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掲載開始日:2025年9月24日更新日:2025年9月24日

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令和7年度高鍋保健所運営協議会の議事概要を公開します

1.開催日時

令和7年8月28日(木曜日)午後3時から午後4時まで

2.場所

高鍋保健所2階研修室

3.出席者

(1)委員

半渡委員、北村委員、松本委員、関委員、長船委員、関原委員、奥山委員、前田委員、河野委員、松浦委員、黒木委員、澤田委員(代理)

(2)事務局

所長、次長、主幹、総務企画課長、健康づくり課長、衛生環境課長、健康管理担当主幹、疾病対策担当主幹、衛生担当主幹、総務企画担当職員、健康管理担当職員、環境対策担当職員

4.議題

  • (1)学齢期におけるフッ化物洗口の推進について
  • (2)有機フッ素化合物(PFAS)調査の結果について
  • (3)ペット飼養における現状と課題について

5.議事要旨

各議題について事務局より説明があった後、以下のとおり質疑が行われた。

(1)学齢期におけるフッ化物洗口の推進について

(委員)

管内のフッ化物洗口が未導入の自治体には、これまでも導入のお願いや要望をしている。子どものむし歯が増加するのは健康や教育上もよくないと考えている。

(事務局)

現在、未導入の自治体も時期は未定であるが、導入に向けて検討されていると聞いている。

(委員)

歯周病を放置していると、体に炎症を起こして、それが自己抗体をつくると言われている。ぜひ子どもの時から予防して欲しい。

(委員)

昨年からフッ化物洗口の話が始まって嬉しく思っている。これからも歯科医として、これまで実施している自治体、または、これから実施する自治体をしっかりと支援していきたい。現在検討中の自治体についても歯科医師会として連携していきたい。

(会長)

フッ化物洗口が未導入の自治体について、令和7年度に導入または、検討をするということになっており期待したい。保健所も、今後ともよろしくお願いしたい。

 

(2)有機フッ素化合物(PFAS)調査の結果について

(委員)

この問題は以前からあったが、どうして、こうなったかの原因が究明されていない。基地の周りだけ数値が高くなるのは、何が原因か。やはり、原因追及をしっかりとしていただきたいというのが住民の願望である。

(事務局)

原因は究明できていない。水質調査は継続的に行う予定である。

(会長)

令和8年4月1日から省令が改正されて数値基準や検査回数などが義務化されることになっている。昨年、この問題がおきた時から私の町の水道事業、水源地、簡易水道施設は、全箇所検査を町独自で行なった。暫定指針値が50ナノグラムのところ、0.3ナノグラム以下という値で安心したところである。先ほど委員が言われたとおり、原因がわからないと不安である。PFASは残るので、保健所を通じ関係機関へ改善をお願いしたいと思う。

(3)ペット飼養における現状と課題について

(委員)

児湯獣医師会でも、ペットの同行避難を進めているが、保健所に、会社や団体からの相談や問い合わせはあるか。また、ペット同行避難について、ホームページに掲載がない市町村に災害が発生した時に備え、同行避難のパンフレットを配置してもらうのはどうか。

(事務局)

相談をいただくことはある。市町村が困っているのではないかという質問もよくある。パンフレットは、市町村にも配置していただいている。

(委員)

ペット問題には多様な課題がある。今日、提示された問題は、すべて微妙な問題であるが、その中でも、特に、高齢者のペット飼育の問題はよくある。終生、最後までペットと一緒に暮らすことは、高齢者の生活に潤いを与える。自分もそうだが、ペットと終生一緒に暮らしたいという思いがある一方で、諦めないといけないという思いもある。

60歳~65歳くらいの方に、ペットの譲渡等を行うことを躊躇される方もいらっしゃる反面、高齢者のペット飼育を支援したいという声や考え方もある。高齢者のペット飼育支援をしようという課題を宮崎県は考える方向にあるか。

(事務局)

高齢者のペット飼育問題は現実的な問題であり、今後の課題と考えている。個別対応していかなければならないケースも多いため、地域の皆様の声に耳を傾けながら一緒になって解決策を見いだしたいと考える。

(委員)
宮崎市から西都市への通勤途中に、車ではねられた猫の死骸を多くみる。殺処分数は、もっと多い気がする。

(事務局)

資料に記載の殺処分の数は、保健所が猫を引き取った後に亡くなった数になる。交通事故で亡くなった猫は計上されていない。

6.資料

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お問い合わせ

宮崎県高鍋保健所総務企画課
電話:0983-22-1330
ファクス:0983-23-5139
メールアドレス:takanabe-hc@pref.miyazaki.lg.jp