の性質や住民への影響について。この2点について回答。PFAS(有機フッ素化合物)は、西諸地域での調査では基準値超過はない。火山灰は目や肺に刺激を与える可能性があり、降灰時は外出を控え、マスク着用をお願いしたい。
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宮崎県小林保健所総務企画課
電話:0984-23-3118
ファクス:0984-23-3119
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